機内食販売を自宅で利用できる方法があることをご存知ですか?実は、ネット通販を利用すれば、飛行機に乗らなくても機内食を楽しめるのです。
2021年5月現在、コロナ禍の影響により旅行や海外渡航を自粛し、飛行機に乗る機会が減ってしまった人も多いかと思います。そこで、この記事で紹介する販売サービスを利用して、自宅で機内食を食べてみてはいかがでしょう?
飛行機に乗った気分になり、お家での食事が特別な時間になるはず!
1.ネットで購入できる機内食【ANA編】
全日本空輸株式会社(以下ANA)はオンラインショップ「ANAショッピング A-style」で、ANAの機内やラウンジで提供している食事を販売しています。
販売日は不定期で数量限定。オンラインでの機内食販売は好評を博し、販売日当日には完売する状況が続いているようです。現在は、増産体制を進めているのだとか。入手したい人は、こまめにサイトをチェックしましょう。
1-1.国際線エコノミークラスで提供された機内食
ANA国際線エコノミークラスで提供された機内食を、1度に12食分購入できます。家族で楽しむ、親しい人にお裾分けするなど楽しみ方はそれぞれ。
冷凍便で届くので、賞味期限に気をつけながら一人暮らしの人でも十分に楽しめそうです。
画像出典元:https://docs.google.com/document/d/1g3uuXIPBg0RjNKNKSN68ZRv628a3LZrT8V3dqbc7DlA/edit
商品名:【ANA’s Sky Kitchen】おうちで旅気分!!ANA国際線エコノミークラス機内食メインデイッシュ 肉の感謝祭 12食入り
価格:9,000円(税込)
販売サイト:公式サイト「ANAショッピングA-style」
https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=394684
商品名:【ANA’s Sky Kitchen】おうちで旅気分!!ANA国際線エコノミークラス機内食メインデイッシュ 海の恵み詰め合わせ 12食入り
価格:9,000円(税込)
販売サイト:公式サイト「ANAショッピングA-style」
https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=394685
1-2.ラウンジ提供食で特別感を味わおう
ANAのオンラインショップでは、機内食はもちろんラウンジで提供している食事も購入できます。購入できるメニューは、ANAケータリングサービスのトップシェフ清水誠氏が監修しているチキンカレー。
普段は限られた人しか楽しめない食事を自宅で楽しめるのは嬉しいですね。
画像出典元:https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389737
商品名:【ANA’s Sky Kitchen】ANAラウンジ提供オリジナルチキンカレー3kg
価格:4,500円(税込)
販売サイト:公式サイト「ANAショッピングA-style」https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389737
1-3.機内サービスドリンクに採用されたワイン
国際線のファーストクラスやビジネスクラスに採用されたワインも手に入れることができます。
いつもならスーパーやコンビニで購入するワインを機内サービスドリンクに採用されたものに変えるだけで、お酒を嗜む時間がひと味違うひと時になるかもしれません。
画像出典元:https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389785
商品名:シャトー・ラ・シャンドリエール【2015】(赤ワイン)
価格:2,750円(税込)
販売サイト:公式サイト「ANAショッピングA-style」
https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389785
2.ネットで購入できる機内食【JAL編】
日本航空株式会社(以下JAL)では、専用通販サイト「JALショッピング」で、機内で実際に提供されてきた食材やお菓子を販売しています。
一食まるごとというよりは簡単に調理できる、手軽につまめるなどの商品が揃っています。パッと食べられるので、テレワークの合間に小腹が空いたときに、すぐにお腹を満たせます。
2-1.機内食として提供された郷土料理
日本各地と協働して課題解決に取り組む「JALふるさとプロジェクト」の一環で、大分の郷土料理「りゅうきゅう」を国際線でも機内食として提供していました。
郷土料理をお取り寄せできるサービスは多いですが、機内食として提供された郷土料理を購入できるのは珍しいですね。
画像出典元:https://www.shop.jal.co.jp/item/93690/
商品名:豊後絆屋 りゅうきゅう(漬け丼)セット
