海外出張の保険はクレジットカードで十分!?クレカ保険の実力を検証

海外出張の保険はクレジットカードで十分!?クレカ保険の実力を検証

海外に出張するときにぜひ入っておきたいのが、保険です。その理由は病気になったとき、日本と比べて海外の医療費は高額のため、負担が大きくなるからです。しかし、できるだけコストは抑えたいのではないでしょうか。そこで、おすすめしたいのがクレジットカードの付帯保険の利用です。クレジットカードの付帯保険を最大限活用する3つのコツなどを紹介していきます。

海外旅行保険の加入方法

海外旅行保険というと、プライベートな旅行しか使えないと思いがちですが、実はビジネスで海外出張するときにも使えます。保険のタイプはセットプランフリープランがあります。
まず、セットプランは海外旅行の時に一般的に必要になる補償がほぼ含まれたものです。大半の人はセットプランを選びます。
次に、フリープランは個々の補償を選んで加入していくというものです。必要のない補償は入らずに済みますので、保険料を安く抑えることができます。

海外旅行保険に加入する方法はさまざまです。
例えば、旅行会社のカウンター、出発する空港、保険会社のHP、クレジットカードの付帯保険などが挙げられます。

ただし、空港で加入すると損をすることになるかもしれません。というのも、海外旅行保険は自宅を出発した時点から補償が有効だからです。空港で加入しようと思っていた場合、自宅から空港までの間に何か事故に遭ってしまったら、補償してもらえないのです。

クレカ付帯保険と一般の保険の違い1:補償期間

クレジットカード付帯保険と一般の保険では、補償期間が異なります。クレジットカード付帯保険の場合は、補償期間は90日間または60日間です。
一方、一般の海外旅行保険の補償期間は旅行期間のみで、留学・出張用保険であれば、最長2年の補償期間です。
長期に渡る出張の場合、クレジットカード付帯保険よりも留学・出張用保険の方がいいように見えます。しかし、クレジットカード付帯保険は日本に帰国するたびに補償期間が90日間または60日間に戻る仕組みです。

クレカ付帯保険と一般の保険の違い2:補償内容

クレジットカード付帯保険と一般の保険では、補償内容も異なります。
クレジットカード付帯保険は病気で亡くなった場合は補償がありません。また、病気のまま旅行してはいけないことになっています。
一方、一般の海外旅行保険の場合は病気で亡くなった場合にも補償がつくのです。

クレカ付帯保険と一般の保険の違い3:キャッシュレス対応かどうか

クレジットカード付帯保険と一般の保険では、立て替え払いが可能かどうかも異なります。
一般の海外旅行保険の場合は、現地で立て替える必要がありません。
一方、クレジットカード付帯保険の場合は、現地で立て替えるケースがあります。そのため、いざというときのためにキャッシュレス診療が可能なクレジットカードを持っておく必要があるのです。

こんなにかかる!海外での治療費の一例

日本と比べて、海外での治療費は高額です。
虫垂炎になった場合の平均入院日数と治療費の例を高い順から挙げていきます。

ホノルルは2日で256万円、ロサンゼルスは2日で162万円〜216万円、ローマは4日で121万円、パリは3日で83〜88万円、シンガポールは1~2日で15〜77万円、上海は7日で11万円、北京は7日で4万5000〜9万円です。

クレカ付帯保険で注意するべきこと

クレジットカード付帯保険には、注意したい点が3つあります。

1つ目が、障害や疾病補償が付いていて、十分な金額であることです。死亡・後遺障害補償が高額であることに目を奪われがちになりますが、海外出張の場合、障害や疾病補償を利用することの方が多いからです。

2つ目が、キャッシュレス診療に対応していることです。現地で治療した場合、かかった費用を一時的に立て替えなくてはなりません。高額な医療費を請求された場合、現金が足りない場合があります。そんな時でもキャッシュレス診療に対応していれば、スムーズに支払うことができます。

3つ目は、旅行保険の付帯条件が自動であることです。付帯条件は自動付帯か利用付帯かのどちからです。クレジットカード会社によって、どちらの付帯なのかは異なります。利用付帯の場合は何らかの条件を満たしていなければ保険は適用されません。しかし、自動付帯は何もしなくて保険が適用されるのです。

クレカ付帯保険を最大限活用する3つのコツ

クレジットカードの付帯保険を活用するためのコツを紹介しましょう。
まず、1枚だけでなく、複数枚を持っていくようにします。カードが使えないというトラブルがあったとしても、複数枚持っていけばどれかで対処することができるからです。
さらに、国際ブランドは同じものではなく、異なるものを持つようにしましょう。というのも、国際ブランドによっては使えない場合もあるからです。また、複数枚持っていると、傷害や疾病の補償の面でもプラスに働きます。なぜならば、死亡・後遺障害補償の場合は持っているクレジットカードの中で最高額のみ適用されますが、傷害や疾病補償の場合は全てのクレジットカードの補償額を足したものが適用となるからです。

クレカ保険はコスパがいいのは事実

コスパを重視するのであれば、自動的に海外旅行保険が付帯する年会費無料のクレジットカードを作りましょう。さらに、現金を持ち歩かなくてもいいように、キャッシュレス診療に対応したクレジットカードが便利です。また、家族が同行する、携行品にも保険をかけたいなど、必要な補償は使う人によって違います。自分にとって最適なクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。

海外出張の“あり方”を考える 〜Afterコロナ、Withコロナ〜

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