便利ツール

2025.04.21

Lock Icon 会員限定

WEB会議用イヤホンのおすすめ5選|選ぶ際のポイントも詳しく解説

会議をWEBで行うことが多い今、イヤホンを利用する人が増えてきています。
リモートワークが一般的となり、オフィス以外でWEB会議に参加する機会が増えているためでしょう。
 
イヤホンの使用にはメリットがありますが、WEB会議用のイヤホンを選ぶときには、いくつかポイントがあります。
そこでこの記事では、イヤホンの種類や選び方を解説します。
おすすめも紹介しますので、WEB会議用イヤホンをお探しの方は、参考にしてくださいね。
 

1.WEB会議で使用したいイヤホンの基礎情報


 
PC内蔵のマイクやスピーカーを使ってWEB会議に参加するという人もいますが、イヤホンを使えば発言内容を周囲の人に聞かれずにすみますし、マイク内蔵のイヤホンマイクなら、自分の声を相手に明確に届けられるというメリットがあります。
 
せっかく会議用としてイヤホンを購入するなら、持ち運びのしやすさや性能、耳への負担などにこだわりたいもの。
快適に使えるイヤホンで参加すれば、声が聞こえにくい、耳が痛くなったということもなく、会議に集中できるからです。
 
自分にとって使いやすいイヤホンを見つけるために、まずはイヤホンの基礎情報を見てみましょう。
 

1-1.イヤホンの接続方法2つ

イヤホンの接続方法は、大きく分けてワイヤレスと有線の2つ。
それぞれメリットとデメリットがあるので、特徴を把握したうえで、どちらが自分に合っているか判断すると良いでしょう。
 

1-1-1.ワイヤレス

ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体を繋ぐケーブルや、デバイスなどに接続するイヤホンプラグがないタイプで、デバイスにbluetoothで接続します。
 
使用中にケーブルが邪魔だということがなく、会議などに集中できるでしょう。
また、断線する心配がないうえ、ケーブルが絡まることがないので、持ち運びしやすいことから、ワイヤレスを選ぶという人は多いです。
有線イヤホンで見られるタッチノイズ(ケーブルがモノに触れて発生する雑音)が発生しにくいので、雑音を気にせずWEB会議に集中できるというメリットもあります。
 
また、一度デバイスと接続すれば、イヤホンケースから取り出すだけで自動的に機器とイヤホンが接続されます。
急いでWEB会議に参加するときも便利です。
 
コンパクトで持ち運びしやすいですが、小さい分、紛失するリスクがあります。
また、機種にもよりますが有線イヤホンよりも音質が劣ると言われています。
 
ワイヤレスイヤホンで特に注意したいのが、バッテリー不足と複数の電波がぶつかり合う電波干渉という現象です。
なお、バッテリー不足でも電波干渉を受けた場合でも、接続が不安定になる場合があります。

ワイヤレスイヤホンの紛失予防策
ワイヤレスイヤホンは、耳から落下しやすいためなくさないか気になる人も多いでしょう。
そのような方は、ワイヤレスイヤホンに落下防止のストラップをつけてはいかがでしょうか。
ストラップを装着しておけば耳から外れても落下しないため、紛失を防ぐのに効果的。
また、使わないときはイヤホンを首からさげておくことも可能です。


画像出典:
https://item.rakuten.co.jp/holiday-am/kst07/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_116_0_10002648

商品名:ワイヤレス イヤホンストラップ
価格:880円
カラーバリエーション:8色(PINK/RED/BLUE/PURPLE/GREEN)
サイズ:全長約70cm(ホルダー部分を含む)
差し込み穴直径:約5mm
重さ:約6g
素材:シリコン、マグネット
販売サイト:楽天市場「Holiday A.M.」

1-1-2.有線

有線イヤホンは、Y字の形状をしており、イヤホン本体同士とオーディオとの接続部分をケーブルで繋げたタイプです。
 
有線のメリットは、音質が良く音のタイムラグが生じにくいこと。
前述したように、ワイヤレスイヤホンは電波干渉やバッテリー不足によって電波を拾いにくくなると、接続が途切れることがあります。
しかし、有線の場合は電波干渉による影響をほぼ受けません。
また、充電不要のため長時間のWEB会議でも安心して使用できるでしょう。
 