価格:4,860円(税込)
販売サイト:公式サイト「JALショッピング」
https://www.shop.jal.co.jp/item/93690/
2-2.お酒のおつまみやちょっとしたおかずにおすすめ
JALで機内食として提供していた「鴨のプロシュート」。厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者「現代の名工」に選ばれた桑原孝好シェフ監修の下、青森県産フランス鴨のロース肉を生ハムと同じ製法で製造しています。
先に紹介したANAのワインと組み合わせて、「お家で機内食」のコラボをしてみるのも楽しそうです。
画像出典元:https://www.shop.jal.co.jp/item/96696/
商品名:青森県産 鴨のプロシュート(鴨の生ハム風)
価格:4,860円(税込)
販売サイト:公式サイト「JALショッピング」
https://www.shop.jal.co.jp/item/96696/
2-3.テレワークの合間に食べたいスイーツ
オンラインショップでは、メインデッシュやアペタイザー以外に機内で提供されたスイーツも販売しています。
仙台の「こだま」餅入りどら焼きをはじめ、JAL機内で提供されてきたさまざまなスイーツの購入が可能。
テレワークの合間に甘いものを食べてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
画像出典元:https://www.shop.jal.co.jp/item/98465/
商品名:こだま 餅入りどら焼(18個)
価格:4,860円(税込)
販売サイト:公式サイト「JALショッピング」
https://www.shop.jal.co.jp/item/98465/
3.ANA・JAL以外に機内食をネットで購入できるサービス
ANAやJAL以外にも、自宅で機内食を購入できるサイトがあります。こちらも人気で売り切れ続出しているので購入のタイミングを逃さないよう、こまめにHPをチェックしておきましょう。
3−1.国際線機内食を購入できる「羽田空港オンラインショップ」
「羽田空港オンラインショップ」では、世界中の航空会社の機内食を製造している「コスモ企業」提供の機内食を数量限定で販売しています。
初回は販売開始から2日で完売するほどの人気商品。販売スケジュールはHPの商品ページに記載されるので、購入したい方は販売日を要チェック!
画像出典元:https://haneda-shopping.jp/goodsDetail.aspx?sCD=COS1142359</span>
商品名:本格スパイシー機内食カレーセット
価格:5,500円(税込)
販売サイト:公式サイト「羽田空港オンラインショップ」
https://haneda-shopping.jp/goodsDetail.aspx?sCD=COS1142359
3−2.本場の味の機内食が手に入る「WRLD FLVRS」
機内食会社「ゲートグルメジャパン」は、機内食をネットで購入できるサイト「WRLD FLVRS」を運営しています。
和洋食からエスニックまで、国際線エアラインのファーストクラスで提供されたメニューを購入することが可能。
各国の本場の味を知っているシェフたち自らが調理した本格的な機内食で、自宅の食卓を華やかに彩りましょう。
商品名:和食コース4品 甲州煮/松茸ご飯/小鉢2品(2人前)
価格:4,644円(税込)
販売サイト:公式サイト「WRLD FLVRS」
https://wrld-flvrs.com/jp/menu/koisuru-pork-kosyuni/
4.オンライン販売以外で機内食体験を自宅で楽しむ方法2つ
機内食のオンライン販売は魅力的ではありますが、その話題性からすぐに完売してしまい、なかなか手に入らないケースがあるのも事実です。
それでも自宅で機内食を楽しみたいなら、ちょっとした工夫を凝らしみてはいかがでしょうか。
4−1.機内テーブルウェアでいつもの料理を特別に
ANAのオンラインショップでは機内食だけでなく、食器も販売しています。いつもの食事で実際に機内サービスで使われている食器を使えば、あっという間にファーストクラスの機内食のような見映えになります。
機内食を一緒に購入すれば、よりリアルな機内食体験をできそうです。
画像出典元:https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389509
商品名:<ANA機内サービス用品>NARUMI/ラウンドリムプレート24cm(和紙柄) 5枚セット
価格:14,500円(税込)
販売サイト:公式サイト「ANAショッピングA-style」
https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=389509
4-2.機内食を再現できる航空会社の公開レシピ
