1300年の歴史がある美しい温泉地を有し、多くの自然に恵まれた石川県加賀市。
2022年には「デジタル田園都市健康特区」として国家戦略特区にも指定され、
NFTを利用したバーチャルレジデンス「e-加賀市民」の実証実験なども実施中。
市内にはインターネット設備を完備したコワーキングなどが増加中で、
IT技術者にはもちろん、それ以外の、リモートワークの理想的な舞台となっています。
この記事では、1年で20回以も東京ー加賀市を往復した筆者が、加賀市でリモートワークする魅力を最大限に引き出しながら、
ストレスフリーな時短＆効率アップを実現するハック術をご紹介します。
心身ともにリフレッシュできる加賀市でのリモートワーク体験を、ぜひお試しください！
東京から加賀市へ入るルート
東京から加賀市へのアクセスには主に2つのメインルートがあります。
どちらも便利で、旅行者やリモートワーカーにとって使い勝手が良いルートです。
1-1.飛行機ルート
まず、羽田空港から小松空港までの飛行機に乗ります。
羽田空港から小松空港までの直線ルートは東京から名古屋までとほとんど変わりません。
飛行所要時間は約1時間弱。思ったより近くないですか？
小松空港からは、バスの他に、カーシェアやレンタカーを利用して加賀市に向かうことができます。
車での所要時間は約20分程度です。
2-2新幹線ルート
東京駅から北陸新幹線に乗り、金沢駅まで約2時間半で到着します。
金沢駅からJR北陸本線に乗り換えて加賀市内の加賀温泉駅や大聖寺駅に向かいます。
所要時間は約60分。2024年には北陸新幹線が加賀温泉駅まで延伸予定。
どちらのルートも、東京から加賀市へのアクセスをスムーズに行えるため、リモートワーカーや観光客にとって便利です。
筆者は主に飛行機ルートを利用することの方が多いのですが、その理由はやはり時間短縮。
以下のライフハックも主に飛行機移動に関するものになります。
航空＆空港ライフハック
飛行機で移動するときには、空港や航空会社の特性をよくわかって使い倒すと非常に便利です。
ここでは空港や航空会社のライフハックについて紹介します。
2-1.羽田はスマートレーンを通り抜けるべし
リモートワーカーにとって、パソコンは生命線。場合によっては複数台のノートPCがカバンに入っていることもありますよね。
私も、多い時にはノートPC２台にタブレットPCとモバイルバッテリーが入っていることもあります。
そうなると大変なのが保安検査場通過です。
特に冬場はジャケットなども大きいですから、保安検査場でパソコンを取り出すだけでも重労働になってしまいます。
ですが、羽田空港にはオリンピックを契機としてスマートレーンが導入されているのです。
このスマートレーンは本当に優れモノで、ノートPCやをカバンの中に入れたまま通り抜けることができます。
空港が混んでいるときもこのスマートレーンをちゃんと狙って通ることが重要。
プライオリティ専用ゲートよりも速いんですね。
ANAはA, B保安検査場が速い！
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/airport-guide/domestic/each_airport-info/smart_lanes/
JALはB, C, E, F保安検査場が速い！
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/smartsecurity/
2-2.到着便でもつかえるカードラウンジ
カード会社のゴールドカード以上を持っているとつかえるカードラウンジ。
地方空港などを利用するときは本当に便利ですよね。実は保安エリアの外にあるカードラウンジは到着便でも利用することができます。
小松空港にあるカードラウンジ「スカイラウンジ白山」も到着便でもつかえます。
ラウンジは出発便の前には混みますが、出発便が行ってしまうと空いている事が多いのでねらい目。
到着後すぐにオンライン会議がある場合なども安心です。
まずはスカイラウンジ白山で一仕事してからゆっくり加賀市に向かうなどはいかがでしょうか。
仕事に疲れたら空港の展望台に登ってみるのもあり、
小松空港は運が良いと自衛隊機が飛び立つのを見ることが出来たりもしますので、航空機好きにはたまらないですね。
2-3.ラウンジではSiriに時間管理を依頼するハック術
たまに空港内ラウンジや待合室で仕事に没頭してしまうと、搭乗時刻に間に合わなくなりそうになることがあります。
筆者も気づいたら時間ギリギリになってしまい、慌てて飛び乗るということを何度も経験しています。
羽田空港になると特に搭乗便の時間を自分で管理する必要がありますよね。