近年はワイヤレスイヤホンが主流となってきていますが、このようなメリットからあえて有線を選ぶ人も少なくありません。
  
有線のデメリットは、ケーブルが服などに触れるとノイズが発生することや、ケーブルが断線すると使えなくなってしまう点です。
ケーブルが邪魔、絡まってしまって不便だと感じる方もいるでしょう。
 

1-2.イヤホンの主な種類4つ

次にイヤホンの種類を見てみましょう。
イヤホンには次のような種類があります。
 
1.カナル型
2.インナーイヤー型
3.耳掛け型
4.骨伝導型
 
接続方法と同様に、種類によって特徴が異なりますので、自分にとって使いやすいタイプを選ぶことで、快適な環境でWEB会議に参加できます。
 
上記4つのイヤホンの詳細は、次から一つずつ解説します。
 

1-2-1.カナル型

カナル型は耳の穴の奥まで差し込む、耳栓のような形状です。
耳の奥まで差し込むことで細かな音でもしっかりキャッチできるので、WEB会議の会話を聞き漏らしたくないという方におすすめ。
 
また、密閉性が高いので、音漏れしにくいという特長があります。
コワーキングスペースやシェアオフィスなどでWEB会議をする際に、音漏れで周囲に不快感を与える心配をしないで済むでしょう。
 

1-2-2.インナーイヤー型

カナル型イヤホンを使用していると耳が痛くなる方や、長時間のWEB会議会議が多い方はインナーイヤー型なら快適に使えそうです。
耳の入口部分にはめて装着するため、耳が疲れにくい作り。
ただし、カナル型よりも密閉性が低いため音漏れしやすいので、使用する場所を選ぶ必要があります。
 

1-2-3.耳掛け型

耳掛け型は、読んで字のごとくフックがついたイヤホンで、耳にかけて装着します。
動いてもズレにくいので、スポーツをしながら音楽を聴く人に愛用者が多いですが、WEB会議でも活躍してくれそう。
インナーイヤー型同様に耳への圧迫感が少ないので、長時間のWEB会議におすすめです。
 
また、外部の音を拾いやすいので、WEB会議中でも周囲の音をキャッチしたいなら、耳掛け型を選ぶと良いでしょう。
 

1-2-4.骨伝導型

耳にスピーカーを入れず、耳周辺の骨を音によって振動させることによって脳に音を伝えるのが、骨伝導タイプ。
こちらも、耳を塞がないため周囲の音もしっかりキャッチできますし、耳にかかる負担が非常に少ないです。
 
ただし、骨への振動によって伝わる音は、音質が劣る場合があります。
また、音漏れしやすいので利用する際は、周囲の人への配慮が必要です。
 

2.WEB会議用イヤホンを選ぶときのチェックポイント


 
WEB会議用のイヤホンを選ぶときには、価格だけでなく、次のポイントを踏まえると、自分にとって使いやすいものを手に入れられます。
良いと思ったイヤホンを見つけたら、購入する前に次のポイントを満たしているか、チェックを!
 

2-1.自分に合ったタイプか

前述したようにイヤホンは接続方法や種類によって、良し悪しがあります。
どれが自分に適しているかは、使用する人や環境によって異なるので、自分が何を求めているかを明確にしたうえで、タイプを選ぶと良いでしょう。

【状況別・おすすめタイプ】
 
(例)出張や外出が多いならワイヤレス
自宅やオフィス以外でもWEB会議をする機会が多く、イヤホンを持ち運ぶなら、有線よりもコンパクトなワイヤレスが便利です。
 
(例)取引先とのWEB会議なら有線
重要な会議や取引先との商談をオンラインで行う場合、有線を選ぶと安心です。
バッテリー切れの心配も電波干渉による接続の切断も回避できます。
 
(例)1日のWEB会議が多い、または会議が長時間なら耳掛け・骨伝導型
WEB会議が長いなど、イヤホンの使用頻度が高いなら、耳への負担が少ない耳掛け型、骨伝導型がおすすめです。

長時間のイヤホン使用によって引き起こされる、耳鳴りや頭痛、難聴のリスクが気になる方は、耳掛けまたは骨伝導型を利用すると良いでしょう。
 

2-2.マイクが付いているか

WEB会議では、他者の話を聴くだけでなく、自分が発言することもあるでしょう。
そのため、マイクが付いたイヤホンマイクを選ぶことが重要です。
近年のイヤホンの多くはマイクが付いていますが、古い型のものなどマイクがない場合があるので、購入時には必ず確認してくださいね。

