大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka Kansai Japan)が2025年4月13日より開幕しました。
日本のみならず、世界各国から最新のテクノロジーやアイデアが集結しており、
新たなビジネスのヒントを得に攻略方法を練っている人も多いでしょう。
すでに多くの人が足を運び、6月18日の時点で700万を超える人が訪れました。
これから子どもの夏休みが始まり、家族で入場する人が増え、より混雑することが予想されます。
そのうえ数々の見どころがあるので、計画的に回らないとあっというまに時間が経過してしまいます。
この記事では、混み合っていても効率よく周り、1回の滞在でも存分に楽しめるよう大阪万博の攻略法をまとめました。
1.大阪万博の攻略法【準備編】
万博を存分に楽しむには、念入りに準備をしておくことがカギです。
甘く見て何の準備もせずに万博に行っても、パビリオンが見られなかったり、最悪の場合入場できなかったりということも。
万博に行く前に行っておきたいことを解説しますので、来場予定のある方は、目をお通しくださいね。
万博に入場するには、チケットの購入だけでなく次のような手順が必要です。
1.万博ID登録
2.チケット購入
3.来場日時予約
4.パビリオンの予約(必要な場合)
次からは、上記を一つずつ解説します。
1-1.万博ID登録
公式サイトからチケットを購入するためには、万博IDを登録しなければなりません。
万博IDとは、チケット購入時だけでなく万博で提供されているサービスにログインする際にも利用するものです。
旅行代理店やコンビニで紙チケットや引換券を購入する場合は、万博ID登録は必要ありませんが、以下ができないので、ID登録をしておいたほうが安心でしょう。
・来場日時予約・変更
・パビリオンやイベントの抽選申込
・万博P&R(パークアンドライド)駐車場、駅シャトルバスの予約
万博IDは以下サイトから登録します。
https://usrmng.accounts.expo2025.or.jp/idmng/users/screen/menuScreen
【万博ID登録手順】
1.前述した万博IDの登録サイトにアクセスする
2.表示画面の「新規登録はこちら」を選択
3.表示された利用規約を確認し「同意して進む」をタップ
4.「新規登録」画面の下部にメールアドレスを入力し、「メールを送信する」または、
SNS(LINE、X、Facebook、Googleのいずれか)をタップ
5.4.で入力したメールアドレスまたは選択したSNSに届いたメールに記載されているURLをタップで
6.表示されたプロフィール入力画面で氏名やパスワード、万博IDなど基本情報を登録
※万博IDは自身で任意の値を設定する
7.「確認する」をタップすれば、登録完了
参考:https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/themes/expo2025orjp_2022/assets/pdf/tickets-index/id_registration_manual.pdf
1-2.チケット購入
万博のチケット購入方法は、
・公式サイトで購入する方法
・公式サイト以外で購入する方法(旅行代理店やコンビニなど)
の2種類があります。
1-2-1.公式サイトで購入する方法
公式サイトで購入できるのはデジタルチケットで、来場日の予約が必要です。
【公式サイト(チケット購入ページ)】https://ticket.expo2025.or.jp/?_gl=1*1gyckx3*_gcl_au*MzY0NTEzMDExLjE3NDkxMTgzNDA.
【料金】
■1回のみ入場できるチケット
仕事帰りやデートで万博に行くなら夜間券、混雑する土日を避けるなら平日券、といったように使い分けができます。
大人(満18歳以上) | 中人(満12歳以上17歳以下) | 小人(満4歳以上11歳以下) | |
平日券 ※平日に1回入場可能 |
6,000円 | 3,500円 | 1,500円 |
夜間券 ※17:00以降に1回入場可能 |
3,700円 | 2,000円 | 1,000円 |
1日券 ※いつでも1回入場可能 |
7,500円 | 4,200円 | 1,800円 |
■複数回パス
開催期間中に何度も足を運びたいなら、複数回パスがお得。
夏パスは来場前に2回まで来場日時の予約ができ、通期パスは3回まで可能です。
(1回の来場ごとに次の予約ができる)
大人(満18歳以上) | 中人(満12歳以上17歳以下) | 小人(満4歳以上11歳以下) | |
夏パス ※7/19日〜8/31まで毎日入場可能 |
12,000円 | 7,000円 | 3,000円 |
通期パス 毎日入場可能 |
30,000円 | 17,000円 | 7,000円 |
参考:https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/price/?_gl=1*1dc57zp*_gcl_au*MzY0NTEzMDExLjE3NDkxMTgzNDA.
