起業を志す人へのノウハウやアドバイスを提供する本は多くあります。
ですが、一体何から読んでよいのか、そして何が今の自分に役立つ情報なのか分からないと感じている方も多いかもしれません。
そこで本記事では、起業時に抱えがちな悩みやシチュエーション別に、知識が学べるおすすめ本を厳選してご紹介します。
忙しいビジネスパーソンでも移動中などに気軽に知識を身につけられるAudibleなどの音声コンテンツがある場合は、合わせて情報を掲載しているので、ぜひ活用してみてみてください。
1.起業を考える人こそ本を読もう!思考力を養う読書習慣
起業を志す方にとって、時間は貴重なもの。
ビジネスの成功に向けて走り続けるなかで「限られた時間の中だからこそ有益な本を読みたい」と思うのは当たり前のことですよね。
起業に関する本の中には、読んですぐに実践できる具体的なノウハウが学べるものから、
モチベーションを上げてくれるものまで、様々な良書が出版されています。
また、読書は思考力を養い、コミュニケーション能力や共感力などを高めると言われていますから、今回ご紹介する本を読むだけでも起業にきっと役立つはず時間となるはずです。
たとえば、読書をすることによって語彙力や複雑な出来事を具体化してわかりやすく伝える力がつけば、起業家として多方面で交渉する際に相手を説得させるための大きな力となります。
こうした時に読書で培った知識が会話をする上で役立つシーンも多くなります。
起業の知識をつけながら、夢や目標実現に近づく一歩を踏み出せる書籍を次の章からご紹介します。
2.起業プロセスや戦略策定の知識が身につく3冊
起業する上で大切なのが「どのようなビジネスモデルで」「どのような成長戦略を描いて」ビジネスを成長させていくかです。
まずは、起業をする上で大切なプロセスや戦略の立て方を学べる本をご紹介します。
2-1.『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』
画像出典:Amazon
「スタートアップの教訓」というブログで有名なアントレプレナーである著者のエリック・リース氏は、
自身も起業家であると同時に、様々な起業家にアドバイスをしてきた経歴を持ちます。
同氏が書いたこの本は、ムダを最小限に抑えながら素早くビジネスを成長させるという視点から、
スタートアップの初期フェーズに特化したマネジメントや会計などについて解説した1冊です。
タイトルにもなっているリーンスタートアップとは、新規事業の成功確率を高めるためのスタートアップ手法の一つ。
この手法をもとに、小さな仮説を立てて、最低限の製品やサービスを生み出しながら、
顧客の反応を細かく確認し改善を繰り返していく「検証による学び」を軸としたマネジメント方法を解説しています。
「完璧主義を目指しすぎて起業に踏み出せない」と悩む人にとっては目から鱗の考えと出会えるかもしれません。
また、起業家にとって、資源が限られている中でのスタートアップは少しでも無駄をなくしたいからこそ、
リーンスタートアップという手法は大きな後押しとなることでしょう。
シリコンバレーで実際に起業してきた著者の言葉には説得力があります。
『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』
出版社:日経BP
著者:エリック・リース著、井口耕二 訳
価格:1,980円
リンク
(楽天):https://books.rakuten.co.jp/rb/11613723/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon)https://amzn.to/4kbeJom
(Audible)ー
【Audible版もチェック】『THE LEADER’S GUIDE リーンスタートアップ式 新時代の組織を作る方法 超実践編』
エリック・リースがリーンスタートアップについて解説した書籍の中でも、Audibleで聴けるのがこちらの1冊。
Audibleオリジナルコンテンツとして配信されているので、書籍よりも音声コンテンツの方が使いやすいという方はぜひチェックしてみてくださいね。
『THE LEADER’S GUIDE リーンスタートアップ式 新時代の組織を作る方法 超実践編』
著者:エリック リース
Audible配信リンク:https://www.audible.co.jp/pd/THE-LEADERS-GUIDE-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E5%BC%8F-%E6%96%B0%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E8%B6%85%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%B7%A8-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF/B0BDFPWQ5Z?qid=1744869853&sr=1-1&ref_pageloadid=not_applicable&pf_rd_p=051ed80d-7075-4d26-8156-6887bfda8699&pf_rd_r=FRCZWTYQJXN1Q01M6HBG&plink=fiUTBdRA9bLDLu5c&pageLoadId=MB0rEACyoZV9hgV5&creativeId=c268f6e0-1726-4b9a-b0bc-86e06ad44ad2&ref=a_search_c3_lProduct_1_1