2-3.マイクの位置が適しているか

ワイヤレスイヤホンなら、右または左のイヤホンにマイクが内蔵されています。
PCを操作しながらなどハンズフリーで発言できるので、PCで文字を打ちながら話すことが可能です。

一方、有線イヤホンの場合は、コントローラー部分にマイクが搭載されている場合が多いです。
胸元付近にコントローラーを配置するだけで、自分の声を拾ってくれますが、コントローラーを口元に近づけて発言すれば、よりクリアな音で相手に届けられます。
なお、有線イヤホンをWEBで会議で使用するときは、以下の画像のようにイヤホンクリップでコントローラーを胸元に止めると便利です。
コントローラーを固定すれば、コントローラーを探すことなく、すぐに発言できます。
イヤホンクリップはECモールのほか、100均ショップなどでも購入可能です。

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/motto-motto/zak-41971/

2-4.ノイズキャンセリング機能が付いているか

WEB会議をする際、周囲に人がいる、環境音がするといった場合は、ノイズキャンセリング機能が付いているイヤホンを選べば、周囲の音がほとんど気にならなくなります。

ノイズキャンセリング機能とは、イヤホン内蔵のマイクが周囲の雑音を集め、その雑音を消す音を発するもの。
雑音などを気にすることなく、WEB会議に集中できます。

2-5.Bluetoothバージョンと接続機器が合っているか(ワイヤレスの場合)

ワイヤレスイヤホンを使用する場合、Bluetoothのバージョンにご注意ください。
Blouetoothバージョンは、「Bluetooth」の後ろにかかれている「4.0」「5.0」などの数字のことで、数字が大きいほど機能が高いバージョンです。
PCによっては、指定されたバージョン以降のイヤホンでないと、接続できない場合があるので、必ずバージョンを確認しましょう。

尚、以下の図はPCとマウスをBluetoothで接続するケースを表していますが、イヤホンも同様です。

画像出典:https://joshinweb.jp/peripheral/blth21.html


画像出典:https://joshinweb.jp/peripheral/blth21.html

2-6.イヤホンプラグは接続機器に適しているか(有線の場合)

有線イヤホンを購入するなら、イヤホンプラグ(接続端子)のチェックも必須です。
イヤホンプラグとは、ケーブル先端についてある金属部分のことで、デバイスやオーディオ機器のコネクタ部分に差し込むもの。
 
イヤホンプラグは主に3つの種類があります。
 
・3.5mmプラグ

円柱状のもので、オーソドックスタイプなタイプ
 
・lightning

Appleが開発したプラグで、平べったい形状をしており、旧モデルのI-PhoneやI-PadなどのApple社製品で使用する
 
・USB Type-C

PCやタブレットのほかカメラなど、さまざまな電子機器で使用されている
 
イヤホンプラグと接続するデバイスのコネクタ部分が一致していないと使えないので、購入前には必ずコネクタ部分の規格の確認が必須です。
もし、規格を誤って購入してしまっても変換コネクタを利用すれば、異なる規格のものでも接続できます。
 

3.WEB会議におすすめのイヤホン5選


 
最後にWEB会議におすすめのイヤホンを5つ紹介します。
WEB会議に特化したものではありませんが、どれもさまざまな工夫がなされており、快適に会議に参加できそうなものをピックアップしました。
 

3-1.発言多めならAnker Soundcore Life P2 Mini(ワイヤレス・カナル型)


画像出典:https://www.ankerjapan.com/products/a3944?srsltid=AfmBOopSCMIiNPNJoA9dL29dboWmw32Cf36ZwLeaGXGharJ6ue-oYrpi
 
PCやタブレット、スマートフォンなどの周辺機器を開発しており、コストパフォーマンスに優れていると評判のAnkerのイヤホンマイクなら、WEB会議に安心して使用できそうです。
AIノイズリダクションが搭載されており、AIが話者の音声と周辺の雑音を認識して、ノイズを除去し、音声を大きく伝えてくれます。
会議で発言することが多いなら、こちらのイヤホンを選んではいかがでしょうか。

商品情報
価格:4,490円
接続方法:ワイヤレス(Bluetooth5.3)
ノイズキャンセリング機能:あり
最大再生時間:32時間
販売サイト:アンカー・ダイレクト楽天市場店

 

3-2.さまざまな環境に対応可能なSONY LinkBuds S(ワイヤレス・インナーイヤー型)