【来場日の登録】
来場日の指定は、以下のページで登録します。
チケットを購入したら、必ず来場日を登録しましょう。
時間帯によっては、アクセスが殺到し待機しなければならないので、余裕を持って登録をするのがおすすめです。
https://tktwaitingroom.expo2025.or.jp/?c=expo2025&e=ticket0001&t=https%3A%2F%2Fticket.expo2025.or.jp%2Fmyticket_add%2F&cid=ja-JP&l=ticket-0001
1-2-2.公式サイト以外で購入する方法
代理店やコンビニなどでは、紙チケットと会場の引換所でチケットと交換できる引換券が販売されており、
どちらも以下のコンビニに設置されている端末で購入可能です。
購入可能なコンビニ:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ
公式サイト以外でチケットを購入する場合は前述したように万博ID登録が必要ありません。
万博IDの登録をしたくない方は、この方法で購入するとよいでしょう。
公式サイトのチケット同様に来場日時を指定しますが、指定不要のものもあります。
来場日を指定したくない場合やチケットを知人や家族などに贈りたいときなどは、
コンビニなどの日時を指定しない引換券を購入すると良いでしょう。
ただし、来場日時を指定しないチケットは、以下日程が利用できないのでご注意ください。
利用不可日程:GW,7/1-8/8までの土日祝日、お盆以降の8月、9/13-10/13
【料金】
大人 | 中人 | 小人 | |
日時指定引換券 (平日) |
6,000円 | 3,500円 | 1,500円 |
日時指定引換券 (土日) |
7,500円 | 4,200円 | 1,800円 |
予約可能引換券 | 7,500円 | 4,200円 | 1,800円 |
参考:万博公式サイト「コンビニエンスストアや旅行代理店で「紙チケット/チケット引換券」を買う」
1-3.来場日時予約
公式サイトでチケットを購入した場合は、来場日の予約が必要です。
予約は万博のデジタルチケットサイトから行いますが、時間帯によってはサイトが非常に混雑しており、1時間待たなければならないというケースも。
余裕を持って予約をしましょう。
1.「EXPO2025デジタルチケットサイト」を開く
2.上記サイトのホーム画面にある「予約・抽選申込・変更・入場する」をクリックし、マイチケットにログインする
3.ログインした後「まとめて予約・抽選に申し込む」をクリック
4.開いたメニューにある「来場日時予約」をクリック
5.表示された「チケットの選択」画面から、来場日時予約をするチケットを選択したうえで「選択したチケットを申し込む」をクリックする
6.「来場日時を選択する」画面が表示されるので、希望の来場日と時間、入場ゲートを選択する
※入場ゲートはアクセス方法によって異なります
電車でアクセスする場合:東ゲート(大阪メトロ中央線・夢洲駅直結)
シャトルバス、自家用車でアクセスする場合:西ゲート
7.「来場日時を設定する」をクリックする
8.「来場日時が設定されました」というメッセージが表示されれば、完了
参考:万博公式サイト「予約・抽選ガイド」
1-4.パビリオンの予約
パビリオンやイベントのなかには予約が必要なものもあり、抽選で当選すれば予約可能。
抽選の機会は次の3回です。
1.2ヶ月前抽選(来場予約日から3ヶ月前〜2ヶ月前の前日まで可能)
