台湾のお土産16選！贈る相手やシーン別におすすめをピックアップ

台湾出張のお土産選びに迷ってしまう方は多そうです。
特にビジネスで関わりのある人には、何がベストなお土産なのか、悩んでしまうかもしれません。
なぜなら台湾には、お土産になりそうな茶葉やお菓子、小物などが豊富なため。
もちろん、ビジネスシーンで活躍してくれそうなお土産もたくさんあります。

今回は特にビジネス関係の方へお贈りしたい台湾のお土産を厳選しました。
個性豊かな食品やかわいい小物まで、バラエティ豊かな品々をラインアップ。
ビジネスパートナーや取引先への贈り物として、感謝の意を伝える一助になることでしょう。

1.取引先への手土産にしたい台湾スイーツ4選

取引先に贈るお土産は、品質が高く風味の良いものを選びたいですよね。
そこで、台湾のスイーツの中から、特にビジネスシーンで喜ばれる逸品を厳選しました。
繊細な甘さと台湾ならではの風味を楽しめることでしょう。

1-1.サックリ軽やかな「法布甜AR’s Patisserie ・法式鳳梨酥（フランス式パイナップルケー）」

画像出典： 法布甜公式サイト

台湾で人気のスイーツ店「法布甜AR’s Patisserie」の人気商品「法式鳳梨酥」は軽やかなダックワーズにパイナップル餡が挟まった斬新なパイナップルケーキです。

「法式」とは「フランス式」の意味で、台湾の伝統的な四角いパイナップルケーキと一線を画す見た目が特長。
サクサクもっちり食感のダックワーズと甘酸っぱいパイナップル餡のマリアージュで、上品な味わいを楽しめます。
軽くて持ち運びやすいため、遠方の取引先へ持参するときや荷物が多い出張先で渡すときにもぴったり。

本店は台湾中西部の都市・台中ですが、主要な駅である台北駅をはじめ台北市内に4つ店舗があります。（2023年現在）

1-2.しっとりジューシーな味わいの「佳德糕餅・水果酥フルーツケーキ）」

画像出典：佳德糕餅公式サイト

「パイナップルケーキは外せないけど、一味違う物が良い」とお考えなら、
パイナップルケーキの定番店・佳德糕餅が提供するフルーツケーキセットはいかがでしょうか。

バターの風味が香るしっとりとした生地とフルーツ餡のバランスが絶妙です。
餡の種類はストロベリー、メロン、竜眼（リュウガン）、デーツ、そしてパイナップルの5種類とバラエティ豊か。

台北にある本店では上記の5つの味以外のフルーツケーキも販売されており、
好きな味を選んで詰め合わせを作ることも可能です。
取引先との会議やプレゼンテーションの差し入れにいかがでしょうか。

1-3.今にも飛び立ちそうな「宮原眼科・蝴蝶酥（ちょうちょ形クッキー）」

画像出典：日出公式サイト

壮麗な建築がインスタ映えするとして人気の観光スポット、宮原眼科。
もともとは日本統治時の1927年に病院として建てられましたが、現在は「日出」というメーカーが運営するスイーツ店になっています。

宮原眼科は洗練された味とパッケージのお洒落なお土産が揃いますが、
中でもこの「蝴蝶酥」（蝶々形クッキー）は特に目を引きます。
蝶があしらわれた箱を開けると、羽ばたきの音が聞こえてきそうな立体的な蝶の形の美しいクッキーがぎっしりと入っており、
口に入れるとパイのようなサクサクとした食感とバターがふわりと香る上品な味わいが広がります。

クッキーが割れてしまう事もあるため、持ち運びに注意が必要ですが、
取引先でも話題になること間違いなしのインパクトがあるお土産です。
台中まで足を延ばした際にはぜひ購入してみてください。

1-4.かわいい中華菓子でお祝い。「李亭香・好糕興禮盒（中華スイーツ詰め合わせ）」

画像出典：李亭香公式サイト

亀の形のお菓子「平安亀」が看板商品の老舗中華菓子店「李亭香」のギフトボックスです。
台湾でも亀は長寿や健康などを象徴し、縁起が良いことから、「平安亀」はお土産品として人気です。

