スーツケースを空港に配達して出張へ行こう！おすすめサービス8選

スーツケースの空港配達サービスは、忙しいビジネスパーソンの味方です。
かさばる荷物を持って、自宅から空港へ移動するのは意外と骨が折れるもの。
海外へ長期出張するときに荷物が多かったり、海外赴任から一時帰国するとき山ほどお土産を持ち帰ったりと、
荷物が多いときにぜひ使いたいサービスです。

この記事では、海外出張や国内出張で利用できるスーツケースや荷物のおすすめ空港配達サービスや、サービス利用時の注意点を紹介します。
頻繁に飛行機で出張する方はぜひ、出発前にチェックしてみてくださいね。

1.スーツケース空港配達サービスとは？

大きなボストンバッグやスーツケースなどの荷物を自宅から空港まで、または空港から自宅へ配達してくれるのが空港配達サービスです。
海外出張だけでなく、国内出張でも使えるので、荷物が多いときに活用しない手はありません。

業者によっては、ダンボールやゴルフバッグなど、スーツケース以外の荷物も引き受けてくれます。
ブレジャーで少し荷物が多くなったり、買い付けた商品やサンプルを会社に持って帰ったり、というときにうってつけです。

羽田、成田、関空、中部など、国際線ターミナルがある大きな空港へ、荷物を配達できます。
中でも、ヤマト運輸が展開している「空港宅急便」は知名度が高いので、耳にしたことがある方もいることでしょう。
その他にも、JALやANAなど数社が配達サービスを展開しています。

2章からはそれぞれの特徴を見ていきます。
自分のニーズに合ったものを選んでくださいね。

2.スーツケース空港配達サービスならここ！おすすめ会社4選

スーツケースを自宅やオフィスから空港へ、もしくは空港から自宅やオフィスなど、
ニーズに応じて柔軟に対応してくれる配達サービスがたくさんあります。
この章では、おすすめの配達サービス会社をご紹介します。

2-1.利用可能空港が多い【ヤマト運輸】

画像出典：ヤマト運輸HPより

「空港宅急便」は、スーツケース配達業者の中でも、配達可能な空港が多いのが強みです。
羽田、成田、関空、中部、新千歳をはじめ、その他の国内13空港にもスーツケースを配達してもらえます。
自宅〜空港間の片道もしくは往復のいずれかで配達依頼できるのも嬉しいポイント。

自宅から空港への配達時は、自宅以外に職場やコンビニなどからも送付可能です。
逆に空港から配達するときは、利用空港にあるヤマト運輸カウンターへ持ち込み、自宅やホテルなど指定した住所へ送付できます。

海外出張だけでなく、国内へ頻繁に出張する人や、飛行機を利用したブレジャーで荷物が増える…という人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

2-2.大型荷物も配達できる【JAL ABC空港宅配】

画像出典：JAL ABC 空港宅配サービスHPより

国際線利用者を対象に、スーツケースなどの荷物を自宅と空港間で配達するサービスを展開しているのが、JAL系列の「JAL ABC」です。

利用可能空港は羽田、成田、関空、中部、新千歳、伊丹の5空港。
それ以外に、成田空港周辺のホテルへも配達できます。
片道でも往復でも配達できるので、便利ですね。

羽田（第3ターミナル）、成田、中部の3空港で国際線を利用する人は、最大260cmおよび重量50kg以内までの大型荷物を空港へ配達できます。
大容量の荷物も楽に運べるので、長期海外出張で荷物がたくさんある、という人にはぴったりです。
同様に、ゴルフバッグ、スキー、スノーボードも配達可能です。

JAL国際線利用者は、別途「手ぶら宅配サービス」を使うと便利です。
自宅から海外到着空港までの片道のみですが、自宅から海外到着空港まで荷物を配達してもらえるので、
搭乗時、空港のチェックインカウンターに寄って荷物を預ける必要がなくなります。
出発前の時間をゆっくり過ごしたいという人は要チェックです。