2.7日前抽選(来場予約日の1ヶ月前〜8日前まで申し込み可能)
3.空枠先着申し込み(3日〜前日の午前9:00まで)
上記以外に、来場の当日に先着で登録をすることも可能です。
ただし、予約枠に空きがない場合は登録ができないので、人気のパビリオンは抽選に申し込んでおきましょう。
画像出典:https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/information/
次からは、抽選の申し込み方法を見てみましょう。
1-4-1.2ヶ月前抽選・7日前抽選
2ヶ月前抽選と7日前抽選は、各申し込みごとに第1希望から第5希望まで申し込め、申し込み結果は、抽選日当日中にチケット販売サイトの「メッセージ」に届きます。
画像引用:https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/information/
1-4-2.空枠先着申し込み
2ヶ月前・7日前抽選で落選してしまった場合や、来場日が抽選日に間に合わなかった場合は、空枠を狙って来場予定日の3日前から予約が可能です。
空枠先着申し込み方法は、以下から確認できます。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/themes/expo2025orjp_2022/assets/pdf/tickets-index/reservation/flow10.pdf
1-4-3.当日予約
予約枠が埋まっていなければ、当日予約を行うことでパビリオンやイベントの観覧が可能。
会場に入場後、スマートフォン、または会場内に設置されている登録端末から、先着で当日予約ができます。
※スマホで登録する場合は、ゲートにQRコードをかざしてから10分後に受付可能
当日予約ができるのは1枠のみで、当日登録をしたパビリオン・イベントの閲覧後に新たな予約が可能です。
空枠先着申し込みと当日登録は競争率が高く、
人気のパビリオンの空き枠は開放して数分で埋まってしまうことが多いです。
次の攻略法はSNSのXユーザーが配信したところ「便利!」と話題となった方法です。
駆使すれば、予約枠を確保できる可能性が高まりますので、試す価値は大です!
【空枠先着申し込み】
1.予約可能時間の数分前から待機
すぐに予約できるよう、予約可能時間の前からアプリを起動して待機しておくとスムーズ。
来場予定日3日前の0:00ぴったりに予約ページにアクセスしても、
サイトが混雑して繋がらないリスクを考慮し、
23:30頃から予約ページを開いておくとよいでしょう。
2.予約ページにアクセスして順番待ちページに飛ばされたら、
表示された「サイトにアクセスできる推定時刻」をチェックし、
必ずその時間にアクセスします。
3.エラーが出てもあきらめない
エラーが表示されても、予約画面に繋がるまで何度もリロードすれば、
いつかは繋がるかもしれません。
4.キャンセルを狙う
キャンセルが出る可能性もあるので、入場したいパビリオンは何度もチェックするのがおすすめです。
【当日登録】
当日登録は、まず会場内設置の端末で当日登録をしてから、
スマホでもう一つのパビリオンを予約しましょう。
そうすれば、2つの予約を同時にキープ可能。
逆に、スマホで予約を取った後に端末で取ると、スマホで得た予約が上書きされてしまいます。
今後、申込方法や当日登録の方法が変更される可能性もありますので、随時最新情報をチェックしておくことをお忘れなく!