こちらは「平安亀」をはじめとした中華菓子の詰め合わせとなっており、
可愛らしいパッケージを開けると緑の花の形の緑豆餅、ピンクの塩梅餅、白い花豆餅などのレトロな雰囲気のお菓子が現れます。
おめでたい雰囲気のため、オフィスの引っ越しや設立記念など、取引先のお祝いにぴったりの一品。

2.料理好きやグルメな同僚へ贈りたい台湾食材4選

料理好きやグルメな同僚に台湾の味を贈るなら、台湾ならではの食材を選んではいかがでしょうか。

台湾のおかずや調味料などの食材は、独自の風味が特長です。
料理を通してちょっとした台湾旅行気分を楽しめ、ビジネスシーンにも話題を提供してくれるでしょう。
より心温まる交流が生まれるきっかけになりそうです。

2-1. 夜市の香り漂う「小磨坊・萬用滷味包（万能だしパック）」

画像出典：小磨坊公式サイト

「萬用滷味包」の「萬用」とは「万能の」の意味で、「滷」は主にしょうゆをベースに鶏や鴨、スパイスを入れた甘辛い出汁を指します。
「滷味」は煮込み料理および「おでん」を示す言葉となり、台湾のコンビニや夜市では人気の料理です。

また、この「滷」の出汁は魯肉飯や煮卵にも使用されているため、
台湾に来れば「滷」を使用した料理を口にする機会は多いでしょう
こちらの出汁パックを使うと甘く芳ばしい香りが広がり、まるで本当に夜市を訪れたような気分を味わってもらえるかもしれません。

台湾の味を手軽に作ることができるため、よく料理をする同僚に贈りたい一品です。

2-2. お湯なしで食べられる手軽なラーメン 「統一・科學麵（インスタントラーメン）」

画像出典：Amazon

台湾最大の食品メーカー「統一（トンイー）」が販売しているインスタントラーメンです。
宇宙をテーマにした絵が特徴的なパッケージで、魔法使いのようなおじいさんが描かれているパッケージの「點心」と、宇宙飛行士が描かれている「煮麵用」があります。

「點心」タイプはスナック菓子に近く、袋のまま中のラーメンを砕き、調味料を入れてそのまま食べるのが一般的。
一方「煮麵用」は一般的な袋麺のように麺を煮て食べます。
気軽に食べられるので、社内に置いておく非常食にもぴったりです。

2-3. 夜市のスパイシーグルメを家でも再現「小磨坊・鹽酥雞椒鹽粉（チキンスパイス）」

画像出典：小磨坊公式サイト

揚げ物が好きな同僚や知人には、手軽に台湾の屋台で人気の味を再現できるチキンスパイスはいかがでしょうか。
鹽酥雞椒鹽粉は塩コショウをベースに八角、シナモンをブレンドしたスパイスで、揚げ物を食べる直前にふりかけるのが台湾スタイル。
鶏肉の唐揚げ「鹽酥雞」は夜市を代表する食べ物の一つで、こうしたスパイスは台湾では揚げ物を食べる際に欠かせません。
シナモンと八角の甘い香りが鼻に抜け、日本で食べる揚げ物とは一味違うエスニックな味わいになります。

2-4. ミシュランビブグルマン獲得店の味を楽しめる「阿城鵝肉・鵝油金葱（オニオン風味ガチョウ油））」

画像出典：阿城鵝肉公式サイト

台北で人気のガチョウ肉料理のお店「阿城鵝肉」の商品「鵝油金葱」は、玉ねぎが入ったガチョウの油。
ミシュランビブグルマンを獲得した阿城鵝肉の味を家でも楽しめると、近年旅行者の間でも人気が高まっているお土産です。
ご飯やパンに合わせたり、炒め物に使ったりなど様々な方法で楽しめます。

