イタリアには、お土産にぴったりの素敵なものがたくさんあります。
美味しい食べ物やイタリアの最新ファッション、日本にはないビビッドな色のコスメなど、魅力にあふれたイタリアならではのアイテムを探してみませんか。
この記事では、現地在住者が日本人に人気のアイテムや現地でしか買えない逸品をご紹介!旅行や出張でイタリアへ行くときはぜひ、お土産選びの参考にしてください。
1.気軽に買える!ばらまきにぴったりなお土産4つ

イタリアのお土産を選ぶなら、食べ物がおすすめ。
グルメの国ならではのアイテムが、あちこちのお店でずらりと並ぶ様を見ると、つい目移りしてしまうほどです。
まずは、大容量でコスパが良く大人数向けにぴったりなアイテムを見ていきましょう。
職場の人など、大人数に渡すばらまき用に重宝することは間違いなしです!
1-1.大袋入りビスケット
イタリア人の朝食は、コーヒーやカプチーノと一緒にビスケットやラスクを食べるのが定番です。
そのため、スーパーや小売店の店頭には1kgもあるビッグサイズの袋入りクッキー、ビスケットなどがずらりと並んでいます。
大容量なので、いろいろな人へ渡すのにぴったりのお土産です。
イタリアのどこにいても手に入り、かつ職場など大人数に渡せるものなら、食品メーカー大手のBarilla社が展開するブランドMulino Bianco(白い水車小屋)の袋菓子がうってつけ。

画像出典:https://www.mulinobianco.it/nascondini
職場の休憩室などに置けそうな1kgのビッグサイズだけでなく、少人数にばらまける300〜500g程度のタイプも展開していて、選択肢の幅が広いのも魅力です。
筆者もこのブランドのビスケットはだいたい食べたことがあり、味はかなり美味しいです。よくリピートするのはNascondiniという、ベイクドチョコレート入りのビスケットです。
また、Mulino Biancoの中でも少し高級なラインなのが、チョコクリームクッキーBaiocchiです。

画像出典:https://www.mulinobianco.it/baiocchi
ヘーゼルナッツクリーム入りのClassici、ピスタチオクリーム入りのPistacchioの2つはどこでも見かけるので、購入しやすいです。
260g入り袋タイプが定番商品ですが、スーツケースに入れて持ち帰るなら上記の円筒タイプが比較的割れにくいので、見かけたら購入しましょう。
筆者も何度か日本の家族へのお土産にしたことがあります。
また、去年発売されたBaiocchi Nocciolatte(バイオッキ・ノッチョラッテ)も見逃せません。

画像出典:https://www.mulinobianco.it/baiocchi-nocciolatte
こちらはチョコレートが入っていないタイプで、軽い口当たりが特徴。
なめらかなヘーゼルナッツペーストがとても美味しく、筆者は何度もリピートしています。
個包装なので食べやすく、仕事中に小腹がすいたときも手軽に楽しめます。
1-2.チョコレート
ジャンドゥーヤに代表される、ナッツペーストを練り込んだ香ばしさがイタリアンチョコレートの特徴です。
袋入りで大人数向けのものだけでなく箱入りもあり、贈り物にしやすく渡す相手を選ばないのは、お土産として見逃せないポイントです。
購入するなら、気温が下がりチョコレートが溶けにくくなる秋や冬がおすすめ。
春や夏のチョコレートが溶けやすい時期に購入するなら、チョコレートを使ったビスケットやクッキーなど溶けにくいものを選ぶと良いでしょう。
日本のスーパーでも見かけることがあるイタリアンチョコレート『Baci』が有名ですが、せっかくイタリアまで足を運ぶなら、Ferrero社(フェレッロ)のチョコレートを探してみてください。
特におすすめなのが、大きいスーパーや高級食料品店で見かけることが多いFerrero Collection(フェレロ・コレクション)です。