2-2.『起業の科学 スタートアップサイエンス』
画像出典:Amazon
起業をしたいけれど何から始めたらよいかわからない人も、起業に向けた一歩を踏み出した人も、
いつもそばに置いておきたい起業の辞書のような1冊が『起業の科学 スタートアップサイエンス』です。
他の起業企業に関する本と大きく違うポイントは、やるべきことや考えるべきこと、そして手法が時系列順に紹介されていることです。
著者の田所雅之氏は、日本とシリコンバレーでスタートアップを立ち上げてきただけでなく、
起業内の新規事業立ち上げやスタートアップへの投資家としても活躍してきた人物。
起業に関するノウハウが数多く溢れている中で、スタートアップの成長過程ごとに何をするべきかを教えてくれています。
スタートアップの成功確率を高めるためのお守りであり、道標となってくれる1冊となることでしょう。
『起業の科学 スタートアップサイエンス』
出版社:日経BP
著者:田所 雅之
価格:2,530円
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(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/15109592/?l-id=item-c-relation-02
(Amazon)https://amzn.to/3GREpbb
(Audible)ー
2-3.『成功確率が格段に上がる起業の準備 起業は準備で9割決まる!』
画像出典:Amazon
どんなに念入りに準備をしても、起業は不測の事態の連続です。
準備不足や想定外の出来事で苦労してしまうことはあるのが当たり前。
だからこそ、少しでも起業時のリスクや苦労を減らすために、起業前に知っておきたい準備段階の大切さを、
実践的なアドバイスも踏まえて紹介されているのがこちらの1冊です。
起業に関する本の多くが、体験談や起業後の考え方やテクニックに多くページを割いているなか、
本著は準備段階に焦点を当てているのがユニークなところ。
リスクのない範囲でどうやって起業の可能性を探るのか、検証するための準備や検証方法のヒントについても紹介されていますので、
成功確率を上げるための戦略を考えたい人はぜひ読んで欲しい1冊です。
『成功確率が格段に上がる起業の準備 起業は準備で9割決まる!』
出版社:かんき出版
著者:黒石 健太郎
価格:1,650円
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(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/17664406/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon)https://amzn.to/3YFDTTN
(Audible)ー
Audible(オーディブル)やaudiobook.jpなどの音声コンテンツは、移動中にも起業に関する本からのインプットができる便利なツール。
特にAudibleはビジネス書のラインナップも豊富。
また、Audible(オーディブル)などの音声コンテンツで配信されていない本も、Kindleの機能を活用すれば音声で聴けます。
Kindleで読みたい本を購入したら、アプリからアシスト機能を活用すれば音声で文章を読み上げてもらえます。
3.資金調達の知識が身につくファイナンス本2冊
起業における悩みの種の一つが資金にまつわることです。
いかに資金を調達するのか、そして起業後の経営に悪影響やリスクを与えないためにどのようなことを知るべきなのか、読んでおきたい書籍を2冊ご紹介します。
3-1.『起業のファイナンス 増補改訂版』
画像出典:Amazon
ベンチャー起業家にとって、避けては通れない資金調達や投資家との交渉術などを学べる1冊を探しているなら、まずはこの本から読んでみてください。
ビジネスや起業などにまつわる知識を紹介している有名ブログ「isologue」の執筆者である著者は、起業にまつわるファイナンスの第一人者。
ベンチャーファイナンスの全体像をしっかりと把握しながら、事業計画書の作り方やストックオプションの基本から、
ストックオプションの適切な発行数の考え方、さらには投資家との交渉術、そして優先株式の活用方法などが紹介されています。
企業のファイナンスに関する書籍は多くありますが、ベンチャー特有のファイナンス事情も踏まえて解説しているので実用的な知識を網羅的に身につけられます。
『起業のファイナンス増補改訂版』
出版社:日本実業出版社
著者:磯崎哲也
価格:2,530円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/13011882/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon) https://amzn.to/44VxZlx
(Audible)
【Audible版もチェック】『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』
『起業のファイナンス増補改訂版』著者の磯崎氏が、エクイティ・ファイナンスについて詳しく書いている1冊です。