お酒を飲みすぎたあとにガチョウ油を摂取すると二日酔いを防げるとも言われています。
飲み会の参加が多い同僚へのお土産にいかがでしょうか。

3.オフィスでも台湾の雰囲気を楽しめそうな飲み物4選

台湾グルメの魅力はフードだけではありません。
独特の風味を持つ台湾の飲み物も気になる存在ではないでしょうか。
台湾の伝統的な飲み物は、新鮮な素材を使ったフレッシュで香りが良いものばかり。
台湾のドリンクを仕事中や休憩中に楽しめば、リフレッシュでき、新たなエネルギーをチャージできるでしょう。

3-1.ほっとできるまろやかさが魅力の　「茶知味・鐵觀音拿鐵（鉄観音ミルクティー）」

画像出典：茶知味公式サイト

粉末状の鉄観音茶のミルクティーなら、オフィスに置いておけるうえ、お湯で溶かすだけで飲めるので社員へのお土産にぴったり。

鉄観音ミルクティーは台湾では人気の飲み物で、コンビニやドリンクスタンドなどでよく販売されています。
こちらのような粉末状の鉄観音ミルクティーも種類が豊富で、スーパーなどで購入できます。

この「茶知味」の鉄観音ミルクティーは１杯分ずつ小分けになっており、それぞれのパッケージに元気が出るメッセージや格言が書かれているので、意味を調べてみると面白いかも。

酸味と柑橘の香りで爽やかな鉄観音茶とまろやかなミルクの味わいは、仕事の合間にほっと一息つけるひとときを提供してくれるでしょう。

3-2.フルーツでビタミン補給「HIGH TEA・果乾茶 檸檬萊姆果味茶+檸檬乾(レモンライムとドライレモンのフルーツティー)」

画像出典：HIGH TEA公式サイト

こちらはティーバックと付属のドライレモンが入っており、一緒にカップに入れて味わうスタイル。
フルーティーな味わいが仕事前の爽やかな朝を楽しむのにぴったりのお茶です。

ティーバックにはリンゴなどのフルーツをはじめレモングラスやローズヒップといった
ハーブが配合されているので、お湯を入れるとフレッシュな香りが漂います。
北欧デザインのようなモダンでかわいいパッケージも魅力的で、
コンビニやスーパーなどで販売されているため手に入りやすいお土産です。

3-3.皇室に献上された味を楽しめる雲林古坑咖啡「台灣古坑滴濾式掛耳咖啡」（古坑ドリップコーヒー マドラー付き）

画像出典：雲林古坑咖啡公式サイト

台湾中部の雲林県にある古坑ではコーヒーの生産がさかんです。
日本統治時代には古坑産のコーヒーが昭和天皇に献上されたこともあります。

第二次世界大戦以降、コーヒー産業は一時衰退しましたが、1999年に発生した「921大地震」の復興事業として復活。
その美味しさと品質の良さから再び注目を集めています。
古坑はアクセスが難しい場所ですが、古坑産のコーヒーは台北のスーパーなどでも手に入れることが可能です。

社内のブレーンストーミングセッションに香り高いコーヒーを提供すると、良いインスピレーションが生まれるかもしれません。

3-4.優しい甘さで癒される「本草第一家・杏仁茶」

画像出典：華益養生館公式サイト

同僚の家族など、子供からお年寄りまで幅広く楽しめるお土産を探しているなら、杏仁茶はいかがでしょうか。
杏仁茶は台湾では定番の飲み物で、スーパーなどでは元となる杏仁パウダーが多数販売されており、牛乳などに溶かして飲むのが一般的です。

杏仁茶は体を温めたり、腸の働きをよくする効果があるとされ、
特に冬場にはあたたかい杏仁茶を求めて屋台に人が並ぶ景色も多く見られます。
その滑らかな口当たりと豊かなアーモンドの風味は、年齢や性別問わず多くの人に愛される味わいです。

仕事の合間の休憩にもおすすめ。ほんのりとした甘さは仕事の疲れを癒してくれるでしょう。

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4.仕事中のモチベーションがアップしそうな台湾小物4選

台湾土産の魅力はグルメだけにとどまりません。台湾小物もおみやげにおすすめです。
台湾の小物は機能的かつ洗練されたデザインや可愛らしい要素が多いのが特徴。
日常の中で使うことで、台湾の文化や美意識を感じられます。
伝統的なものからモダンなものまでさまざまなスタイルがあり、個性的なアイテムも多いです。
仕事中やリラックスタイムに使うと、仕事の効率やクリエイティビティを向上させてくれるでしょう。

