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2018.09.25

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海外用モバイルWiFiはどう選ぶ?主要5社のサービスを徹底比較

海外出張時に役立つツールの1つが、海外用のモバイルWiFiルーターです。
しかし、海外用モバイルWiFiルーター端末を貸し出している事業者は複数あるため、どこを選べばいいのか迷ってしまうという場合もあるでしょう。
そこで、この記事では主要な5つの事業者を取り上げ、その特徴を解説していきます。

ビジネスパーソンに必須のWiFi環境!サービスはどう選ぶ?

海外に出張した際、仕事のための情報収集やスケジュール管理、翻訳などを行うには、WiFi環境が必須だといえます。
また、自分のスマートフォンやノートパソコンなどを、いつでもどこでも安全にインターネットへと接続するためにも、海外用モバイルWiFiルーター端末は必要不可欠です。
ただし、海外用モバイルWiFiルーター端末のレンタル事業者は数が多く、料金プランをはじめとしたサービス内容に違いがあります。
そのため、レンタル事業者を選ぶ場合は、各社のサービス内容について、慎重に比較・検討することが重要です。

海外用モバイルWiFiルーター端末レンタルサービスの主要な事業者としては、「イモトのWiFi」「グローバルWiFi」「Wi-Ho!」「JAL ABC」「グローバルモバイル」の5社が挙げられます。
ここでは、各事業者の特徴やサービスを紹介していくので、自分に合った事業者はどこなのか、しっかりとチェックしましょう。

1.イモトのWiFiの特徴

イモトのWiFiは、オプションプランが豊富で、割引キャンペーンも頻繁に実施されているのが特徴です。
料金プランには、1日単位の定額制が採用されています。
具体的な料金は、利用する国や地域、通信速度、1日に使用可能なデータ容量によって異なります。
たとえば、アメリカ本土で利用する場合の1日の料金は、「3G・500MB」で980円、「3G・1GB」なら1280円です。
また、「4G・500MB」で1580円、「4G・1GB」では1880円となっています。
30日パックのプランもあり、「3G・500MB」の30日利用で1万9200円、「4G・500MB」の30日利用なら2万8000円です。
また、受取手数料やキャンセル料金、延滞料金などが別途必要になることがあります。

支払い方法は、インターネットでのクレジットカード決済となります。
受け取り方法は、宅配便、空港カウンターでの受け取り、東京本社での受け取りから選択可能です。
通信は3Gと4Gに対応しています。
利用できる国と地域は、北アメリカ、中央・南アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどです。
東アジア、東南アジア、中東、アフリカにも対応しています。
ほかにも、ハワイ、グアム、サイパンで利用できます。

2.グローバルWiFiの特徴

グローバルWiFiは、通信の安定性に定評がある事業者です。
全世界の30社以上の通信会社と契約し、高速インターネット通信を実現しているのが特徴です。
料金プランは1日当たりの定額制で、ルーターを各地の空港で受け取ることができます。
料金は、利用する国や地域、通信速度、1日に使用可能なデータ容量によって決まります。
たとえば、カナダでの1日の利用料金は、「3G・250MB」で870円、「3G・500MB」で970円です。
さらに、「4G・250MB」なら970円、「4G・500MB」で1170円、「4G・1GB」では1470円になります。
それから、安心補償パック料金、オプション料金などが必要です。

支払い方法は、クレジットカード決済、コンビニ・郵便局・銀行でのあと払い、請求書払いの3つから選べます。
受け取り方法は、宅配便、空港カウンターでの受け取り、現地での受け取りの3種類です。
通信は3Gと4Gに対応しています。
利用できる国と地域は、北アメリカ、中央・南アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどです。
また、東アジア、東南アジア、中央・南アジア、西アジアにも対応しています。
中東、アフリカ、ハワイ、グアムでも利用可能です。

3.Wi-Ho!の特徴

Wi-Ho!は、世界90カ国以上で使える周遊プランが魅力の事業者です。
さまざまなニーズに応えるプランがあり、定期的に割引キャンペーンも行っています。
料金プランは1日当たりの定額制が採用されており、利用する国や地域、通信速度、1日に使用可能なデータ容量によって料金が変動します。
たとえば、ベトナムで利用した場合の1日の料金は、「3G・300MB」で390円、「3G・500MB」なら690円です。
「4G・300MB」では850円、「4G・600MB」で1150円、「4G・1GB」は1350円、「4G・無制限」なら1950円となっています。
加えて、あんしん保証料金や商品手配手数料などがかかります。

支払い方法は、クレジットカード決済です。
受け取り方法は、宅配便と空港カウンターでの受け取りから選べます。
通信は3Gと4Gに対応しています。
利用できる国や地域は、北アメリカ、中央・南アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどです。
それから、アジア、中東、アフリカでも利用できます。
グアム、ハワイにも対応しています。

4.JAL ABCの特徴

JAL ABCは、1日のデータ使用量が無制限で、料金体系がシンプルなのが特徴です。
料金プランは1日当たりの定額制で、利用する国や地域、通信速度によって料金が異なります。
たとえば、オーストラリアでの1日の利用料金は、「3G」で1150円、「4G」なら1250円です。
また、オプション料やキャンセル料、安心補償料金や送料などがかかる場合があります。
支払い方法は、クレジットカード決済となります。
受け取り方法は、宅配便と空港カウンターでの受け取りから選択可能です。
通信は3Gと4Gに対応しています。

利用できる国と地域は、北・中央・南アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどです。
アジア、ハワイにも対応しています。

5.グローバルモバイルの特徴

グローバルモバイルは、料金プランの安さに定評がある事業者です。
利用できる国は少ないものの、各国に特化した専用ルーターが用意されています。
料金は、利用する国や地域、そしてその国や地域に対応した専用ルーターの選択、プランの選択などによって変わります。
たとえば、出張先がハワイで、ハワイ専用無制限WiFiルーター「スーパーアロハデータ」を利用した場合、デイリープランなら1日930円です。
マンスリープランを選ぶと、1カ月間で2万1000円となります。
また、別途オプション料金が必要です。

支払い方法は、クレジットカード決済です。
法人契約なら、請求書払いができる場合もあります。
受け取り方法は、宅配便、空港カウンターでの受け取りから選択可能です。
国や地域によっては、現地で受け取れる場合もあります。
通信は多くの専用ルーターが4G対応となっていますが、ルーターによっては3G対応や2G対応のものもあります。
専用ルーターが利用できるのは、アメリカ、ハワイ、イギリスなどです。
それから、インド、シンガポール、カンボジアにも対応しています。
タイ、ベトナム、台湾でも利用可能です。
加えて、中国、韓国、香港でも使えます。
ただし、複数国対応のルーターを使うことで、ほかの多くの国でも利用できます。

通信料が大容量のWi-Fiルーター

通信料が大容量のWi-Fiルーターは「イモトのWiFi」です。

4G対応で通信料は1日あたり500MBと大容量。
成田・羽田・関空・中部国際・新千歳・福岡で受け取りできるので利便性抜群!
日本語サポート、補償最安など老舗ならではの安心感。
初心者にもおすすめです。

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