筆者撮影:左端に封入されているのがロンドノール
大きいサイズなら30個近くあり、3〜4種類のチョコレートが詰め合わされていて、さまざまな味を楽しめます。
クリスマスや年始、イースターなど大きなイベントデーのときには、買い求める人がとても多く、昔から愛されているチョコレートです。
ちなみに、『Rond Noir(ロンドノール)』というFerreroのブラックチョコレートがあります。
しっかりとカカオの香りを感じられるビターな味わいがとても美味しいですが、このチョコレートは単品では販売されておらず、この詰め合わせにしか封入されていません。
レア感たっぷりなので、気になる人は見かけたら即買いがおすすめです。
透明なプラスチックケース包装なのでスーツケースに入れても潰れにくく、日本に持ち帰るときにあまり気を遣わなくて済むのもメリットです。
1-3.イタリアのキャンディ
売り場が大きく品揃えも良いことが多いビスケットやクッキー類と異なり、イタリアのスーパーや小売店ではガムやキャンディ類は売り場が狭く、品揃えも多彩とは言い難いです。
しかし、ビスケットやチョコレートに比べて内容量が多くて持ち運びが簡単なので、大人数に配りやすいのが大きな魅力のため、お土産として見逃す手はありません。
ほぼどこのスーパーでも見かけるのが、Fida社の『Rossana』とSperlari社の『Galatine』。
イタリア人なら一度は食べたことがあるとも言われるほどポピュラーで、昔からあるキャンディです。

画像出典:https://www.caramellerossana.it/prodotti/rossana-pistacchio/
筆者が里帰りのときに大人数向けのお土産として大人買いするのは、『Rossana』のピスタチオ味と『Galatine』のミルク味、いちごミルク味、チョコレート味の4つ。
『Rossana』は飴の中にピスタチオペーストが入っていて、コーヒーのお供にしても美味しくいただけます。
『Galatine』は濃厚なミルク味と甘酸っぱいいちごの香りが後を引く、タブレットタイプのキャンディです。

筆者撮影:老若男女問わずイタリア人から愛されるGalatine
ラムネのように噛んで食べられ、子供を持つ友人知人に渡すと喜ばれるのでお土産として欠かせません。
1-4.限定フレーバーのプリングルス

画像出典:https://www.pringles.com/it/products/flavours/pringles-bacon.html
イタリアでも、ポテトチップスはポピュラーなスナックです。
San Carlo社やPATA社などの製品には、トマト味やローズマリー味のものがありとても人気です。
しかし、ポテトチップスは袋入りなので割れてしまわないかと不安になる人もいるでしょう。
その点、プリングルスのポテトチップなら、容器は紙製ですが底がアルミ、プラスチックの蓋がついているので多少のことでは中身が粉々になりにくく、お土産にしやすいです。
このブランドは日本でも見かけるため、お土産として購入することに抵抗を感じる人がいるかもしれません。
狙い目は、日本では発売されていないヨーロッパ限定のフレーバー。
イタリアで購入できるのは下記の9種類です。
・パプリカ
・ピザ
・ホット&スパイシー
・テキサスバーベキュー
・ケチャップ
・エメンタール
・スモーキーベーコン
・チーズ&オニオン
・クリームチーズ&ハーブ
いずれもロング缶タイプでたくさん中身が入っているため、部署の人みんなに配りたい、という人に向いています。
あまり見かけないケチャップ味以外、美味しくて今でも筆者がリピートしているものは、パプリカとスモーキーベーコンです。
イタリアのお菓子類で新製品が出る時期は、春と秋が多いです。
春の終わり頃には、ポテトチップスの新フレーバーがリリースされます。
特に国内最大手のメーカーSan Carlo社のPiu Gustoシリーズでは、変わり種の限定フレーバーを毎年リリースし、筆者も楽しみにしています。
2025年は、あまりイタリア市場では見ない辛いタイプのハラペーニョ味。
マイルドな辛さでとても食べやすく、筆者は何度かリピートしたほどです。
一方、チョコレートの季節が訪れるのは秋の終わりで、ハロウィンが終わった直後のクリスマス商戦から新商品を発表するチョコレートメーカーが多いです。
筆者が必ずチェックするのは、Pergina社のBaciシリーズ。

筆者撮影:毎年楽しみにしているBaci限定パッケージ
2025年のクリスマス限定パッケージは、オレンジ&キャラメルフレーバー。
オレンジのフレッシュな香りをつけた粒状のキャラメルが、中に入っているBaciのナッツチョコレートととても相性が良く、美味しいです。
もう一つ、Ferrero社のリキュール入りチョコレートMON CHERIも外せません。
限定商品は中身のリキュールが毎年変わり、風味が良いです。

筆者撮影:チェリーリキュール入りの元祖MonCHERIより美味しく感じる、限定版
2025年の限定版はカシス&ウォッカ味で、中に本物のカシスが入っておりフルーティー。シャンパンにとてもよく合う味です。
2.お世話になっている人や親しい人へのお土産7つ

