画像出展:にこまるくん <Instagram> <YouTube>
ペットを飼っていると、出張や旅行など、どうしても家を空けなければいけないときにどうするかを考えておかなければいけません。その一つの手段として、使えるのがペットホテル。食事や散歩などのお世話を飼い主に代わって行ってくれるペットホテルは、ペットを飼っている人にとってはありがたい存在ですよね。
この記事では、東京都内のおすすめのペットホテルをピックアップしてご紹介します。また、ペットホテルのサービス内容や選び方のポイント、ペットホテル利用時の注意点なども解説しますので、次の出張や旅行時のペットの預け先としてペットホテルを検討している方は、参考にしてみてください。
1.そもそもペットホテルとは
ペットを一時的に預かって世話をしてくれるペットホテルは、ペットホテルサービス専門で運営しているところもあれば、動物病院やペットサロンがサービスのひとつとして提供しているものもあります。
1-1.主なサービス内容
サービス内容はペットホテルによって違いがありますが、どこのホテルも基本的に宿泊中の食事や散歩などを飼い主に代わって行います。最近では、ペットの様子を写真や動画で撮影し、レポートと一緒に飼い主に送ってくれる報告メールサービスも一般的になってきています。
また、有料オプションとしてペットホテル滞在時のトリミングやマッサージ、ドッグランなどを提供しているところもあります。
1-2.ペットホテル選びのポイント
ペットホテルを選ぶ際には、安心して預けられるホテルかどうかをチェックしましょう。
以下のポイントは預ける前に必ず確認した方がよいでしょう。
・施設は清潔に保たれているか
・犬や猫が脱走しないよう対策をしているか
・動物の数に応じたスタッフが割り当てられているか
・夜中はどのような管理体制がとられているか
・きちんと届出はされているか
とくに、大切なペットを預ける場所だからこそ、無資格・無認可のペットホテルは避けた方が良いでしょう。
2.安心してペットを預けられる都内のペットホテル4選
ペットホテルを利用してみたいけれど、大切なペットをきちんとお世話してくれるところなのか心配という人もいることでしょう。今回は、東京都内にあるおすすめのペットホテルを4つ紹介します。
2-1.満足度が高くリピーターが多い『麻布ペット』
画像出典:https://azabupet.jp/service/pethotel/
六本木駅近くの『麻布ペット』は、利用者からの評価が高く、91.3%のリピート率(※1)を誇ります。
こちらのペットホテルでは、ペットの1日の過ごし方も完全オーダーメイドで決められます。スタッフの方と相談しながらし、ごはんや散歩の時間、回数などを自由に設定できます。また、毎日ペットの詳しい様子を写真付きで報告してくれるので、離れていてもペットの様子が分かります。
ケージタイプのお部屋の他に、完全個室のスイートルームも完備。スタッフは全員、動物関連有資格者ということで、安心感があります。
<主なサービス>
・ペットホテル
・一時預かり
・ペットシッター
・散歩代行
・トリミング
・老犬・老猫介護
・トレーニング
※1 出典:公式サイトより(https://azabupet.jp/service/)
・所在地:東京都港区麻布台3-3-14 麻布台ハウス1階
・電話番号:050-5491-7200
・ホームページ:https://azabupet.jp/
<参考料金>
1泊2日
・小型犬(6kg未満):6,380円
・中型犬(6kg以上18未満):7,480円
・大型犬(18kg以上):8,580円
・猫(3段ケージ):6,380円
2-2.出張に便利!空港から車で5分の『ペットホテル エアライン羽田』
画像出典:http://airline-haneda.com/about/
こちらは羽田空港からわずか車で5分の距離にあるペットホテルです。空港に行く前にペットを預けて、帰ってきたらそのまま迎えに行けるという点で、出張や旅行の際に便利です。
また、料金は他の都内のペットホテルよりも、若干リーズナブルに設定されています。ペットホテルのほか、トリミングやペットタクシーのサービスも行なっています。
散歩の様子などをSNSにアップして、ペットの様子を確認できるようにしているため、離れていても心強いですね。