1-5.持ち物
万博に来場するときに、持って行く物をまとめました。
持っていくのをうっかり忘れると、会場で「困った!」と途方にくれる事態になりかねませんので、前もって次の持ち物を準備しておいてくださいね。
・クレジットカード、電子マネー、コード決済
会場内は現金の利用が不可で、キャッシュレス決済のみです。
クレジットカードや電子マネー、コード決済アプリなどは必ず用意しておきましょう。
【利用可能な決済ブランド】
国際ブランド:VISA,Master DinersSlub,JCB,AMEX,DUSCIVER,UnionPay,Apple Pay,GooglePay
電子マネー:iD,楽天Edy,nanaco,WAON,Quicpayなど
交通系電子マネー:Suica,PASMO,nimocaなど
コード決済:PayPay,メルPay,RPay,d払いなど
会場内には電子マネーへのチャージができる端末を60台以上設置してあります。
しかし、端末が混み合うリスクやチャージ端末を探す手間などを考慮すると、
事前に十分にチャージしておいたほうが、安心です。
・会場内の地図
公式サイトから地図をプリントアウトまたはダウンロードしておくと便利。
「スマートフォンでマップを見ていたら、充電切れで途中から見られなくなった」
という場合でも、紙の地図があると安心です。
なお、紙の地図は会場内で200円で購入できます。
・ドリンクボトル
会場内には自動販売機だけえなくウォーターサーバが設置されており、ドリンクボトルがあれば、無料で水分を得られます。
・熱中症対策グッズ
万博の開催期間は気温が高いことから、熱中症のリスクがあります。
積極的に水分を補給するほか、帽子や日傘、ハンディ扇風機など熱中症を予防できるグッズを用意しましょう。
塩分が配合されている熱中症予防のキャンディもおすすめです。
・モバイルバッテリー
パビリオンではスマートフォンでQRコードを読み取って入場するほか、
会場マップを見る、決済アプリで支払う、後述する翻訳アプリでコミュニケーションを図るなど、
スマートフォンを使う状況は多いです。
スマホのバッテリーが切れてしまうと、入場や支払いができなくなってしまいますし、
充電スポットは非常に混み合っているので、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
特に、Googleマップやアプリなどを多用する場合はバッテリーの減りが早いので、
モバイルバッテリーを必ず持っておくとよいでしょう。
・軽食
サクッと食べられるパンやおにぎりを持っていくと、効率よく会場を回れます。
レストランで提供されている世界各国の料理を楽しみに万博に来場する人が多いためか、
飲食店の前には長い行列ができて、なかなか入れないということも。
食事を楽しむよりパビリオンを優先したいのであれば、持参したパンやおにぎりでおなかを満たせますね。
なお、万博内にはコンビニもありますので、軽食を忘れてしまっても現地で調達可能です。
・翻訳アプリ
海外パビリオンでは、受付や解説などが英語または現地語で対応される場合があります。
パビリオンのスタッフと会話をしたいなら、翻訳アプリをスマートフォンにインストールしておきましょう。
言葉が通じず困らずに済みますし、英語や現地の言葉でその国の情報を教えてもらえるかもしれません。
2.大阪万博の攻略法【来場編】
2-1.アクセス方法を把握しよう
万博へは鉄道・シャトルバス・車またはバイクでアクセスできます。
それぞれ到着場所が異なりますし、予約が必要なものもありますから、事前にどの方法で行くか決めておきましょう。
1.鉄道【東ゲート着】
会場の東ゲート前にある、Osaka Merto中央線の夢洲駅で降車します。
2.シャトルバス【西ゲート着・要予約】
近郊の駅からシャトルバスが運行しており、会場の西ゲート前・夢洲第1交通ターミナルに乗り入れています。
シャトルバスが運行している駅は以下のとおりです。
・JR桜島駅
・アジア太平洋トレードセンター
・新大阪駅
・大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)
・大阪駅(マルビル)
・京阪中之島駅
・近鉄大阪上本町駅
・近鉄大阪阿倍野橋駅
・南海なんば駅
・堺東駅・堺駅
・JR・阪神尼崎駅