起業後のビジョンや成功までの道筋を描くために、新株を発行した資金調達を考えている人は、
こちらの本を読んでみましょう。audiobookでも配信されています。
『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』
出版社:ダイヤモンド社
著者:磯崎哲也
audiobook配信リンク: https://audiobook.jp/product/271473
3-2.『VCの教科書: VCとうまく付き合いたい起業家たちへ』
画像出典:Amazon
起業家にとって、資金調達をする上で存在を無視できないのがベンチャーキャピタル(VC)です。
ベンチャーキャピタルは、ベンチャー企業に出資して株式を取得し、その企業が上場したら株式を売却することで利益を得ている投資会社やファンドのこと。
スタートアップ後に更なる成長を目指すための資金調達で、ベンチャーキャピタルを活用したいなら、
まずは投資家たちが何を考え、どう投資先を決めているのかを知る必要があります。
本著では、アメリカのベンチャーキャピタル事情に精通した著者が、資金調達の方法やリスクなども踏まえて、資金計画に必要なエッセンスを解説しています。
アメリカにおけるベンチャーキャピタルの投資基準や銀行との違いなども触れられていますので、
海外でスタートアップを考えている人もきっと参考になることでしょう。
『VCの教科書: VCとうまく付き合いたい起業家たちへ』
出版社:東洋経済新報社
著者:スコット・クポール 著、庭田よう子 訳
価格:3,080円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/16425412/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon) https://amzn.to/3FdeJ8k
(Audible)ー
4.起業家の必須知識となるブランディングと販促を学べる3冊
どのような事業を展開するにせよ、起業家として知っておかなければならないのがブランディングやマーケティングに関する知識です。
特に競合との差別化や戦略を考える上で、ビジネスの立ち位置を明確にするためにブランディングはしっかりと戦略的に考えておきたい部分です。
また、売り上げを上げるためのマーケティングに関する知識も、事業計画を考える上で踏まえておきましょう。
4-1.『手にとるようにわかる ブランディング入門』
画像出典:Amazon
ベンチャー企業にとって、資金や実績がない中で戦うためにも武器にしたいのが起業ブランディングです。
この本は、「ブランディングとは何か」から始まり、対外的なブランディングにとどまらずインナーブランディングまで網羅的に学べる1冊です。
特に人材獲得が難しいと言われている今。
社内に対して、事業の姿勢や価値観、そして目指すべき姿をしっかりと浸透させるためにインナーブランディングは欠かせません。
ブランディングをするためには何が必要なのか、どのようなことをするべきかなど、基本を学べる1冊として読んでみてはいかがでしょうか。
『手にとるようにわかるブランディング入門』
出版社:東洋経済新報社
著者:金子大貴、一色俊慶
価格:1,760円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/17277351/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon)https://amzn.to/4dqTdK3
(Audible)ー
4-2.『影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理』
画像出典:Amazon
起業時の仲間集めや投資家の説得、顧客へのマーケティングなど人の心をいかに引き込むことができるかどうかは、
スタートアップ成功を大きく左右する要素です。
だからこそ、知っておきたいのが「人はなぜ心を動かされて行動するのか」という社会心理学です。
たとえば「無料で試供品をもらうと、つい買わなければいけない気がしてきて商品を購入してしまった」という経験のある方は多いかもしれません。
「それっていったいなぜだろう?」「事業に活かせないかな」と思ったら、ロバート・B・チャルディーニ氏が書いた
『影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理』を手にとってみてください。
この本では、社会心理学をベースにしながら、人や組織を動かすための7つの法則が解説されています。
希少性に対する心理や、コミットメントと一貫性、社会的証明などこの本で紹介されている7つの原理は、
「言われてみれば確かにそうかも」と思うことばかりです。
起業家にとって、多くの協力者を巻き込み、新たな顧客を創出するためには、一人でも多くの人の共感やアクションが欲しいもの。
だからこそ、経営が軌道に乗ったあとも役立つ知識を身につけてみましょう。
起業家が、大きく成長するために常に近くに置いておきたい知識が詰まった1冊です。
『影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理』
出版社:誠信書房
著者:ロバート・B・チャルディーニ
価格:3,190円