ここからは、親しい人やお世話になっている上司などに贈るときに向いている、ちょっと良いお土産として選べるアイテムをご紹介します。
塩味のものも取り上げているので、甘いものが苦手と言う人にも喜んでもらえるでしょう。
2-1.イタリアンコーヒー
エスプレッソに代表されるイタリアのコーヒーは、濃厚で力強い味わいが特徴。
コーヒーの種類やメーカーも多数あり、スーパーや小売店ではずらりと商品が並ぶのでどれを買ったものか迷う人もいることでしょう。
せっかく、イタリア旅行のお土産にコーヒーを買うなら、イタリア国内を中心に商品展開しているメーカーのコーヒーを手に入れて下さい。
スーパーで手軽に購入できるタイプのものなら、濃厚なナポリコーヒーをプロデュースしているKimbo社、創業140年の歴史を持ち高品質のコーヒーを展開するCaffe Vergnano社、オーガニックやスペシャリティコーヒーが人気のPellini社の3つがおすすめです。

画像出典:https://www.caffevergnano.com/shop/caffe-macinato/gran-aroma-250g
味の好みで選ぶなら、Kimboは「これぞコーヒー」という濃厚な味わいです。
香りが高いタイプが好きならVergnano、マイルドで飲みやすいタイプが好きならPelliniを選ぶと良いでしょう。
コーヒーにこだわりのある人へお土産にするなら、自家焙煎している専門店で買うのも素敵です。

画像出典:https://www.tazzadorocoffeeshop.com/product/regina-dei-caffe-barattolo-rotondo/
ローマのTazza D’oro(タッツァ・ドーロ)やSant’Eustacchio(サンテウスタッキオ)ミラノのHodeida(オレイダ)などが知られ、とても美味しいと地元の人に評判です。
なお、イタリアンコーヒーはPer Moka(ペル・モカ、後述のコーヒーメーカー用)とPer Espresso(ペル・エスプレッソ、エスプレッソマシン用)の2種類があります。
極細挽きの豆なので、日本で主流のフィルターを使用したドリップ式は目詰まりしてしまい、コーヒーを淹れられません。
イタリアのスーパーには必ず、Moka(モカ)かMacchinetta(マッキネッタ)と呼ばれるイタリア式コーヒーメーカーが販売されています。
値段も20ユーロ(約3,715円/2026年2月のレート)程度と日本で購入する価格の半額以下なので、一緒に購入しましょう。
日本に戻ってからも、美味しいイタリアンコーヒーを味わえますよ。
コーヒーと一緒に、お土産として親しい人に渡すのも喜ばれます。
2-2.トリュフ味の食べ物

画像出典:https://www.savinitartufi.it/prodotto/bruschetta-al-tartufo-bio/
イタリアを代表する高級食材の一つに、トリュフがあります。
生のトリュフを日本に持ち帰ることはできませんが、トリュフを使った食べ物がいろいろ出回っているので、お土産にするならこちらがうってつけ。
都市部にある高級食料品店や、ワインや地元の名産品を扱うお店・エノテカでトリュフを使った食品を扱っているので、見かけたらぜひ立ち寄ってみましょう。
手に入れやすいのは、トリュフの香りをうつしたトリュフ塩やパスタソース、トリュフを練りこんだパスタなどです。
100g程度の商品で10ユーロ(約1,857円)からと、値段はそれなりですがとても美味しいです。
特にトリュフを使った食材を扱っているトスカーナ州のメーカー、Savini Tartufi社のものは筆者も食べたことがあり、おすすめ。
小さい容器や小袋に入っているタイプが主流で、簡単に持ち運べるのも魅力です。
かなり値段が安いものもイタリア国内で良く見かけますが、あまりにも安い商品はイタリア産の食材を使っていないことが多く、香りも弱めです。
とはいえリーズナブルにトリュフを楽しみたいと言う人は、スーパーで見かけるトリュフ入りのインスタントリゾットなどを試すのも良いでしょう。
2-3.ドライトマト

