関西国際空港第1ターミナルの国内線エリアの改修工事が完了し、10月26日にリニューアルオープンしました。
25日、新エリアのお披露目会に招待していただき、BTHacks編集部取材に行ってきました。
2025年の大阪・関西万博を見据えた大幅リニューアル
保安検査場を1か所に集約し、複数の人が同時に保安検査を利用できるスマートレーンを6台導入し、混雑時の待ち時間短縮に繋げる。
保安検査後の商業エリアはなんと従来の約5倍に拡大。検査をスムーズにし、買い物利用客の増加を目指すといいます。
関西エアポートの執行役員、江村剛氏は「”スムーズにより快適に”を大切にしながら、面白いことを、関西らしいところをどう表現するかを考えてリニューアルに臨みました。コロナ禍でスタートしたプロジェクトでしたので、この日を迎える事が出来て安堵しています」と話していました。
関西エアポート執行役員 江村剛氏
ショップ、レストランエリアのご紹介
新エリアMAP
搭乗前のニーズに対応しながら、関西らしさを堪能できる快適な空間。
天ぷら 圓堂
名物かき揚げライスバーガー
衣がサクサクでタレの加減が絶妙で美味しい。袋に包んでくれるので、片手で気軽に食べられます。このクオリティの天ぷらを空港でしかも保安検査後に食べられるなんて、、素晴らしい。
サンマルクカフェ+R
ゆったりとした席+コンセント付きの席が多く、ビジネスマンにはとてもおすすめ。飲み物はもちろん、ホットサンドなど温かい商品があったり、”商品できあがり”の番号がモニターで表示されていたり街中で見るサンマルクより少し雰囲気が違う空間でした。
ホットサンドと大阪ミックスジュース
Japan Traveling Restaurant® by BOTEJYU®
ぼてぢゅう® 1946
お土産ショップ 関西旅日記
3つのコンセプトに分けたお土産エリアが誕生。関空限定商品や「ここはデパ地下?」と思うような商品まで幅広い品揃えです。
そらやんグッズ
ローソン
ロケーションが魅力のANA、JAL共用ラウンジ
ANA(全日空)、JAL(日本航空)のラウンジ利用可能なお客様を対象とした共用ラウンジも新たにオープンしました。
大きな窓からは管制塔が見え、開放感のある空間です。
KIRIN一番搾りとハイネケンの生ビールが楽しめる
自動運転サービスの導入
長距離の移動や体力に不安を感じられる方、ご高齢の方などの移動補助のために自動運転サービスを導入しています。保安検査場から目的の搭乗口まで自動運転に寄り移動、到着後は自動で元のステーションに戻ります。
国内では羽田空港に続き、2例目となります。
まだまだ続くリニューアル
関西空港の第1ターミナルは2025年の大阪・関西万博までに、国際線については、コロナ前の利用客の倍近い年間4000万人に対応したいと話していました。
2025年春にこちらのグランドオープンを迎える予定です。これは、増加するインバウンド客、そして2025年に開催予定の大阪万博での対応を見据えたものとしています。今後の関西空港のリニューアルにも期待です。
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