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2023.11.13

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Wi-Fiレンタルはこう選ぶ!おさえるポイントと厳選ルーター5選

近年、出張だけでなくテレワークなどオフィス以外で仕事をする人が増加した背景もあり、Wi-Fiレンタルの需要が高まっています。

Wi-Fiレンタルは回線工事が必要なく気軽に利用できますが、多くのサービスがあり、
どれを選んだら良いかわからないという方は少なくありません。そこで、Wi-Fiレンタルを選ぶときのポイントをまとめました。

おすすめのWi-Fiレンタルと適した利用シーンも紹介しますので、Wi-Fiレンタルを利用するときには参考にしてみてくださいね。

1.Wi-Fiレンタルを選ぶときのポイント4つ

レンタルルータを契約するときには、次の4つを軸に判断すると適したWi-Fiレンタルを選びやすくなります。

1-1.利用する場所

Wi-Fiレンタルは国内用・海外用の2つに分けられます。
Wi-Fiレンタルを借りても、現地の通信キャリアのネットワークを利用できるものでなければ使い物になりません。
逆に、海外用のWi-Fiレンタルは日本国内では通信不可です。

しかし近年は、特別な設定をすることなく、国内外問わず利用できるルーターも増えてきています。
現在いる場所で最も適した電波をキャッチしてくれるので、複数の国で利用するときに重宝するでしょう。

海外用のWi-Fiレンタルは、以前よりも利用可能なエリアが拡大していますので、
主要国や地域での仕事で使うのであれば、ほとんどの場所で利用可能です。
とはいっても、渡航先で利用ができるか事前に確認しておきましょう。

国内利用の場合は、利用可能エリアをさほど気にする必要はありません。
しかし、地域によっては繋がりにくいキャリアがあるので、事前に利用できるエリアをチェックしておくと安心です。

1-2.通信可能なデータ容量

通信量に制限がない「無制限プラン」を提供するWi-Fiレンタルが増えてきました。
しかし、なかには月単位、または1日単位で利用可能なデータ容量が定められているサービスもあります。

あまりWi-Fiを使わない、使ったとしてもメールのやり取りだけといった場合なら、容量に制限があっても不便はないでしょう。
しかし、大容量のデータ送信をしたり、頻繁にWeb会議を実施したりするなら、データ無制限のプランがおすすめです。

無制限をうたっていても、一定以上の容量を使ってしまうと一時的に低速の通信に制限するサービスもあるので、
事前に無制限の利用に条件がないか確認しておくと良いでしょう。

【1GBでできること】
・メール送受信:約2,000通(1通500KB)
・Webサイトの閲覧:約3,400ページ(ニュースサイトなど)
・動画視聴:中画質(480p)で約2時間
・Web会議:カメラOFFで約24時間、カメラオンで約1時間40分(Zoom利用の場合)

【1ヵ月に利用するデータ量目安】
1.メール送受信、Webサイトの閲覧のみ:約1~5GB
2.1に加えてWeb会議をカメラオンで数回利用:20GB以上
3.1に加えて、Web会議をカメラオンで頻繁に利用:50GB以上

1-3.利用する期間

Wi-Fiレンタルの料金システムには、1日単位で料金が発生するものと月額制の2種類があります。

短期出張など1ヵ月以内の利用は1日単位で使えるもの、1ヵ月以上利用する場合は月額制のもの……
といったように、利用する期間によって選べます。

1日ごとに料金が発生するタイプは60日などの長期契約プランもありますが、月額制と比べると割高になりがちです。
また、短期契約のWi-Fiレンタルを10数日以上利用すると、月額制のWi-Fiレンタルの方が安い場合もあります。

どのWi-Fiレンタルがコストを抑えられるか、複数のサービスをチェックすると良いでしょう。

1-4.解約金の有無

月額制のルーターは最低利用期間が定められているものがあります。
月額料金が安めに設定されていますが、契約期間内に途中解約をすると解約金が発生する場合があるので注意が必要です。