<主なサービス>
・ペットホテル
・トリミング&シャンプー
・所在地:東京都大田区羽田1丁目-14-2 羽田グリーンハイツ1F
・電話番号:03-6423-2246
・ホームページ:http://airline-haneda.com/
<参考料金>
1泊2日
・犬
エコノミールーム(8kg未満):3,500円
ビジネスルーム(16kg未満):4,500円
ファーストルーム:5,500円
・猫
エコノミールーム:3,300円
ビジネスルーム:3,850円
ファーストルーム:4,400円
2-3.猫ちゃん専用!『プレミアキャットホテル&スパ Premier Cat Hotel & Spa』
画像出典:https://premiercathoteltokyo.com/
『プレミアキャットホテル&スパ Premier Cat Hotel & Spa』は、猫専門の施設です。
泊まる部屋はすべて、猫同士の接触による感染症や怪我の心配のない完全個室です。
一番コンパクトな部屋でも、ステップが付いていて、猫たちが快適に過ごせるように工夫されているため、大切なペットたちも、できるだけストレスを感じさせない配慮がされた部屋で過ごせますよ。
<主なサービス>
・ペットホテル
・キャットサロン(シャンプー・トリミング)
・動物病院への受診代行サービス
・ペットシッターサービス
・所在地:東京都 港区赤坂7–11–8 パームヒル赤坂4階
・電話番号:03-6874-8421
・ホームページ:https://premiercathoteltokyo.com/
<参考料金>
1泊2日
・スタンダードルーム:5,390円
・Jr.スイートルーム:8,140円
・スイートルーム:8,900円
2-4.室内ドッグランで走り回れる『ドッグアイランドベルシアン』
画像出典:https://www.bellechien.com/about/
犬専門のペットホテルを探しているならこちらをチェック。
『ドッグアイランドベルシアン』では、部屋はスタンダードからスイートまで全6種類。なんとドッグランも利用できます。
天気が悪くても室内ドッグランを利用できるので、散歩に出かけられないストレスもありません。
宿泊中のペットの様子をメールで配信してくれるので、お泊まり中の様子がよくわかります。ペットヘルパー、JKC愛犬飼育管理士、ドッグトレーナーなどの資格保有者がペットのお世話を担当。提携病院もあるため、もしものときにも安心です。
<主なサービス>
・ペットホテル
・ペットサロン
・出張トリミング
・ドッグラン
・所在地:東京都板橋区成増3-20-3. 1F
・電話番号:03-3938-8600
・ホームページ:https://www.bellechien.com/
<参考料金>
1泊2日
・小型犬:3,850円〜
・中型犬:5,060円〜
・大型犬:7,150円〜
・超大型犬:9,130円〜
3.ペットホテル利用時に準備しておくこと
ペットホテルを利用すると決めたら、準備を始めましょう。予防接種など時間を要するものもあるので、直前になって慌てないように、ペットホテルを使うと決めたら、必要な準備にとりかかりましょう。
3-1.予防接種をしておく
基本的にどこのペットホテルでも、利用時には予防接種証明書の提出が求められます。
犬なら5種以上、猫だと3種以上の混合ワクチン、そして狂犬病ワクチンを1年以内に摂取している必要があります。
もしまだ予防接種をしていないようでしたら、預ける前にバタバタしないよう、余裕を持って済ませておきましょう。
3-2.健康管理をしっかりする
慣れない環境で長時間過ごすことは、ペットに少なからずストレスを与えます。体調が優れないときにさらなるストレスを与えてしまうと、ペットの健康が心配です。
出張や旅行に合わせて体調をきちんと管理して、ペットが万全の状態でペットホテルで滞在できるようにしてあげましょう。
3-3.ケージに慣れさせておく
ペットホテルまでの道のりは、ペットをケージに入れて移動するため、ケージに慣れさせておくことも重要です。出発しようと思っても、ペットがなかなかケージに入ってくれないと、その後の予定が狂ってしまうこともあり得ます。
また、ペットホテルが提供する部屋やプランのグレードなどにもよりますが、ケージやクレートの中で長い時間を過ごすこともあります。このような環境に慣れていないと、ペットに大きなストレスを与えかねません。
