機内でリラックスできる服装おすすめ13選！長時間フライトも快適に

飛行機の機内で快適に過ごすには、服装選びが重要です。
特にロングフライトでは、長時間にわたって動きが制限されますから、できるだけリラックスできる服装を選びたいもの。
とはいえ、あまりにもラフな服装では人の目が気になるのではないでしょうか。
そのようなお悩みを持つ方に、長時間のフライト時におすすめの服装をご紹介します。

1.機内で快適に過ごす服装選びの4つのポイント

長時間のフライトは、限られたスペースでほぼ同じ体勢で過ごすことになります。
そのため、飛行機から降りると疲れを感じるという人は多いのではないでしょうか。
フライト中に疲れを溜めないためには、機内で快適に過ごせるような服装で搭乗することがコツです。
そこで、この章では服装選びの4つのポイントをご紹介します。

1-1.締め付けが少ないもの

血流を阻害しないゆとりのある服を選ぶことで、疲れの蓄積を防げます。
なぜなら、身体を締め付けるようなタイトな服装は、血行が滞り疲労物質が体内に停滞し、筋肉が緊張してしまうからです。
ときには、肩こりが生じることも。

ゆったりした服を選べば、血流が阻害されにくく疲労の蓄積を予防できるでしょう。

1-2.体温調節がしやすいもの

機内では寒さを感じる人が少なくありません。
そのため、搭乗するときには、サッと羽織れて体温調整ができる上着も持ち込むと良いでしょう。

飛行機のなかが寒いと感じるのは、湿度が関係しています。
飛行中の機内の温度は24度前後に保たれているものの、湿度は10〜20％しかなく乾燥しています。
湿度が低いと肌の水分が蒸発しやすく、その際に熱も奪われ体温が下がるため、機内では寒さを感じやすいのです。

とはいっても、着込みすぎてじんわり汗をかくなどして、逆に冷えてしまうこともあるでしょう。
汗をかきやすい人なら、蒸れにくく速乾性があるものを選ぶと安心です。

1-3.軽くてコンパクトなもの

重い服はその重さゆえ筋肉が緊張して着ていて疲れるうえ、肩こりの原因にもなります。
機内では軽い素材の服を選ぶと筋肉の緊張によって疲労してしまうことを防げるでしょう。

コンパクトに折りたためるものであれば機内持ち込み荷物に忍ばせ、寒いと感じたときに取り出して羽織れます。

1-4.靴は血流を邪魔しないもの

足元も衣類同様に血流を邪魔しないものを選ぶことが大切ですから、ゆとりのある靴を履きましょう。
ゆとりのある靴を選べば血流を邪魔しないので、疲れやむくみを予防できます。

逆に避けたいのがブーツやヒールのある靴です。
ブーツは足首を覆うため足首の動きが制限されてしまい、血流が滞るリスクがあります。
ヒールは、トイレにたったときなどに突然飛行機が揺れて転倒するリスクがあるので、危険です。
「短時間のフライトだから、ブーツやヒールのまま搭乗しよう」と考えず、ゆとりのある靴に履き替えましょう。

なお、機内ではこの記事の後半で紹介するスリッパに履き替えるという手もあります。

2. 【男性向け】機内の服装にぴったりなアイテム5選

この章では、飛行機搭乗時の男性向けの服装についてご紹介します。
機内で活用する際の機能性だけではなく、ビジネスシーンでも着用できるスタイリッシュなものを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.無印良品／天竺編みクルーネック半袖Ｔシャツ

画像出典：無印良品公式サイト

リラックスできる服装としてまず思いつくのはTシャツではないでしょうか。
身体を圧迫しませんし重くもないので、血行が阻害されて疲労物質が蓄積してしまうことを防げます。

フライトの際に着用するときは、シンプルな無地のＴシャツがおすすめ。
無地のTシャツなら、ジャケットを羽織ればカジュアルなビジネスシーンでも利用できるので、機内だけでなく渡航先でも活躍します。

無印良品の「天竺編みクルーネック半袖Ｔシャツ」は、さらりとした肌触りで着心地抜群です。
シワになりにくい生地なので、長時間同じ体勢でいることになるフライト時にも、シワを気にせず過ごせるでしょう。

なお、旅で役立つグッズを集めた無印良品の店舗「MUJI to Go」は、成田国際空港や関西国際空港のほか、香港国際空港やジョン・F・ケネディ国際空港など、海外の空港にも店舗があるので、空港で購入して着替えることも可能です。