日本の干し椎茸同様に、イタリアにも色々な種類の乾物があります。
中でも軽くてかさばらずお土産に向いているのが、ドライトマトです。
薄切りにしたトマトに塩をまぶし干しただけのシンプルな食べ物で、どんな食材にも合わせられ複雑な旨みと風味をつけられます。
良いものは手作りで丁寧に作られているため、お値段は少々張りますが料理好きな人やワインが好きな人へのお土産として、ぜひ選んで欲しい食材です。
スーパーや食料品店をはじめ食料を扱う店ならほぼどこでも購入できますが、中でも筆者がおすすめするのは、市場での購入です。
大都市にある常設市場だけでなく、街の広場で不定期に開かれる市場には、地元の生産者が直接露店を開いていることがあり、味が良いものを手に入れられるからです。
「Pomodori secchi al sole(ポモドーリ・セッキ・アル・ソーレ、天日干しドライトマト)」と書かれていたら迷わず購入しましょう。
ドライトマトを食べるときは水に15分程度つけてふやかします。
そのまま食べればワインのおつまみに、パスタのソースに使うと風味豊かに仕上がります。
2-4.蜂蜜

イタリアは養蜂が盛んで、EUでも指折りの高品質な蜂蜜を生産していることが知られています。
お値段は安くありませんが、味の良さは折り紙つき。
グルメな人へのお土産にするのもおすすめです。
Millefiori(百花蜜)やアカシアなど、日本でも知られている以外の種類があり、レモンやオレンジ、変わったものでは栗の花などの味があります。
エノテカや食料品専門店などで購入できるものは、地元の生産者から直接買い付けていて品質に間違いがありません。
一口タイプの小さな瓶を詰め合わせて売っているものもあり、何人かとシェアしやすいです。
お店によっては試食可能なので、好みのものを見つけやすいのがメリットです。
スーパーでも購入できる蜂蜜を買うなら、なるべく値段が高めのものを選ぶとよいでしょう。
300gで6〜8ユーロ(1,114〜1,486円)程度のものが目安で、この価格帯なら味も品質も納得できるものが多いです。
スーパーのPB商品などがリーズナブルで容量も大きいため目を引きますが、筆者の経験から言うと安いものは美味しくないことが多いです。
中にはイタリア産の材料が使われていない商品もあるため、避けましょう。
2-5.ワイン
ワインの産地として有名なイタリア。
それだけに数えきれないほど多くの種類のワインがあり、ワイン好きの人へのお土産にぴったりです。
イタリア人が普段飲むワインは、1本5ユーロ(928円)程度のリーズナブルなタイプがほとんどですが、普段使いのワインにも美味しいものがあります。
気になるものがあったら、ぜひお土産にしましょう。
2-5-1.赤ワイン
最も格が高く、最高の味と言われるのがピエモンテ州で生産される赤ワインBarolo(バローロ)。
産地のイタリアなら20ユーロ(約3,715円)程度から手に入れられるので、ワインにこだわりがある人へのお土産におすすめです。
筆者が実際に飲んだことがあるのはCa’ Viola社のものとGiovanni Rosso社のもの。
濃厚と言われるバローロの中でも飲みやすく、肉を使った和食とも相性が良いです。
もう一つ、Borgheri(ボルゲリ)もイタリアのお土産としてぜひ選んで欲しいワインです。
超高級赤ワインであるスーパートスカーナの産地として知られるボルゲリですが、全てのワインが高級というわけではありません。
手頃な値段で手に入るものが多く、合わせる料理を選ばないため、ちょっといいお土産として親しい人に贈るのにも向いています。
筆者が自宅で飲むことが多いのは、I Tirreni社のBeccaiaとAntinori社のIl Bruciato。
Beccaiaは酸味が少なく飲みやすい上、10ユーロ(約1,857円)程度で購入できるのも魅力です。
Il Bruciatoは香りが高くまろやかな味わいが特徴で、筆者はクリスマスや家族の誕生日などお祝いの食事に合わせることが多いです。
2-5-2.白ワイン

画像出典:https://www.berlucchi.it/vini/cuvee-imperiale/cuvee-imperiale-brut/
白ワインの中でも特に有名なのが、Franciacorta(フランチャコルタ)です。
フランスのシャンパン同様にスパークリングタイプの白ワインで、香り高く奥深い味わいを楽しめます。
お土産にするなら、辛口で飲みやすく手頃な値段で楽しめる、Berlucchi社のものがおすすめ。
イタリアでは食前酒やスイーツと合わせることが多いですが、あっさりした味付けの和食にもよく合います。
食事と一緒に楽しめる炭酸なしの白ワインをお土産にするなら、Vermentino(ヴェルメンティーノ)を探してみましょう。
特に知られているのがサルディーニャ州で作られているVermentino di Gallura(ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ)です。
10ユーロ(約1,857円)ほどの値段で手に入り、フルーティーな香りで癖が少なくとても飲みやすいので、白ワインが苦手という人もぜひ試してください。
魚介類だけでなく、豚肉や鶏肉を使った料理にも合いますよ。