なお、シャトルバスは、予約が必要です。
以下サイトから必ず予約しましょう。
https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/
3.車・バイク【万博P&R着・要予約】
車・バイクは、会場まで乗り入れできません。
車やバイクで来場する場合は、舞洲、尼崎、堺にある万博P&R(パーク・アンド・ライド)の駐車場に駐車したのち、P&Rシャトルバスに乗って会場まで来場することになります。
※障がい者の方は、障害者用駐車場あり
ちなみに、駐車場・バスは予約をしなければなりません。
予約は以下のサイトから可能です。
https://parking-reserve.expo2025.or.jp/
これらのほか、船やフェリーでアクセスする方法もありますが、天候や海上の状況によって欠航となるリスクも。
確実に来場するなら、電車やバスの利用を優先しましょう。
2-2.会場の構成を把握しよう
万博には多くのパビリオンがあり、混み具合によって異なりますが1日で回れるパビリオンは5〜6ヶ所程度です。
限られた時間内に効率よく会場を回るには、ゾーンごとに見ていくことがコツです。
そのため、会場の構成と目当てのパビリオンがどのゾーンにあるのか把握しておくと、スムーズに移動できます。
画像出典:https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/map?_gl=1*1kzdpk6*_gcl_au*MzY0NTEzMDExLjE3NDkxMTgzNDA
会場は次の8つのゾーンがあり、会場シンボルといえる大屋根リング内に5つ、外に3つのゾーンで構成されています。
大屋根リング内には海外パビリオンが集結し、外には企業パビリオンや日本政府パビリオン、自治体パビリオンなどがあります。
【大屋根リング内ゾーン】
1.コネクティングゾーン
大屋根リング内の北側に位置する
主なパビリオン:海外パビリオン(ドイツ、オーストラリアなど)
2.エンパワーリングゾーン
大屋根リング内の東側に位置する
主なパビリオン:海外パビリオン(アメリカ、フランスなど)
3.セービングゾーン
大屋根リング内、西側に位置する
主なパビリオン:海外パビリオン(イタリア、ベルギーなど)
4.静けさの森ゾーン
大屋根リング内の中央。
池を中心に、約1,500本もの樹木が植えられている
5.シグネチャーゾーン
大屋根リング内、セービングゾーンとエンパワーリングゾーンの間にある
”いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマにした8つのシグネチャーパビリオンがある
【大屋根リング外にあるゾーン】
6.フューチャーライフゾーン
会場の西端に位置する
主なパビリオン:未来の都市、フューチャーライフヴィレッジなど
未来社会ショーケース事業によるパビリオンが集まり、次世代技術や社会システムを体験できる
7.西ゲートゾーン
大屋根リングの外、西側に広がる。
企業パビリオンが集結。
主なパビリオン:PASONA NATUREVERSE、よしもと waraii myraii館など
8.東ゲートゾーン
大屋根リング外、東側。
企業パビリオンのほか、自治体パビリオン、日本政府パビリオンがある
主なパビリオン:NTT Pavilionなど
2-3.穴場パビリオンを狙おう
予約が必要ないパビリオンもありますが、人気のパビリオンは混み合い長い行列ができていることも。
特に、アメリカ館やフランス館は非常に人気が高く、予約もできないので、3時間待ちというケースもめずらしくありません。
そこで、長時間並ばなくて済む穴場パビリオンを狙いましょう。
次に行列が予想されるパビリオンと、比較的すいているものを紹介します。
【混み合うパビリオン】
人気が高いアメリカ館とフランス館は予約ができず、並ばないと入場できないので、3時間待ちというケースも珍しくありません。
・アメリカ館
・日本館
・フランス館
・中国館
上記以外に、有名国パビリオンも混みやすい傾向にあります。
・イタリア・バチカン館(予約も可)
・イギリス館(予約も可)
・カナダ館(予約も可)
・オランダ館(予約も可)
上記は予約もできるので、入場枠を確保しておくのも手です。
【比較的空いているパビリオン】
以下のパビリオンは、混雑しにくい穴場です。