少しずつでいいので、普段からケージやクレートに入れて慣れさせておきましょう。
3-4.いつも食べているフードを用意する
ペットホテルでもフードを用意してくれますが、慣れない環境で食べたことのない食べ物を出しても、ペットが口をつけてくれない可能性があります。普段から食べ慣れているフードを預ける日数分用意して、初日にペットホテルの方に渡しておきましょう。
3-5.いつも遊んでいるおもちゃや毛布もあると安心
]
犬も猫も自分のにおいがついたものがあると安心します。
お気に入りのおもちゃや、いつも使っている毛布などを一緒にケージに入れておいてあげましょう。少しでもペットの不安を軽減できます。
当日は忘れないよう、ケージなどに一緒に入れておくようにしましょう。
4.ペットホテル以外の選択肢
画像出展:にこまるくん <Instagram> <YouTube>
近くにペットホテルがないなど、さまざまな理由からペットホテルを利用しない方法を探している人もいることでしょう。この章では、ペットホテル以外の選択肢をご紹介します。
4-1.ペットシッターに依頼する
ペットシッターは、自宅を訪問して飼い主に代わってペットのお世話をしてくれるサービスです。世話をしてくれる人が飼い主からペットシッターになるだけで、ペットホテルに預けるときのような環境の変化はありません。
ペットの負担が少なくて済むため、ペットシッターを利用する人も増えているようです。相性の良いシッターさんと出会えれば、継続してお願いできるのも良いところですね。
<都内のおすすめペットシッターサービス>
・オレンジペットシッター
http://orange-petsitter.com/
・LOVE PET
http://www.lovepetstyle.com/
4-2.動物病院を利用する
動物病院の中には、預かりサービスを行なっている病院もあります。
万が一、ペットの体調が悪くなってしまった場合でも獣医師に診てもらえるため、持病のあるペットや、高齢のペットを預ける際には他の選択肢よりも安心です。
普段から検診などをお願いしているかかりつけの動物病院なら、健康状態などで心配なことがある際にも、情報の共有がスムーズです。
<都内のおすすめ動物病院(ペットホテル付き)>
・ハートワン動物病院総合医療ケアセンター
https://heart-one.net/petlife/hotel/
・セレブル動物病院
https://www.celebre.co.jp/hotel/
4-3.家族や動物好きな友人にお願いする
家族が比較的近くに住んでいて動物好きなら、家族に預けるのも良いでしょう。毎回同じ場所で知っている人に世話してもらえるなら、ペットも安心できるのではないでしょうか。
また、家族や信頼できる動物好きの友人がいるなら、家まで来てもらい、餌やりなどをお願いしてみるという方法もありますね。
4-4.出張先・旅行先に連れて行く
これは状況によって無理な場合が大半かもしれませんが、ペットも一緒に連れて行く選択肢も考えてみては。
例えば旅行に行く場合、車で行ける場所なら車移動さえクリアできればペットと一緒にお出かけはできるかもしれません。近年、ペットと一緒に泊まれる宿泊施設も増えてきています。
大型犬を飼っている筆者の友人は、旅行には犬も一緒に連れて行っています。それなりに大変なこともあるようですが、旅先で人間と一緒に楽しそうにしている犬をみるとやはりこの方法が一番だと感じるそうです。
まとめ:大切なペットのために出張中もペットホテルを活用してみよう!
食事や散歩をはじめ、飼い主に代わってペットの面倒を見てくれる都内のペットホテルは、出張や旅行、急な予定が入ったときの預け先として便利です。預ける先を決める際にはまず、動物取扱業の登録の有無を確認しましょう。ペットホテルが決まったら、予防接種を済ませたり、ケージに慣れさせておいたりと準備もしておきたいところ。
環境の変化が苦手なペットには、ペットシッターなど他の選択肢を考えてあげるのも良いですね。
出張や旅行中も、大切なペットが快適に過ごせる素敵なペットホテルと出会えますように!
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