画像出典:https://www.wineshop.it/it/blog/i-vini-italiani-doc-e-docg-quali-sono-stati-i-primi.html
お店で見かけるワインにときどき、以下のように書かれている横長ラベルが貼ってあるものがあります。
・DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita(デノミナツィーネ・ディ・オリージネ・コントロラータ・エ・ガランティータ:統制保証原産地呼称
・DOC(Denominazione di Origine Controllata(デノミナツィーネ・ディ・オリージネ・コントロラータ):原産地統制呼称
・IGT(Indicazione Geografica Tipica、インディカツィーオネ・ゲオグラフィカ・ティピカ):地域特性表示呼称
これは、イタリアの法律で定められた厳しい品質基準をクリアしているワインだけに与えられる格付けラベルです。
イタリアの各地域で生産されるワインの製法や品質を保護し、国際的競争力や品質への信頼性を向上させることを目的に、格付けが制定されました。
どれを選んだら良いか迷うというときは、このラベルのどれかが貼ってあるものを選ぶと失敗しなくて済みます。
ちなみに筆者は、IGTのラベルが貼られているものをよく購入します。
値段が手頃で美味しいものが多いです。
2-6.ピスタチオクリーム
ピスタチオをクリーム状にしたいろいろな食品が、イタリアでは古くから愛されています。
近年日本でも話題になったので、多くの商品に使われているのを見かけた人もいることでしょう。
食べることにこだわりがある人へのお土産にするなら、ピスタチオが使われた一品を選ぶのもおすすめです。
中でも風味が格別なのは、ピスタチオのクリーム。
ピスタチオの香りが口いっぱいに広がり、別格の美味しさです。
エノテカや食料品専門店には、高品質で味が良いものを置いてあります。
筆者が食べたことがあるのは、ピスタチオの産地シチリアのメーカーValle dell’Etna社のものです。

画像出典:https://valledelletna.com/products/crema-di-pistacchio
濃厚なピスタチオの風味が後をひく美味しさで、シチリアへ旅行したときには5つもお土産として買い込んだほどです。
なお、パスタソースなどに使う塩味タイプと、ビスケットやパンにつける甘いタイプの2種類があるので、ラベルをよくみてから購入しましょう。
Pesto di Pistacchio(ペスト・ディ・ピスタッキオ、ピスタチオのペースト)と書かれていれば、塩味です。
Pestoという言葉は元々、パスタソースの一つジェノヴェーゼを指すことから、イタリアでは基本的に塩味のペーストに使われることが多いです。
一方、甘いタイプのピスタチオクリームにはCrema di Pistacchio(クレーマ・ディ・ピスタッキオ、ピスタチオのクリーム)と書かれています。
スーパーでも見かけますが、大瓶で売られている安いタイプのものは美味しくないことが多いため、筆者は食料品専門店で購入することがほとんどです。
こちらの記事もチェック!
イタリア人の食事事情とは?現地の食文化やおすすめスポットも紹介
3.日本では入手困難なイタリアの雑貨3つ

イタリアの雑貨は、素敵なデザインや日本ではなかなか見かけないデザインの雑貨がたくさん販売されています。
イタリアを旅行するときはぜひ、現地でしか手に入らない限定品や日本だととても高価なアイテムをお土産にしてみませんか。
ここからは、友人に渡したり、仕事を代わってくれた同僚に渡したりできそうな、レアな雑貨をご紹介します。
3-1.Marvisの限定歯磨き粉

画像出典:https://www.marvis.com/italy/it/
日本にも輸入され人気があるMarvisの歯磨き粉。
イタリア旅行のお土産にしたい!という人は、限定フレーバーを探してみるのも手です。

画像出典:https://www.marvis.com/italy/it/edizioni-limitate/
2026年1月現在でリリースされている限定フレーバーはローズ、ユリ、金木犀の3つ。
パッケージもフレーバーの花々がデザインされ、気分があがるのは間違いありません。
なお、筆者がスーパーで見かけるのは定番テイストのクラシックミントのみです。
限定フレーバーを探すなら、大都市の中にある薬局やお土産屋、雑貨店などで見つけられる確率が高いです。
長期出張などで一定期間イタリアに滞在する、という人ならAmazonイタリアなどオンラインショップを利用すると良いでしょう。
3-2.Legamiの文房具