小規模国パビリオンは、旅行で行くことのない国の文化に触れられ、興味深い経験ができるかもしれません。
・小規模国パビリオン(バーレーン王国、キルギス、ヨルダン、シンガポールなど)
・コモンズ(複数国が共同で開催するパビリオン)
アプリ「EXPO2025パーソナルエージェント」をダウンロードしておくと混雑を回避できます。
こちらのアプリは、地図上に混雑情報が表示されるので、空いているパビリオンを狙えます。
さらに、AIがユーザーの好みに合わせた体験を提案してくれるので、何かと役に立ちますよ。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/personalagent/
2-4.飲食店に並ぶ時間を減らそう
万博ではさまざまな料理が楽しめ、特に海外パビリオンの世界各国の料理が人気。
場所によっては長時間にわたって並ぶことになり、パビリオンを楽しむ時間が減ってしまうかもしれません。
そこで、混雑する時間を避けて食事を摂りましょう。
12:00〜15:00は混み合うので、早め、または遅めのランチにすれば、長い時間並ぶ必要がありません。
また、以下の飲食店はややアクセスが悪いため、比較的空いているといわれています。
・クウェート館レストラン
・西ゲートから未来の都市パビリオンの間にある飲食店
家族連れやカップルなど落ち着いて食事をしたいなら、予約可能なレストランを利用すると良いでしょう。
予約可能なレストラン:水空、大起水産、くら寿司、スシローなど
ただし、希望の日時に予約枠がない場合もあるので、早めの予約を。
今回の万博では、1杯2,000円台のラーメンや3,000円台のそばなど「高すぎる」という声が上がっています。
しかし、テーマパークやフェスティバルなどのイベントでは、
街中にある飲食店で設定されている金額よりも割高になる傾向にあります。
また、メニューの中には素材や器にこだわっていることから、価格が高くなるものも。
こういった背景を知っておけば、会場で「高い!」と驚かなくて済むでしょう。
また、事前に食べたいメニューの金額をチェックしておくのもおすすめ。
万博内の食事には、1,000円台で食べられるメニューもありますよ。
2-5.コンビニを活用しよう
万博内の飲食店で食事をすると、どうしても時間がかかってしまいます。
もっと時間を節約したいなら、コンビニを利用するのはいかがでしょうか。
万博内にはセブンイレブンが2店舗、ローソンとファミリーマートがそれぞれ1店舗出店しています。
セブン-イレブン :会場南側にあるウォータープラザの西側と西ゲート正面に1店舗ずつ
ローソン: 東ゲートを入ってすぐ左
ファミリーマート: 会場南側にあるウォータープラザの東側
コンビニでサンドイッチやおにぎりを購入して食事を済ませれば、パビリオンを楽しむ時間を増やせますし、コストも抑えられるでしょう。
※会場内のセブンでは限定商品やタッチパネル式注文など特別感がありました。
2-5.閉館前21時までに楽しんでおこう
大阪万博は22:00閉園ですが、パビリオンの入場や食事、買い物などすべてを21:00までに終わらせておくことがポイントです。
なぜなら、多くのパビリオンは20:00〜20:50をすぎると、予約不可のものでも受付終了してしまうからです。
そのうえ、大屋根リングの上りエスカレーターやエレベーターは21:00をすぎるとストップしてしまいますし、
入場ゲート付近にあるお土産ショップは21:00以降は入れなくなります。
また、閉館時間近くなるとゲート付近が混み合い、なかなか外に出られません。
過去には最寄り駅の夢洲駅の入場が制限されたことも。
帰宅時間が遅くならないよう、これらを念頭に置いて行動してくださいね。
まとめ:万博の攻略は念入りな準備と臨機応変さが重要
関西・大阪万博の攻略法は、来場前にしっかり準備し、当日はどれをいつ見るか計画を立てておくことです。
また、混雑を避けるため臨機応変に計画を変更する柔軟さや、余裕も大切。
万博の状況は日々変化しており、インターネットやSNS上では「比較的空いている」
という情報を信じてその場所に向かったら、混雑していたということも少なくありません。
状況に応じて対応できるよう、余裕を持って行動してくださいね。
この記事で紹介した情報を活用して、万博を大いに楽しみましょう!