例)Wi-Fiレンタル A社の場合
月額3,380円で1ヵ月100GB利用可能なWi-Fiレンタル。リーズナブルな料金設定ですが、最低2年間の利用が必要です。
2年以内で解約する場合は、解約金として月額1ヵ月分の料金が請求されます。

2年以内に解約する可能性がある場合は、毎月660円のオプション料を支払うことで契約期間の縛りがなくなりますが、
5ヵ月以上利用する場合は、毎月のオプション料の支払額が解約金を超えてしまいます。

余計なコストを支払ってしまう可能性があるので、契約期間に縛りのないものを選ぶと良いでしょう。

2.特徴別おすすめWi-Fiレンタル5選比較表

Wi-Fiレンタルは、サービスによって使える地域や容量などが異なります。
まずは、この記事でピックアップするおすすめのWi-Fiレンタル5つの特徴を以下の表にまとめました。

WiFi東京レンタルショップ クラウドWiFi FreeMax+5G FreeMax+5G 法人プラン 海外WiFi
レンタルショップ
用途 短期利用 1ヵ月以上の利用 1ヵ月以上の利用 1ヵ月以上の利用 短期利用
対応エリア 国内 国内・海外(134の地域と国) 国内 国内 海外
データ容量 無制限
100GB/50GB/20GB
無制限 無制限 1GB/無制限
初期費用 なし 3,300円 3,300円 3,300円 なし
利用料金 短期レンタル1泊2日880円~
長期レンタル44泊45日10,450円~
100GB3,718円
50GB2,980円
20GB2,580円
月額費用4,800円 月額費用4,800円/台 ルーターレンタル料:220円/日
通信費:1GBプラン500円/日~、無制限プラン650円~
配送料 1,100円
(往復送料)
なし
※返却時のみ自己負担
なし なし 1,100円(往復)
解約金の有無 なし なし なし なし なし
受取方法 空港/店頭/ホテル受取 配送 配送 配送 配送、コンビニ、店頭
返却方法 店頭返却/配送 配送 配送 配送 配送

5つのサービスについて、次で詳しく説明していきます。

3.目的別おすすめのWi-Fiレンタル5選

適したWi-Fiレンタルが見つかるよう、Wi-Fiを利用する用途ごとにおすすめのものを詳しく解説します。

3-1.短期間の利用なら「WiFi東京レンタルショップ」【国内】


画像出典:WiFi東京レンタルショップ公式サイト

数日から2週間程度の短い期間だけWi-Fiルーターをレンタルするなら、「WiFi東京レンタルショップ」がおすすめ。

Wi-Fiレンタルは料金システムが月額制のものがほとんどですが、こちらは1日単位で料金が発生する仕組みです。
国内出張や入院したため病院でWi-Fiを使いたいなど、数日間だけWi-Fiレンタルを使いたいというときに重宝するでしょう。

ただし、16日間(15泊16日)の利用になると4,290円かかり、他社の月額制Wi-Fiレンタルの1ヵ月料金と同じくらいの金額になります。
よって、2週間以上Wi-Fiレンタルを利用するなら、他社を検討した方がコストをおさえられる可能性があります。

向いているシーン:国内出張、オフィス移転時の一時利用、入院など(短期間の利用)
データ容量:無制限
※著しくネットワークを占領するほどの大容量通信をした場合、キャリアによって通信速度の制限がかかる場合あり(128Kbpsに制限されるが翌月の1日より通常の通信速度に戻る)
料金:①初期費用 なし 
②レンタル料 短期レンタル1泊2日880円~ 長期レンタル44泊45日10,450円~ 
③送料1,100円(往復送料)
※レンタル延長する場合は1日につき440円加算される
解約金の有無:-
受取方法:空港受取(成田空港・羽田空港・中部国際空港・大阪国際空港・新千歳空港・鹿児島空港※鹿児島空港は2023年9月現在一時閉鎖中)/店舗受取(店舗は東京都新宿区のみ)/ホテル受取
返却方法:店頭返却/配送
公式サイト:https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/?im=2dusa