画像出典:https://www.legami.com/it-it/esplora/mondi-legami/extraordinary-stationery
職人手作りのボールペンや、フィレンツェ土産として有名なマーブルペーパーなどイタリアでは素敵な文房具のお店があちこちにあります。
中でもイタリアで今一番人気の文房具と雑貨のお店は、ミラノ発のLegamiです。
主力商品は文房具ですが雑貨の取り扱いにも力を入れていて、直営店の店内は遊び心満点のデザイングッズであふれています。
学生の普段使いからオフィスでも馴染むデザインのものがあり、幅広い層で使えるのが魅力です。
ローマやミラノなど大きな都市にはLegami直営店があるほか、地方の街なら文房具店や書店で扱っていることが多いので、お店をのぞいてみましょう。

画像出典:https://www.legami.com/it-it/calendario-da-parete-2026-30-x-29-cm-kitchen-VCAL260013.html
特に筆者が愛用しているのは、壁掛けのカレンダーと付箋です。
しっかりした紙で作られているLegamiのカレンダーは、ボールペンで予定を書き込んでも裏にうつりにくいので毎年リピートしています。
ハート形の付箋は使うのが楽しく、仕事のメモを書き込むのに手放せません。
3-3.Alessiのキッチン用品

画像出典:https://alessi.com/
キッチン用品メーカーAlessiは、おしゃれでイタリアらしいデザインが人気です。
日本でも人気がありデパートなどで販売されているので、見たことがある人もいるでしょう。
ご当地イタリアでもAlessiは知名度が高く、コーヒーメーカーやカトラリーなどステンレス製のアイテムが特に好まれています。
キッチン用品専門店や食器専門店で扱っているほか、ローマやフィレンツェなど大きな街にあるデパートRinascenteやCoinで手に入ります。

画像出典:https://alessi.com/it/products/voile-spaghetti-measure
おすすめは小さく持ち運びに便利で、お土産に向いているVoile(ヴォワール)。
ロングパスタの量をはかるツールです。
一番小さい穴で1人分、一番大きい穴は3人分のパスタを量ることができます。
筆者も、お世話になった人や祝い事があるときに、イタリア土産として知人や友人に配ったことがあり、喜んでもらえました。
ファッション大国でもあるイタリア。
世界的に知られた超高級ブランド以外にも、イタリアには素敵なデザインで人気のご当地アパレルが目白押しです。
中でも、国内で人気があるローカルブランドは下記の3つ。
大きな街には路面店が必ずあるので、イタリアでしか手に入らない逸品お土産を探してみましょう。
・MISS SIXTY

画像出典:https://misssixty.com/
斬新なデザインのデニムコレクションで知られるMISS SIXTYは、若い人を中心に人気があるアパレルです。
デニムの他にも、体のラインにフィットしたデザインで、着ると女子力アップしそうなアイテムがたくさんあるため、自分用のお土産にもうってつけです。
足が長く見えるデザインのデニムを筆者も持っていて、外出着としてとても重宝しました。
・PINKO

画像出典:https://www.pinko.com/it-it
トレンドをおさえつつ、カジュアルすぎないデザインが人気のブランド、PINKO。
先述したMISS SIXTYより価格帯は高めですが、コンサバティブなデザインのものもあります。
オフィスでも着られる一枚を、イタリア土産として探すのも素敵です。
・LIU・JO

画像出典:https://www.liujo.com/
LIU・JOは、スーパーモデルとのコラボコレクションが絶賛され、人気が急上昇した新興のアパレルブランドです。
エレガントなデザインのデニムが主力商品ですが、靴のコレクションにも定評があり、おしゃれに敏感なイタリア女性に支持されています。
大型店があるのは主にミラノですが、小さな街にあるセレクトショップなどでも取り扱われていることが多いです。
見かけたらぜひ、イタリアならではの素敵なアイテムを探してみてくださいね。
4.イタリア女性に人気のプチプラコスメ3つ

近年、イタリア女性から熱い注目を集めているのが、高品質でリーズナブルなプチプラコスメです。
ローマやミラノなど都市部にある大通りには、プチプラコスメのお店がひしめいていて、賑わっています。
ここでは、自分用にもばらまき用お土産にもできる、プチプラコスメをご紹介します。
4-1.KIKO MILANO

