いざというときのために英会話を習いたいけれど忙しいという会社員にとって、オンラインビジネス英会話はたいへん便利なサービスです。
このコラムでは、数多くあるオンラインビジネス英会話サービスの中から、自分に最適なものを選ぶためのポイントについて紹介します。
オンラインでビジネス英会話を学ぶメリット
オンラインでビジネス英会話を学ぶことは、英会話教室に通うよりも多くのメリットがあります。
1つ目が、通学の時間が不要であるということです。
忙しい社会人にとって往復の通学時間を捻出するのは現実的に難しい場合があります。
オンラインであれば自宅でレッスンが受けられます。
2つ目はオンラインのほうが費用が安いことです。
英会話教室では月謝制の場合が多いですが、オンラインは1レッスン単位から申し込めます。
例えば、1レッスン25分が、安い講師で300円から、ネイティブでも700円というリーズナブルな料金設定というところもあります。
3つ目がマンツーマンでのレッスンが基本ということです。
英会話教室では複数の生徒に講師1名という形式がほとんどですが、オンラインの場合は、ほかの生徒のレベルを気にせずに自分のペースで進められます。
4つ目が自分のペースでレッスンを受けられるという点です。
今日は早めに帰宅できたので2レッスン受けようなど、フレキシブルにスケジュールを組めるのもオンラインならではのメリットです。
オンラインでビジネス英会話を学ぶ際に気を付けたい点
オンラインでビジネス英会話を学ぶ際に、あらかじめ気をつけておきたいことは次の3点です。
まず1つ目が、インターネット回線が必要になるということです。
オンライン英会話では、スカイプなどを使い、画面ごしに講師と向かい合ってレッスンを行うのが基本です。
自宅のインターネット回線の状況によっては使いにくい場合もあります。
2つ目が、オンラインの場合は自分で自由にレッスンを入れられる分、続けられるかどうかも自分次第という点です。
帰宅したことでつい気持ちが緩んでしまうこともあるかもしれません。
自分のやる気が肝心になってきます。
3つ目が、オンラインの場合は講師の質に幅がある場合があるということです。
英語のレベルが最も高いのはネイティブ講師になりますが、ネイティブ講師の中にもレベルにバラツキがあります。
日本人講師の場合はさらに質に差が出やすくなります。
たいていの場合、プロフィール欄に講師の経歴や英語レベルの情報が載っています。
資格の有無なども含め、あらかじめ講師のスキルを確認しておきましょう。
オンラインの主なカリキュラムと学び方
オンラインでのビジネス英会話のレッスンは、たとえば1レッスン30分などと短めです。
今日は何について中心に習得したいかをあらかじめ決めておくと中身の濃いレッスンになります。
学習者のレベルに合わせ、フリートークも含めて自由にカリキュラムを決められますが、仕事の場で英語を使う会社員の場合は、想定されるシチュエーションに沿ったものをカリキュラムとすると、より実践的な学習になります。
例としては、初心者の場合は挨拶、電話対応、来客対応などです。
中級者の場合は会議進行、プレゼンテーションなどがよいでしょう。
上級者の場合ですと、海外出張、海外支社との商談などの場面が想定されます。
サービスによっては講師にあらかじめチャットメッセージを送ることができ、例えば自分で作った英文ビジネスメールなどの添削も依頼できる場合もあります。
選び方のポイント1:レベル設定
オンラインでビジネス英会話を習う場合、自分に合ったレベル選びがとても大事です。
学習者が、まったくの初心者なのか、ある程度話せるレベルなのかによって必要なカリキュラムが変わってきます。
そのうえで、そのレベルのカリキュラムを教えられる講師がいるかどうかはオンライン英会話サービスを選ぶうえで大事なポイントです。
講師とのレベルが合っていなければせっかくの時間が無駄になってしまいます。
学習者のレベルと目的に合わせて、豊富な講師がそろっていることがポイントです。
選び方のポイント2:自分に合っているか
オンラインでビジネス英会話を習う場合は、自分に合っているか、ということもポイントになります。
まず価格の面で続けられそうかということ、そして自分の性格に合ったカリキュラム体系かということも大事です。
最後に、とても重要なポイントは、予約の取りやすさです。
優れた講師がいて自分にあったカリキュラムがあっても、予約がなかなか取れないのでは意味がありません。
英会話の場合は、ある程度期間をかけて学ぶことが必要になってきます。
自分に合っているか、ということをよく見極めたうえで、サービスを選ぶようにしましょう。
選び方のポイント3:ネイティブ講師かどうか
オンラインでも英会話教室でも、ビジネス英会話を習う場合には講師がネイティブであるかどうかは重要なポイントになります。
ネイティブであれば正しくきれいな発音を聞くことができ、必然的に英語で話すような環境になります。
オンラインの場合はスカイプを使うことで、気軽に海外のネイティブ講師によるレッスンを受けやすくなっています。
しかし、まだ自分の英語力がそこまでではなく、ネイティブだと緊張してしまうという場合は日本語の講師から始めるのも1つの方法です。
サービスによっては、高い英語力と日本語力を兼ね備える日本人バイリンガルが講師として登録している場合があります。
いざとなったら日本語で相談できるうえ、外国語として英語を学ぶ大変さも分かっていますので、初心者にはおすすめのタイプの講師です。
さらに、こういうタイプの講師の中には、かつては大手企業で英語を使って働いていたというキャリアを持っている人もいます。
自分も企業で働いたことがある人は、ビジネスの場面のこともよく分かっています。
ネイティブ並みの発音で、実践的なレッスンを行ってくれることもあります。
自分に合ったオンラインのビジネス英会話を見つけよう!
グローバル社会において、英語が話せるということは大きなアドバンテージになります。
気軽にリーズナブルに本格的なビジネス英会話が学べるとして、オンラインビジネス英会話サービスの需要は高まっています。
数多くある選択肢に迷ってしまう場合もあるかもしれませんが、サービスの内容が自分に合ったものかどうかを見極めることが大切です。
紹介したような点をポイントにして、自分に合ったサービスを探してみましょう。