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(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/17597506/?l-id=search-c-item-text-01
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(Audible)ー
4-3.『コトラーの起業家的マーケティング 伝統的手法から脱して創造性とリーダーシップ』
画像出典:Amazon
マーケティングについて学ぼうと思ったことがある人なら、一度はその名を聞いたことがあるくらい有名なフィリップ・コトラー。
同氏の新著として2025年4月に発売されたのが、起業家的なマインドセットがマーケティングには必要であるというメッセージが込められた1冊です。
起業を志すなら、そんなコトラー氏がなぜ起業家マインドがこれから必要だと考えるのか、知りたいのではないでしょうか。
起業家の持つ柔軟で革新的なマインドをもとに、起業家的なアプローチでどのような方法を取っていくべきかが学べる同著は、
これからの時代に必要なマーケティング戦略を学べる1冊として、お守りのように側に置いておきたい1冊です。
『コトラーの起業家的マーケティング伝統的手法から脱して創造性とリーダーシップ重視型アプローチへ』
出版社:朝日新聞出版
著者:フィリップ・コトラー ほか
価格:2,970円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/18155807/?l-id=search-c-item-text-10
(Amazon)https://amzn.to/4dgQyCL
(Audible)ー
5.起業のモチベーションを上げる2冊
起業家にとって、事業を立ち上げて軌道に乗せるまでの過程は楽しくもあり、大変なこともたくさんあります。
ときには自分自身の心が折れてしまいそうになることも、あるかもしれません。
そこでここでは、起業家がモチベーションを上げられるような、読んでいて楽しくためになる本を2冊ご紹介します。
5-1.『ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉』
画像出典:Amazon
起業家による自伝や体験談は多く目にしますが、その多くが創業アイデアが生まれた瞬間や成功したときなど、フォーカスされるのはドラマティックなシーンです。
ですが、スタートアップは地味な努力の積み重ねであり、表に出ない起業家の苦悩や苦労こそ、起業をする人にとって知りたい部分かもしれません。
この本は、そんな起業から成功までの「間」にあるトラブルやエピソードを、アドバイスと共に紹介しています。
困難に直面したときこそ、ページを開くことでまたモチベーションを高めて事業を育てることに集中できるようになるはずです。
また、実際にトラブルに対峙したときの対処法など知識面での充実度も高い1冊となっています。
『ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉』
出版社:英治出版
著者:スコット・ベルスキ
価格:2,750円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/18083038/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon)https://amzn.to/43l6LlN
(Audible)ー
5-2.『ザッポスの奇跡改訂版 アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略』
画像出典:Amazon
アメリカで最も売れているネット靴屋さんの一つとして知られるザッポスの経営者、
トニー・シェイの提供するサービスや採用活動、研修方法などが紹介されている1冊です。
ザッポスのビジョンに共感する社員がなぜ集まるのか、なぜみんなイキイキと働けているのかを知ることで、
起業の夢を「自分も」とふるい立たせる力になるはずです。
「起業することに疲れてしまったかもしれない・・・」と感じたら、この本に書かれているポジティブな言葉や事例を参考に、
もう一度起業する前のワクワクを思い出してみてください。
また、起業に不安を感じたときに、自分を勇気づける1冊としてもきっと支えとなってくれることでしょう。
『ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~』
出版社:廣済堂出版
著者:石塚しのぶ
価格:1,616円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/6909317/?l-id=search-c-item-text-01
(Amazon)https://amzn.to/43aQpfh
(Audible)https://www.audible.co.jp/pd/%E3%82%B6%E3%83%83%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF/B0D8J93MSW?qid=1744872155&sr=1-1&ref_pageloadid=not_applicable&pf_rd_p=051ed80d-7075-4d26-8156-6887bfda8699&pf_rd_r=5WMA910G711TT1QXYKSX&plink=mLqpLXrQAOA7u2nH&pageLoadId=srnHdmOLoAve6kOz&creativeId=c268f6e0-1726-4b9a-b0bc-86e06ad44ad2&ref=a_search_c3_lProduct_1_1