4-1.台湾本島の形を現した「知音文創・台灣特色便利貼(付箋)」

画像出典:知音文創公式サイト

便利貼とは台湾では「付箋」を意味する言葉です。
こちらは小さな付箋が集まって台湾本島の形になっており、使うのがもったいないほど可愛らしいデザインです。
猫のほかにも乗り物や台湾の名物などのモチーフの付箋もあり、どれにしようか迷ってしまうかもしれません。

知音文創ではi-Markerというラインでユニークなデザインの付箋を多数販売しています。
文房具店で自分のお気に入りの付箋を見つけたり、バラまき用に多数購入しても楽しいですよ。

書類やスケジュールなどはデジタル化している人が増えていますが、紙ベースのものを使っている人も少なくありません。
そんな方に付箋をお土産として渡すと喜んでもらえそうです。

4-2.ちょっとした水分補給にぴったり「来好・オリジナルビールグラス」

画像出典:来好公式サイト

人気の雑貨店「来好」による、台湾の都市モチーフの絵が描かれたグラスです。

台北や台中、高雄などの全部で12種類の都市それぞれを特徴づける建物や名物などが、
レトロで可愛らしいイラストで描かれています。

商品名はビールグラスですが容量は143ccと小さめ。
お茶やジュースなどをちょっと飲みたいときにぴったりのサイズです。
出張で行った都市のグラスを購入すれば思い出の品になりますし、
会議のときのちょっとした飲み物入れにすれば話題になるでしょう。

4-3.シンプルなレトロさがおしゃれな「一帆布包・臺灣小食 帆布輕巧扁形零錢包（コインケース）」

画像出典:一帆布包公式サイト

こちらは台中郊外にあるバックメーカー、一帆布包と前述した雑貨店「来好」とのコラボ商品。
レトロな雰囲気の色味の記事に台湾の名物グルメがかわいいイラストで刺繍された、シンプルなデザインのコインケースです。

一帆布包は大甲を拠点に40年近くの歴史を持つバックメーカーで、
帆布を使用した使い勝手の良い小型のバックなどを職人が一つ一つ丁寧に生産を行っています。
先に紹介したビールグラス「来好」の店舗でも購入可能です。

小銭入れとして使うだけでなく、オフィスのこまごまとした小物をしまえ、重宝しそうです。

4-4.水墨画の傑作を身近に感じられる「故宮博物院・富春山居図　筆立て・名刺スタンド」

画像出典:故宮博物院公式サイト

台北を代表する観光名所の故宮博物院はお土産も充実しており、ビジネスシーンにも使えるものも揃っています。
中でも中華風のミニチュアの机に絵巻や書が乗った筆立てと名刺スタンドは、
インパクトのある姿なので、おもしろいお土産になりそうです。
飾っておけば、会話のきっかけになるかもしれません。

絵巻の富春山居図は、12世紀後半から14世紀に栄えた元朝末期の画家・黄公望が描いた中国の水墨画の傑作で、
清の皇帝・乾隆帝が愛した美術品です。本来は非常に長い絵巻ですが、このミニチュアにはその一部が再現されています。
また、机も「清 剔紅長方小几」という故宮博物院の収蔵品がモデルです。

歴史好きの社員へのお土産にいかがでしょうか。

まとめ:台湾土産は現地の文化を感じられるものを選ぼう

ビジネスシーン関係の人に贈るお土産選びに迷った際は、台湾ならではの特色あるアイテムを選ぶのがおすすめです。

現地で手に入るお土産は、その背景に息づく台湾の豊かな文化や歴史を感じられます。
単なるお土産にとどまらず、話題を提供したり、
仕事の合間のリラックスタイムに使うアイテムになるなど、ビジネスシーンでも活躍するでしょう。

台湾出張のときには、参考にしてみてくださいね。

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