2-2.THE SUIT COMPANY／ビズT/ポロシャツ

画像出典：THE SUIT COMPANY公式サイト

出張に行く際など、Tシャツではラフすぎるという方は、ポロシャツを選んではいかがでしょうか。

「THE SUIT COMPANY」の「ビズT／ポロシャツ」は、ジャケット着用時に余計なシワがでないように設計されています。
襟や肩回りがジャケットにすっきり収まるようにデザインされているのが特徴でスマートな印象に見えますが、ゆとりを残したソフトシルエットなので身体を締め付けません。

機内はポロシャツ一枚で過ごし、現地到着後にジャケットを羽織れば、すぐに仕事先に向かえるでしょう。

2-3.ワークマン／360°ベンチレーション耐久撥水 ジャケット

画像出典：ワークマン公式サイト

ワークマンの「360°ベンチレーション耐久撥水 ジャケット」は、左胸のファスナーポケットに収納できるポケッタブル仕様になっているので、小さくまとめて機内に持ち込め、寒さを感じたときにサッと取り出して羽織れます。

スポーツシーンでの使いやすさを考えて作られたジャケットなので、撥水かつ通気性に優れており蒸れにくく、フライト中の体温調節機能にうってつけ。

また、背もたれに寄りかかった際、ジャケットについているフードが首や背中に当たって邪魔だと感じる人は少なくありません。
その点、こちらのジャケットならフードがないので重宝するのではないでしょうか。
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2-4.GU／スーパーワイドカーゴパンツ

画像出典：GU公式サイト

GUの「スーパーワイドカーゴパンツ」は、ゆったりした着心地で機内で着るのに適しています。
ポケットがたくさん付いており、とくにデザインのアクセントとなる脇ポケットは収納力があるので、ワイヤレスイヤホンやリップクリームなど、ちょっとした小物を入れておけて便利。
機内で必要な小物を忍ばせておくと良いでしょう。

さらに、裾にコードが付いており絞れるので、足首から侵入する空気を遮断して冷えを防止することも可能です。

ただし、カーゴパンツはカジュアルな印象になるので、服装が自由な社風の企業でない限りは、機内でのみ着用するに留めておくのが良いでしょう。

2-5.ユニクロ／感動パンツ

画像出典：ユニクロ公式サイト

現地に到着してすぐに仕事をするときに重宝するのが、ユニクロの「感動パンツ2WAYストレッチ」です。

スマートな印象ですが、伸縮性があるので下半身を圧迫しません。
スーツ着用が必須でなければ、取引先へも訪問できるでしょう。

さらに、ポケット袋や腰裏には通気性の良い素材が使われており、汗をかきやすい部分も快適に保ってくれるので、汗をかいても快適です。

リーズナブルな価格で購入しやすいので、1本持っておいてはいかがでしょうか。

3. 【女性向け】機内の服装にぴったりなアイテム5選

「機内でリラックスはしたいけど、だらしない格好はしたくない……。」
この章では、そんな女性におすすめの服装をピックアップしました。
ぜひ参考にしてくださいね。

3-1. ワークマン／レディースサーバーライトカーディガン

画像出典：ワークマン公式サイト

寒いときに羽織れるようカーディガンを機内に持ち込むと重宝します。

ワークマンの「レディースサーバーライトカーディガン」は、水を弾く撥水加工と、コーヒーなどの汚れが付きにくい防汚加工がされている優れもの。
「飛行機の揺れで飲み物がこぼれてしまった…」というときも安心です。

また、UVカット機能付きなので、地上よりも太陽に近いため紫外線量が多くなる機内での紫外線対策にも有効です。

両サイドにポケットが付いているので、小物を収納して手荷物を減らすという使い方をしても良いでしょう。

3-2. ナイキ／スポーツウェア クラブ フレンチ テリークルー

画像出典：ナイキ公式サイト

海外セレブや韓国スターたちのフライトファッションとして、まず思い浮かぶのがスウェットスタイルではないでしょうか。
スウェットは締め付け感もなく、シワにもなりにくいので、リラックスできる機内着としてぴったりですが、ただ着るだけで部屋着のように見えてしまう恐れも。

その点ナイキの「スポーツウェア クラブ フレンチ テリー クルー」なら、生地が丈夫かつ程よい厚みで、形もダボっとしすぎていないため、だらしない印象を周囲に与えずに済むでしょう。
とても軽量で、柔らかく肌に優しい素材を使用しているので、身体に負担をかけず機内で快適に過ごせます。

ただし、ビジネスの場には向かないので、機内でのみ着用する、またはホテル室内で着用するとよいでしょう。

3-3.無印良品／リネンイージーワイドパンツ

画像出典：無印良品公式サイト

ワイドパンツは圧迫感がないので、まさに機内着にぴったりです。

数あるワイドパンツのなかでも機内で着用したいのが無印良品の「リネンイージーワイドパンツ」。
ウエストはゴムになっており、内側の紐で調整できるので、締め付け感がありません。
落ち着いた色を選び、ジャケットやシャツなどと合わせれば、カジュアルなビジネススタイルとしても活用できるでしょう。