手ぶら宅配はJAL便搭乗者のみのサービスですが、JALABC空港宅配は他社便に搭乗する人でも気軽に利用できます。
また、JALマイレージ会員は、利用時のカード提示でポイントが2倍たまるのも見逃せません。
海外赴任中で一時帰国するため、おみやげを大量に持ち帰らなくてはならないという人や、出張で重いサンプル品を運ぶという人におすすめです。

2-3.国内出張時も使いやすい【ANA 空港宅配サービス】

画像出典：ANAHPより

ANAも、自社便の利用者向けに自宅と空港間のスーツケース配達サービスを提供しています。
自宅から空港、空港から自宅と片道ずつでの申込が必要ですが、ANA便を利用するならぜひ使ってみたいサービスです。
また、ANAマイレージ会員は、カード提示で50マイルから、マイルを獲得できるのも見逃せません。

国際線利用者向けの配達サービス利用可能空港は、羽田、成田、関空の3空港です。
ANA国際線利用者は、JALと同じように自宅から海外到着空港まで荷物を届けてもらえるサービス
「手ぶら・空港宅配サービス」を利用可能。
出発時のみのサービスですが、自宅から海外到着空港まで荷物を預けられ、空港のチェックインカウンターに立ち寄る手間が省けます。

国内線利用者は、ANAグループ機が就航する国内空港から自宅への宅配サービス「快速宅空便」を利用できます。
利用可能な国内空港が多く、ANA便が就航する53空港で宅配の申込ができます。
出発空港〜自宅まで荷物を届けてくれるので、出張帰りの疲れた体で重い荷物を持ち運びたくないときに使ってみては。

国内出張が多い人や、家族連れで国内のブレジャーへいくという人にうってつけです。

2-4.郵便局からも発送できる【日本郵便】

画像出典：日本郵便HPより

日本郵便の「ゆうパック」には、空港へスーツケースを配達するサービスもあります。

利用可能な空港は羽田、成田、関空、中部、新千歳、仙台、新潟、福岡の7空港。

自宅からの発送のほか、各地の郵便局やコンビニからも発送可能です。
急に出張が決まっても、会社の近くにある郵便局からスーツケースを送ることができるのは便利ですね。
また、コンビニから送れば、土日でも発送の手配ができるのも見逃せません。

地方から羽田や関空で乗り継いで海外出張へ出発したり、
飛行機でよく国内出張したりする機会が多い人は、使う価値が高いことでしょう。

3.特典や優待価格でスーツケースを空港へ配達できるクレジットカード4選

クレジットカード会社によっては、カード会員向けにスーツケースを空港へ配達するサービスを行っていることがあります。
ここからは、荷物配達サービスを行っているクレジットカードを見ていきましょう。

3-1.スーツケースを無料で配達してくれる【アメリカンエキスプレス】

画像出典：アメリカンエキスプレスHPより

アメリカンエキスプレスでは、カード会員向けにスーツケース空港配達サービスを行っています。
カードの種類によって利用できる配達サービスが異なり、
自宅と空港間の往復利用か、空港から自宅への配達のみのいずれかです。

個数は、カードの種類によって変わりますが、最大2個まで配達可能。
海外出張でサンプル品を持ち帰ったから荷物が多い、という人はぜひ利用してみてください。

また、家族カード保持者も同様に利用できます。
海外赴任から一時帰国するとき、家族も帯同するという場合も重宝するでしょう。

3-2.往復無料でスーツケースを自宅に配達できる【楽天カード】

画像出典：楽天カードHPより

楽天カードでは、海外渡航時に利用できるスーツケース空港宅配サービスを提供しています。

プレミアムカード、ブラックカードいずれかのカード会員が対象で、スーツケース1個を無料で利用する空港へ配達可能です。

年2回まで無料で利用が可能。
片道ごとに1回、とカウントされるので、海外出張で荷物が増えたとき、空港から自宅まで片道のサービスを1回分として頼み、残り1回分は次の海外出張で利用する…という使い方もできますね。

利用には、配達サービスのインターネットクーポン申込が必要ですので、ご注意ください。
また、自宅から空港までの配達時のみ、合わせて配達業者への予約も必要なので、忘れずに申し込んでおきましょう。