しかも搭乗口がターミナルの端だったりすると、空港内を何百メートルもダッシュすることに。
その時はSiriにちゃんと「時間になったら教えて」「搭乗が始まったら教えて」と伝えておきましょう。
アンドロイドの場合はGoogle Assistantですね。単純なアラームでもOKです。
ちゃんと時間になったら教えてくれるようにしておけば、便に乗り遅れるということもなくなるはずです！
2-4.航空会社選びのハック術
航空会社の選び方についてもハック術があります。
旅程を組む時は往復同じ航空会社で固めがちですが、思いっきりこだわりを捨ててみてはいかがでしょうか。
羽田空港から小松空港に行く場合、早めの時間に到着したい場合はJALの方が良かったりします。
でもゆっくり行きたいときはANAが良いということも。逆に帰りの便もJALとANAで微妙に時間が違ったりします。
往復同じ航空会社でなければいけないというバイアスさえ捨てれば、フレキシビリティが増大します。
また、JALもANAも昼間の便があまりないので、その場合は新幹線まで混ぜて考えましょう。
おすすめは両方の株主優待券を財布に入れておくこと。
出発の20分前に小松空港に到着すれば、どちらか早い方のチケットに変更して時間効率化なんてことも可能になります。
小松空港から加賀市への移動ハック術
3-1.タイムズカーシェアハック
小松空港から加賀市への移動については、タイムズカーシェアがとても便利です。
このタイムズカーシェアは空港内の関係者駐車場に設置されています。
出口からとても近いので、降機してから5分後には車に乗ることが可能です。
カーシェアは、価格が安いというのはもちろん、レンタカー屋さんが閉店した後の夜遅い時間の到着便でも貸し出しや返却が可能という点が魅力です。
ただし、このステーションはWebからしか予約できない仕様となっています。
スマホアプリからは出てこないので注意。また、車種は選べますが、車両の確定は使用開始の直前です。
空港に着いた頃にナンバーを知らせる確定メールが来るようなイメージです。
タイムズカーシェアのステーション詳細はこちら。
https://share.timescar.jp/view/station/detail.jsp?scd=IR88
3-2.レンタカーハック
空港にはレンタカー屋さんもあります。例えばトヨタレンタカーだとスポーツカーなどが借りられることもあります。（値段は高めですが）
加賀市内の九谷ダムや県民の森などのドライブが楽しめますね。
さらにレンタカーのハック術として、小松空港で借りて金沢駅で返しても手数料無料・連絡不要という利点があります。
（トヨタレンタカーの場合。詳細は変更される可能性があるので念のためご自身でご確認ください）
飛行機に乗り遅れてしまった場合も、慌てず金沢駅まで向かって返却なんてことができるのもレンタカーの利点です。
小松空港のトヨタレンタカーの詳細はこちら。
https://rent.toyota.co.jp/sp/shop/detail.aspx?rCode=64201&eCode=003
3-3.羽田空港の駐車場ハック術
”羽田空港の駐車場は混んでいるから車で行かない方が良い”と思っていませんか？
私もそう思っていました。でも、それは普通の旅行をする場合なんです。
リモートワークのために加賀市に行く場合、普通の旅行客とは逆の動きになります。
ゴールデンウィークは東京の自宅で過ごし、最終日の夜便でリモートワークのために加賀市入りする、と言った感じです。
例えば、月曜日からリモートワークするために日曜日の夜便で加賀市に向かう場合、羽田空港の駐車場が空き始めた頃に空港に到着することになります。
なので筆者はリモートワーク目的で移動するときに、羽田空港の駐車場に停められなかったことがありませんでした。
とはいえ、空港まで行ってから駐車場が満車となると焦りますよね。
ですので、自家用車で羽田空港に向かう際は、出発直前に混雑状況を見るようにしています。
こちらからも確認できます。
https://www.aeif.or.jp/haneda/
https://search.ipos-land.jp/p/parklist.aspx?gr=00106&fbclid=IwAR20p2CFiJmu0xx98V99UqbtJtVwcPHV3LKN8dTSv53lK0LPscFKqoN4PX4
また、近隣の道路状況も確認しておくとよいでしょう。これもハック術。
まとめ
以上、加賀市でリモートワークするためのライフハック移動編でした。
これらのポイントを活用して、快適なリモートワークライフを送ってみてください！