このパンツで使用されているリネンは、最初は肌触りが硬いと感じるかもしれません。
しかし、洗濯するほど柔らかくなり肌に馴染んでいくので、フライト前に何度か着用しておくと良いでしょう。

3-4.GU／テックパラシュートプルオンパンツ

画像出典：GU公式サイト

GUの「テックパラシュートプルオンパンツ」は、足の動かしやすさを重視したゆったりめのシルエットが特徴です。
ウエストはゴムとドローストリング仕様なので、腹部の締め付けもありません。

軽いので、機内への持ち込み荷物に忍ばせて、搭乗したあとにこちらのパンツに着替えることも可能です。

また、汗をかいても素早く吸収・乾燥する吸汗速乾機能付きなので、蒸れにくく快適に過ごせるほか、着た瞬間にひんやりと冷たく感じる冷感機能が備わっています。
そのため、夏はもちろん、気温の高い国に向かう際にも重宝しそうです。

3-5.ユニクロ／エアリズムコットンワンピース

画像出典：ユニクロ公式サイト

パンツスタイルが苦手な方は、ロング丈のワンピースを機内で着用するのはいかがでしょうか。
さらりとした着心地が特徴の、ユニクロの「エアリズムコットンワンピース」は、ゆったりした着心地で、お腹まわりなどの体型をカバーしながら、綺麗なAラインシルエットが楽しめるデザインです。

なお、パンツスタイルと比べると、スカートはやはり脚が冷えやすいので、下にレギンスを履いたり、ひざ掛けで保温するなど寒さ対策をするとよいでしょう。

3-6.Litume／トラベルブランケット

画像出典：Amazon公式サイト

スカートを履いていて足元が冷えたときや肌寒く感じるときに、ひざ掛けにしたり、サッと肩に羽織れたりする大判ブランケットが1枚あると便利です。

ここで紹介したいのが台湾のアウトドアブランド、Litumeの「トラベルブランケット」。
なんと、250gと超軽量です。
ブランケット自体は体全体を覆えるサイズ感ですが、コンパクトに折りたため、専用の収納ポーチに入れると手のひらサイズに収まります。

柔らかくて通気性の良いベロアフリース素材を使用しており、保温性にも優れています。
薄手で体にフィットするので、狭い機内でもかさばらず場所もとりません。

4. 足のむくみを予防してくれる足回りグッズ2選

長時間座り続けるフライトで、最も気になるのは「脚のむくみ」だという方は少なくありません。
気圧の変化や乾燥による水分不足、血行不良など、飛行機内ではさまざまな要因で脚のむくみが発生します。

この章では、少しでも脚の疲れやむくみを抑えて、快適な機内時間を過ごしたい方に使ってほしい、足回りグッズ2つをご紹介します。

4-1.FALOFALO／携帯スリッパ

画像出典：Amazon公式サイト

靴を履いたままだと足が圧迫されて足の疲れやむくみの原因になるため、飛行機内では靴を脱いでスリッパに履き替えるといいでしょう。

持ち運びできるスリッパとしてオススメなのが、FALOFALOの「携帯スリッパ」です。
折りたためるのでコンパクトに携帯できるうえ、持ち運びに便利な収納ケースも付いています。

また、海外のホテルでは室内用スリッパが用意されていないことが多いため、機内だけでなく滞在先のホテルでもあると便利です。

【製品情報】
FALOFALO「携帯スリッパ 収納ケース付き」
価格：1,540円
サイズ：28cm
カラー：ブラック、グレー
販売サイト：https://x.gd/iATYb

4-2.ドクターショール／フライトソックス

画像出典：楽天公式サイト

脚のむくみを予防するには、水分補給やストレッチをする他に、着圧ソックスの着用が効果的です。

ドクターショールの「フライトソックス」は、飛行機内での着用を目的として作られた靴下で、段階的に圧力がかかる設計になっており、足元の血行促進を助けてくれる仕様になっています。
普通のひざ下丈ソックスのような見た目なので、男女問わずどの年齢の方にもおすすめです。

MサイズとLサイズの2展開で、着圧はやや強めなので、サイズ選びを間違えると締め付けが強すぎて血行不良が悪化してしまいます。
よって、自分にあったサイズを選びましょう。

まとめ：機内は疲れをためない服装で過ごせば仕事の生産性アップ！

機内で長時間過ごすとき、服装を少し工夫するだけでもくつろげます。
飛行機で快適に過ごせれば、疲労の蓄積が最小限で済み、現地に着いてから仕事でパフォーマンスを発揮できることでしょう。
海外出張の際には、この記事を参考に機内での服装を選び、ビジネスを成功させてくださいね。

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