6.起業家なら知っておきたい目標実現の知識と教養を学ぶ2冊
起業家にとってもっとも求められる力の一つが、目標を実現する技術です。
世の中には、目標達成のためのさまざまなアプローチ方法やマネジメント術が溢れています。
ここでは古典的な手法として長年多くのビジネスパーソンから支持されている技術に加えて、ノート1つで始められる方法を紹介した書籍もご紹介します。
6-1.『完訳7つの習慣 人格主義の回復』
画像出典:Amazon
成果を出すための「自分を変える」アプローチなどが学べる目標達成の名著として、
起業家なら存在だけでも知っておきたいのが「7つの習慣」です。
7つの習慣で説かれているメソッドを用いたフランクリン・プランナー手帳でその存在を知っている人も多いかもしれません。
経営者にとって、知っておきたい目標達成の技術を学ぶなら、
そして人生哲学とも言える道標が欲しいなら、知っておいて損はない考え方です。
例えば、7つの習慣では「主体的であること」や「終わりを思い描くことから始める」こと、
そして「最優先事項を優先すること」などさまざまな考え方の基本ルールがあります。
このルールを知れば、きっと明日から何をするべきかを考える道筋が見えてくるはずです。
『完訳7つの習慣 人格主義の回復』
出版社:キングベアー出版
著者:スティーブン・R・コヴィー
価格:2,420円
リンク
(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/12453629/?l-id=search-c-item-text-02
(Amazon)https://amzn.to/4iYRhtl
(Audible)
https://www.audible.co.jp/pd/1%E5%B7%BB-7%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81-%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B31%E4%B8%BB%E4%BD%93%E7%9A%84%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%86-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF/B014GSN8SW?qid=1744872534&sr=1-1&ref_pageloadid=not_applicable&pf_rd_p=051ed80d-7075-4d26-8156-6887bfda8699&pf_rd_r=92Q26D4FWYKJNGTT1GV2&plink=KaSmj0NK1Hjwe4Iv&pageLoadId=0Ce4qTPl16Du9pOw&creativeId=c268f6e0-1726-4b9a-b0bc-86e06ad44ad2&ref=a_search_c3_lProduct_1_1
6-2.『起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ』
画像出典:Amazon
起業しようと思ってから、準備を進め具体的にアクションを起こし、起業を成功させるまでにやるべきことはたくさんあります。
「一体何から始めればいいのか…」と迷ったら、まずは1冊のノートに思ったことやゴールなどを書き出してみてください。
この本では、ノートを使って何を始めるべきか、そしてどう準備していくかを、
起業家向けの目標達成のための「起業ログ」という形で紹介しています。
『起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ』
出版社:ダイヤモンド社
著者:上野光夫
価格:1,650円
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(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/12397698/?l-id=search-c-item-text-02
(Amazon)https://amzn.to/4j0KuPK
(audiobook)https://audiobook.jp/product/233304
まとめ 本を味方につけて起業の知識や教養を成功に活かそう!
起業家が日々向き合わなければいけない、ビジネス成功のための決断や戦略策定は、時として不安がつきもの。
そんな不安な気持ちや、「何から始めればいいのか」という戸惑いを解消し、力にしてくれるのが、今日ご紹介した本たちです。
本を読むことで得られる知識と、実際に肌で体験した生の経験を掛け合わせれば、
きっとご自身のビジネスが大きく羽ばたくことでしょう。
起業に役立つ本が数多くある中で、何から読めばいいか分からないという方が、
この記事を通じて少しでも役に立つヒントや知識と出会い、ビジネスの成功に一歩踏み出せるきっかけとなりますように!
今回ご紹介した本をぜひ参考にしてみてくださいね。