画像出典:https://www.kikocosmetics.com/it-it/c/saldi/
プチプライスながら高品質と評判が高まり、イタリアのプチプラコスメブームを作ったブランドがKIKOです。
トレンドをおさえたスタイリッシュな商品展開が特徴で、筆者の友人知人のイタリア人女性の間でもとても人気があります。
大都市から地方都市だけでなく空港にも直営店があり、立ち寄りやすいので見かけたら足を運んでみましょう。
筆者が実際に使っているのはウォータープルーフのアイライナーと化粧下地(プライマー)です。
アイライナーは崩れず、目の周りがパンダ状にならないので愛用しています。
化粧下地は、つけると顔色がパッと明るくなるので重宝する逸品。。
日焼け止めに少々混ぜるとメイクした感じが出るので、家に一日中いてしっかりとメイクをする必要がないときに使うことが多いです。
4-2.WYKON

画像出典:https://www.wyconcosmetics.com/
2009年に誕生したWYCONは、近年注目を集めているプチプラコスメ。
80種もの色がある口紅を筆頭に、多種多様なカラーを揃えるブランドとして若者を中心に絶大な人気があります。
ローマ、ミラノやフィレンツェなど、イタリア旅行で定番の観光地には必ず直営店が展開されています。
特にミラノは大型の店舗が多いので、ミラノに足を運ぶ人はぜひ訪れてみてください。
筆者の周りのイタリア人女性に人気があるWYCONのアイテムは、アイシャドウです。
華やかなラメ入りのタイプ、頬紅としても便利なクリームタイプを持っている人を見かけます。
愛用している人は「発色が良く、長時間アイメイクが持続する」と話していました。
4-3.ASTRA

画像出典:https://www.wyconcosmetics.com/
イタリアのどんな街にも一軒はある、と言われるコスメショップや化粧品専門店で近年よく目を引くのが、ASTRAです。
上で紹介した2ブランドよりも色の数や商品のジャンルは少ないながら、安心できる原材料を使用し、イタリア国内で製造したものを販売。
品質が良いことから、肌荒れが心配という人にも安心して使えます。
中でもプチプラコスメでは珍しい、Vegan認証を取得したライン『PURE BEAUTY』が特に評判です。
筆者もPURE BEAUTYのパウダーアイシャドウを持っています。
発色がよく肌荒れしにくい上に、アイメイク専用のリムーバーを使わなくても落とせるので、気に入っている一品です。
イタリアで買ったアイシャドウやアイライナーなどのアイメイク製品を使うときには、メイク落としのときにアイメイクリムーバーを併用することをおすすめします。
イタリア人女性のメイクで特に重要視されるのが、アイメイク。
すっぴんでもアイラインだけは必ずつける、と言うイタリア人女性が非常に多いです。
目力重視のアイメイク特集記事が女性向け雑誌やインターネットで取り上げられていて、いかに関心が高いかがうかがえます。
そのためか、イタリアのアイメイクアイテムは一般的なメイク落としだけではなかなか落ちません。
筆者も、メイク落としとは別にアイメイクリムーバーを使っているほどです。
4.イタリアのお土産にまつわる注意点3つ