航空会社の中には、機内食のレシピを公開している企業があります。料理が好きな人は、レシピを見ながら自分で機内食を作ってみるのも一つの手です。
・エミレーツ航空
エミレーツ航空では「エミレーツの料理番組」と題し、機内食のレシピを公開しています。レベル別に紹介されているので、料理が得意な人も初心者も何かしらのメニューを作れそうです。
料理によっては材料が日本で手に入りにくそうなレシピもありますが、その場合は代用品を考えみるのもおもしろいかもしれません。
動画:https://youtu.be/Fu7kcGkFAGI
動画出典元:エミレーツの料理番組
レシピ例:アラビア風レンズマメのスープ
紹介サイト:公式サイト内「エミレーツの料理番組」
https://www.emirates.com/jp/japanese/experience/dining/emirates-recipes/
・ANA
ANAの公式サイトでは、「おうちで楽しむ、旅行気分!ANAの機内食レシピ紹介」で機内食のレシピを公開しています。ビジネスクラスの機内食やスイーツなど、その内容は本格的。レシピに合わせるワインも紹介されています。
料理を作ったら、サイトで指定されているハッシュタグを付けてSNSに投稿してみましょう。
画像出典元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/share/enjoy/recipe/
レシピ例:バニラアイス
紹介サイト:公式サイト「ANA」
https://www.ana.co.jp/ja/jp/share/enjoy/recipe/
飛行機に乗らず、オンラインショップを利用しなくても機内食を楽しむ方法があります。それは、機内食を提供しているレストランに行くことです。
2021年現在はコロナ禍の影響で外食に行く機会は減っていますが、状況が良くなってきたときにはレストランで機内食を味わいたいですね。
FIRST AIRLINES
VRを使って世界の観光地を楽しめる「バーチャル航空施設」です。機内食の提供サービスあり。
FIRST AIRLINES JAPAN
公式サイト:https://firstairlines.jp/
農家レストラン DINING PORT 御料鶴
JALの機内食を提供するレストラン。JALが所有する畑で栽培した果樹をはじめ、成田市周辺の農産品や伝統料理を中心としたメニューを楽しめます。
DINING PORT 御料鶴
公式サイト:https://jalagriport.com/
5.海外における機内食販売の取り組み
機内食販売に関する取り組みを行っているのは日本だけではありません。海外にも、機内食のデリバリーやネット販売を行っている企業があります。
ここでは、その取り組みを一部ご紹介します。
5-1.企業向けに機内食をデリバリー【インドネシア】
ガルーダ・インドネシア航空系列の機内食提供会社「エアロ・フード・インドネシア」は、企業向けに機内食のデリバリーを行っています。
デリバリーのメニューは、肉料理、サラダ、ケーキなど。ジャカルタ市内の同社事務所まで受け取りに行く場合は、配達料はかからないそうです。
画像出典元:https://www.instagram.com/p/CCKMi0jnUH5/
公式サイト:http://aerowisatafood.com/en/home/
公式Instagram:https://www.instagram.com/aerofoodacsindo/
5-2.機内で提供していたナッツのオンライン販売【アメリカ】
アメリカン航空の取引先「GNS Nuts」では、コロナ禍の影響で飛行機の利用者が減ったことで、機内で販売していたナッツが大量に余ってしまったそうです。
このため通販サイト「Great Nuts」でオンライン販売を始めたのだとか。さまざまなナッツが販売されていて気になるところですが、サイトを見る限り日本では購入できなさそうなのが残念です。
画像出典元:https://www.greatnuts.com/a-1-25-lb-bag-of-first-class-mixed-nuts/
商品名:ファーストクラスミックスナッツの1.25ポンドバッグ
価格:12.95ドル
販売サイト:公式サイト「Great Nuts」https://www.greatnuts.com/
まとめ:機内食の販売を活用してテレワーク中の食事を充実させよう!
飛行機に乗らないと食べられないと思われていた機内食。オンライン販売や企業が公開しているレシピを活用すれば、自宅でも十分に空の味を楽しめます。日本だけでなく海外でも機内食のデリバリーやオンライン販売が行われているのも興味深いですね。
テレワークで自宅にいる時間が多い今だからこそ、趣向を変えていつもの食事を機内食にして気分転換を図るのもひとつの手。この記事で紹介したサービスを利用して、お家で機内食を楽しんでみてください。