3-2.リーズナブルに利用したいなら「クラウドWiFi」【国内・海外】


画像出典:クラウドWi-Fi公式サイト

WI-Fiの利用頻度が少なめで大容量の通信でなくても良いならクラウドWiFiで通信費を抑えられます。
データ容量が無制限ではない分、リーズナブルな料金設定になっています。

クラウドWiFiのプランは「100GB」「50GB 」「20GB」の3つのプランから選択可能。
例えば、
「Wi-Fiレンタルの利用は移動中だけだから20GBで事足りる 」
「ときどき動画を視聴するので、100GB必要」

…など、Wi-Fiの利用スタイルによってプランを選べます。

また、SIMカードが不要で、尚且つ通信が安定している点も特筆すべき点です。

多くのWi-Fiレンタルは、特定の通信キャリアのSIMカートをルーターに挿入して利用します。
そのため、使用している通信キャリアの電波が弱いと通信が遅くなってしまいます。

一方、クラウドWiFiは、「クラウドSIM」という新たな通信テクノロジーを利用するものです。
滞在しているエリアの複数ある通信キャリア回線のなかから、最もつながりやすい回線を自動でキャッチしてくれるという仕組み。
そのため、圏外になりにくく、安定した通信が可能なのです。

海外の利用エリアは134の国と地域。現地で電源を入れるだけでWi-Fiにつながります。

向いているシーン:国内・海外出張、テレワーク、大容量のデータを必要としない場合
データ容量:100GB/50GB/20GB
料金:①初期費用:3,300円 ②月額費用:100GB3,718円 50GB2,980円 20GB2,580円 ③送料:返却時のみ自己負担
解約金の有無:なし(契約期間の縛りなし)
受取方法:配送
返却方法:配送
公式サイト:https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/?im=3fusa

3-3.試しに使ってみたいならFreeMax+5G【国内】


画像出典:FreeMax+5G公式サイト

Wi-Fiレンタルを契約する前に試しに使ってみたいと思ったことはありませんか?
FeeMax+5Gなら、15日間無料でお試し利用が可能です。

Wi-Fiレンタルを利用するにあたって不安なのが、利用するエリアの回線速度です。
たとえば、利用時の回線速度や電波の入りやすさは、実際にルーターを使ってみないとわかりません。
十分な回線速度で利用できるエリアであっても、建物の構造によっては通信キャリアの電波が届きにくかったり、
回線速度が遅くなったりすることがあるためです。

契約期間無制限のWi-Fiレンタルを試しに使ってみるという手もありますが、解約手続きが面倒だと感じるかもしれません。
その点FeeMax+5Gなら、一度使ってみてから契約するか検討できます。

ルーターは持ち運びができるポケットルーター、またはコンセントに挿して使う据え置き型のホームルーターの2種類から選べます。
高速通信が可能な5Gを無制限で利用できるのも魅力的ですね。

向いているシーン:国内出張、テレワーク、大容量のデータ通信が必要な場合
データ容量:無制限
料金:①初期費用:3,300円 ②月額費用:4,800円 ③送料:なし
※15日間のお試し利用可能
解約金の有無:なし
受取方法:配送
返却方法:配送
公式サイト:https://free-max.com/?im=4rusa

3-4.法人利用ならFreeMax+5G 法人プラン【国内】


画像出典:法人向けFreeMax+5G公式サイト

3章で紹介したFreeMax+5Gは法人プランも用意されています。
うれしいのが、法人プランの場合は2台目以降の初期費用が無料。
さらに、支払い方法がクレジットカード払いのほか、請求書払いも可能です。
また、ルーターに不具合が発生したときは、きめ細かなサポートも受けられるのも見逃せないポイントです。