イタリアでお土産を選ぶときは、いくつかのポイントをおさえておくと失敗が少なくて済みます。
ここからは、お土産選びの上での注意点を見ていきましょう。
4-1.鮮度を維持したいお土産は保冷剤を持参する
パルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノなど、料理好きな人やグルメにお土産として喜ばれる美味しいイタリアンチーズの数々が、スーパーや小売店でずらりと並んで販売されています。
これらのチーズは日本にも輸入されていますが、日本国内では高価でなかなか手に入らないと感じる人は少なくないでしょう。
イタリア旅行や出張の際にチーズをお土産にするなら、持ち帰りに少々工夫することをおすすめします。
というのも、チーズは温度の変化に弱く、お土産として日本に持ち帰るには鮮度を維持したまま持ち帰る必要があるからです。
持ち帰りやすいハードタイプのチーズはカットして販売されていることが多く、一度柔らかくなると味が変わってしまうものもあります。
新鮮な状態を保ち、味の変化を防ぎフレッシュな状態で日本へ持ち帰るなら、イタリアへ出発する前にゲルタイプの保冷剤を持参すると便利です。
ほとんどの場合、ホテルや民泊などには冷蔵庫が備え付けられているので、冷凍室や製氷スペースに保冷剤を入れておきましょう。
帰国直前の荷造りのときには、チーズ類を保冷剤でくるみ、スーツケースへ入れて持ち帰るのがおすすめです。
筆者は日本への里帰りのとき、日本から持ってきたゲルタイプ保冷剤を冷凍庫で凍らせ、小さなクーラーバッグに敷きつめます。
中に緩衝材でくるんだパルミジャーノ・レッジャーノをぎっしり入れてスーツケースにつめ、日本へ持っていくのが習慣です。
日本についてからは保冷剤が常温に戻っていますが、真夏でもチーズがとけたということは今の所ありません。
なお、日本と同様のゲルタイプ保冷剤は、イタリアではほぼ見かけません。
イタリアの保冷グッズは、容器に水を入れて凍らせるタイプのものが主流でとても大きく重いです。
4-2.加工食品の原材料に注意する
生ハムやブラッドオレンジなど、イタリアに行くならご当地ならではのグルメを満喫したいものです。
しかし、一部を除き生鮮食料品はお土産として日本へ持ち帰れないので、現地でたくさん食べておきましょう。
また、肉類の場合は加工品や加熱品であっても日本への持ち込みは禁止されています。
意外と盲点なのが、インスタントリゾットやパスタソースなどの加工食品。
イタリア料理が好きな人へのお土産に選びたくなるアイテムですが、これらをお土産にする場合は、原材料にも気をつけて選ぶ必要があるのです。
日本国内に持ち込みが禁止されている肉類のエキスや、肉そのものが使われているものが多いためです。
食品には原材料が必ず書かれています。
パッケージの裏側にIngredienti(イングレディエンティ、原材料)という欄があるので、下記のイタリア語の単語が書かれていないかよくチェックしましょう。
【持ち込みNGに当たる原材料の単語例】
・Carne(カルネ、肉)
・Manzo(マンズォ、牛肉)
・Vitello(ヴィテッロ、子牛肉)
・Maiale(マイアーレ、豚肉)
・Pollo(ポッロ、鶏肉)
・Tacchino(タッキーノ、七面鳥)
・Agnello(アニェッロ、子羊肉)
・Coniglio(コニッリョ、兎肉)
・Cinghiale(チンギアーレ、猪肉)
4-3.信頼できる店で購入する
GucciやPrada、Fendiなどのイタリアンブランドは日本でも有名です。
高級ブランドのアイテムや革製品などの高額なお土産を自分用に購入したい!と言う人は、直営店やデパートなど信頼できそうなお店へ足を運びましょう。
大都市にある、セレクトショップのような雰囲気のアパレル店では「Promozione(プロモツィオーネ、販促品)、Sconto(スコント、値引き)」などのキャッチフレーズが張り出されていることがあり、目を引きます。
ブランドものを格安で扱っているお店もあり、ついつい買いたい衝動にかられてしまうかもしれません。
しかし、本物かどうかを見極める自信がなければ、購入しないほうが安心です。
安いものは精巧に作られた偽物であることも少なくないからです。
素人目ではまず見破れない上、品自体のクオリティも低く、使い始めて1週間経たないうちに壊れた、ということも珍しくありません。
なお、近年では円安の影響でイタリア旅行のついでにブランドものを購入しても、日本国内での価格とあまり変わらないため、お得感はありません。
一方、年2回夏と冬に行われる全国一斉セールでは、有名ブランドの直営店やデパートなどでも、半額に値引きして販売することが多いです。
ブランドグッズをお土産に買いたい!という人は、セール時期をねらってイタリアへ旅行する方法もあります。
イタリアのお土産は帰国後も気持ちを楽しくしてくれる
イタリアで買ったお土産は、休暇中に仕事を引き受けてくれた職場の人や日本で待っている家族、親しい友人知人に旅の楽しさを伝え、分かち合うのに一役買ってくれます。
服やコスメなど長く使えるものを渡したなら、目にするたびに贈ってくれた人の温かい気持ちを感じてもらえるでしょう。
一方、食べ物系のお土産を渡したときは食べたら消えてしまいますが、その美味しさは相手の心に残り、感謝や友情など自分の気持ちが伝わりやすいものです。
旅のお土産話と一緒に素敵な時間を皆と過ごせるよう、この記事でご紹介したものを参考にお土産を選んでみてくださいね。