3-3.ワンコインでスーツケースを自宅に配達できる【JCBカード】

画像出典：JCBカードHPより

海外出張から帰ると、お土産やサンプル品などの荷物が増えがち、という人におすすめなのが、JCBカードの空港宅配優待サービスです。

国内の到着空港から自宅へ帰るとき、ゴールドカード以上の保持者は、500円でスーツケース1個まで配達可能です。
2個目からは料金15%オフで配達サービスを利用できるのも嬉しいところ。

一般のカード会員は、料金15%オフで配達サービスを利用できます。

利用時は、海外で利用したJCBカードのレシートを提示する必要があります。
海外出張する方はお忘れなく！

自宅から海外へ出発するときは、カードの種類にかかわらず一律15%オフで配達サービスを利用できるので、
海外赴任での一時帰国時に荷物が増えても安心です。

3-4.ワンコイン配達でマイルもたまる【JALカード】

画像出典：JALカードHPより

JALカードでも、JCBと同じく、海外から帰国するときに利用できる国際線手荷物宅配優待サービスを提供しています。

カードの種類によりますが、500円の利用料金で、到着空港から自宅までスーツケース1個までを配達してもらえます。
2個目からは料金15%オフで配達サービスを利用できます。

海外出張時にお土産を買いすぎて、少し節約したい……というときも使いやすいのが魅力です。

サービスの利用条件に、海外で利用したJALカードのレシートと帰国便搭乗券の半券を提示する必要があります。
海外出張する方は、安いものでもいいので、現地で何か購入しておきましょう。

自宅から海外へ出発するときは、20%オフで配達サービスを利用できます。

4.スーツケース空港配達サービスを利用するときの注意点3つ

便利なスーツケース配達サービスにも、利用するときに注意したいポイントがあります。
出発前のトラブルを避け快適に利用できるよう、頭に入れておきましょう。

ここからは、利用時の注意点について解説していきます。

4-1.預けられないものがないか調べておく

便利なスーツケース空港配達サービスですが、なんでも預けられるというわけではありません。

【預けられない物品の一例】
・輸送中に中身が漏れ出す恐れがあるもの
ビール缶やお酒のビン、マニキュアなどの液体性化粧品など

・爆発の危険があるもの
パソコンの予備バッテリーやMP3プレイヤーなど、リチウム電池およびリチウム電池を含む電子機器類

安全な輸送を行うことが難しい物品を荷物として持っていく場合に注意しましょう。
これらの物品が荷物に入っているとほとんどの場合、空港への配達ができませんので、事前に利用業者へ確認しておくのがおすすめです。

4-2.空港カウンターの営業時間をチェックしておく

空港での配達サービスカウンターの営業時間は決まっています。
空港から自宅に帰る時は、利用する空港カウンターの時間帯をチェックをお忘れなく。
利用便が遅延した場合、営業時間内のスーツケース預入に間に合わないことがあるからです。

また、予約が必要なサービスを利用した場合、直前のキャンセルが可能かどうかも合わせて確認しておくと良いでしょう。

4-3.できるだけ元払いを利用する

スーツケース配達料金を元払い、もしくは着払いのどちらかを選べる業者があります。
空港周辺のホテルに1泊するのでそこへ配達して欲しい、という場合は必ず料金元払いを選びましょう。

着払いにしてしまうと、配送先のホテルによっては料金建て替えと荷物受け取りを拒否され、送り返される場合があります。
どうしても着払いを選ぶ必要があるときは、事前に利用ホテルへ荷物の受け取り可否を確認しておくのが無難です。

スーツケースの空港配達サービスは身軽な出張の味方

スーツケースの空港配達サービスを利用すれば、自宅から空港間の移動が楽になります。
長距離を移動する海外出張や、家族を帯同する一時帰国などにぜひ、使ってみませんか。

飛行機を使う移動は、思っているより疲れてしまうことが多いものですが、配達サービスを上手に使えば、気力や体力を温存する効果が見込めます。
現地に到着したときや帰宅してからも、すぐ活動しやすくなることでしょう。

次の出張からぜひ、この記事でご紹介したサービスを活用してみてくださいね。

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