最短1ヵ月から利用できるので、オフィス移転中の仮事務所や一時的に利用する現場事務所など、
固定回線を引きたくないときの利用に便利です。
また、出張が多い社員を抱えている場合、出張の度にWi-Fiレンタルを手配するのに手間がかかります。
持ち運べるポケットルーターを契約しておけば、いつでも出張にルーターを持って行けて便利です。

契約するルーターはホームルーターとポケットルーターの組み合わせが自由なので、仮オフィスにはホームルーター、
外回りや出張時の社員用にポケットルーターを用意しておくといった使い方ができます。

向いているシーン:国内出張、外回りが多い社員用オフィス移転中、工事現場の事務所、社員寮用のネットワークなど(法人利用)
データ容量:無制限
料金:①初期費用3,300円 ②月額費用4,800円 ③送料なし
解約金の有無:なし
受取方法:配送
返却方法:配送
公式サイト:https://free-max.com/biz/?im=8vusa

3-5.海外出張時なら海外WiFiレンタルショップ【海外】


画像出典:海外WiFiレンタルショップ公式サイト

海外用のWi-Fiレンタルは国内用と比較すると料金がやや高めです。
よって、長期利用になればなるほど、コストがかさむでしょう。
また、Wi-Fiレンタルを持ってきたのに、結局ほとんど使わなかったということも少なくありません。

135の国や地域で利用できる「海外WiFiレンタルショップ」のルーターなら、電源を入れなかった日は通信料がかからない仕組みです。
利用しない限り、通信料が発生しないので、余計なコストを掛けずに済みます。
しかし、電源を入れてしまうと通信をしなくてもその日の料金が発生してしまうので、
使う必要がないときにうっかり電源を入れないよう、注意が必要です。

プランは、1GBと無制限プランの2種類。
渡航先ではテキストメールのやりとりだけなどあまり通信をしないときは1GB、
Web会議などの予定がある場合は無制限プランなど、利用頻度に合わせてプランが選べます。

向いているシーン:海外出張
データ容量:1GB/B無制限
料金:①初期費用 なし ②ルーターレンタル料:220円/日 ③通信費:1GBプラン500円/日~、無制限プラン650円~ ④送料 1,100円(往復)
※ルーターレンタル料と通信費の両方が必要
※通信費は渡航先によって異なる
解約金の有無:なし
受取方法:配送、コンビニ(ローソン、ミニストップ)、店頭(東京都新宿区)
返却方法:配送
公式サイト:https://k-wifi.com/?im=6rusa
すばやくレンタルと返却ができる「WiFiBOX」

画像出典:WiFiBOX公式サイト

「WiFiBOX」は、Wi-Fiレンタルの予約から受取、返却までが素早く簡単にできる画期的なサービスです。

WiFiBOXのサイトのアカウントを作成しルーターを予約したら、
利用当日は空港や駅などに設置してある貸出機のQRコードをスマホで読み取るだけ。
使い終わったら、貸出機のスロットに差し込んで返却します。

利便性の高さから、2022年にグッドデザイン賞を受賞しました。

ルーターにはモバイルバッテリー機能が搭載されているので、
出張や外回りの荷物を減らせる点は、ユーザーから高い評価を得ています。

料金は1日840円から、データ通信量が無制限で利用できます。

#詳細はこちら
WiFiBOX

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まとめ:Wi-Fiレンタルはビジネスの相棒!最適のものでどこでも仕事が快適に!

近年のWi-Fiレンタルは、「無制限で利用できる」「契約期間に縛りがない」など、
以前に比べて使いやすいものが増えてきています。
用途に適したWi-Fiレンタルを見つけられれば、どこにいてもスムーズに通信ができ、仕事もはかどるでしょう。

この記事で紹介したWi-Fiレンタルの選び方を踏まえれば、用途に合ったWi-Fi選びは難しくありません。
自分にぴったりのものを探し出してくださいね。

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