画像出典:https://www.sony.jp/headphone/products/LinkBuds_S/?srsltid=AfmBOoqjRJtCmmZMZOuHXvROHwX8AGzr3OiRFmztwLwRBXSaryg-NABp
 
あるときはオフィスで、あるときは自宅でなど、WEB会議をする場所が日によって異なるという方は、こちらのSONY LinkBuds Sが便利です。
 
外部の音が聞こえなくなるノイズキャンセリング機能が付いていますが「アンビエントサウンドモード」に切り替えると、周囲の音が聞こえるようになります。
WEB会議をする際の環境によって使い分けられるでしょう。

商品情報
価格:26,400円
接続方法:ワイヤレス(Bluetooth5.2)
ノイズキャンセリング機能:あり
最大再生時間:最大9時間
販売サイト:https://pur.store.sony.jp/headphone/products/LinkBuds_S/LinkBuds_S_purchase/

 

3-3.耳への負担を軽減したいならHUAWEI FreeClip(ワイヤレス・耳掛け式)


画像出典:https://consumer.huawei.com/jp/audio/freeclip/
 
耳への負担が少なく、周囲の音も遮断しない耳掛け式のイヤホンのなかでも、HUAWEI FreeClipは快適にWEB会議ができそうです。
1万人以上の人の耳のデータと人間工学に基づいて、何百回も装着テストを行い、さまざまな形状の耳にフィットするつくり。
さらに片耳5.6gと軽量です。
長時間耳にかけていても、耳が痛くなったり疲れてしまったりすることを防げるでしょう。
 
また、届いた音の波形と逆の状態の音波を発して音を打ち消すことで、音漏れを抑えてくれるので、音漏れを気にすることなく、会議に集中できます。
 

商品情報
価格:24,460円
接続方法:ワイヤレス(Bluetooth5.3)
ノイズキャンセリング機能:-
最大再生時間:最大8時間
販売サイト:HUAWEI 公式楽天市場店

 

3-4.移動中でも使えるOPENRUN(ワイヤレス・骨伝導)


画像出典:https://jp.shokz.com/products/openrun
 
OPENRUNはスポーツ用の骨伝導イヤホンですが、WEB会議でも活躍してくれるはず。
発言者の音声と周囲の雑音を分離するシステムやマイクを搭載しているので、自分が発言した音声をクリアに相手に届けられます。
 
最大再生時間は、なんと10日!
さらに、急速充電が可能で10分の充電で最大1.5時間使用できるので、急なWEB会議にも対応可能です。
出張の移動時などに、発言はしないけれどWEB会議に参加するというときにも使えます。
 

商品情報
価格:17,880円
接続方法:ワイヤレス(Bluetooth5.1)
ノイズキャンセリング機能:有
最大再生時間:最大10日
販売サイト:https://jp.shokz.com/products/openrun

 

3-5.音声を確実に聞き取りたいならMarshall Mode EQ(有線・カナル型)


画像出典:https://marshall.kanjitsu.com/product/mode-eq-black-and-brass/
 
こちらは、イギリスのギター・アンプメーカー「MARSHALL(マーシャル)」が開発したイヤホン。
特徴は、イコライザーが付いており、音質を変えられることです。
中低音を強調した温かみのある音と、中音域と高音域を強調したハッキリした音とに切り替えられます。
WEB会議で話者の声に合わせて使い分ければ、音声をしっかり聞きとれ、聞き逃さずに済みそうです。
 
また断線しにくい点もこのイヤホンの特長です。
プラグ部分がL字になっており、ケーブルが折れ曲がることによってかかる負担を軽減し断線を防いでくれます。
さらに、プラグとケーブルのつなぎ目が金属でカバーされているので、耐久性も高いです。
 

商品情報
価格:10,980円
接続方法:有線
ノイズキャンセリング機能:-
販売サイト:MARSHALL 楽天市場店

まとめ:会議用イヤホンは適したものを選んでWEBミーティングに集中しよう

 
会議用のイヤホンマイクを選ぶときには、まず会議に参加する際の環境や状況などを明確にするのがポイントです。
そうすれば、自ずと選ぶべきイヤホンが見つけられます。
 
自分にとって最も適したイヤホンを使って会議に参加することは、コミュニケーションを円滑にする手段です。
相手の発言をしっかりキャッチできますし、自分の発言を明確に相手に届けられます。
それによってより有意義な会議になるでしょう。
イヤホンを購入する前には、この記事で紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

Lock Icon

この記事は会員限定です

会員登録すると続きをお読みいただけます。