取材記事

2021.05.10

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海外出張の経験をビジネスに換える!好奇心溢れる起業家の出張哲学 【海外出張リーダー】Vol.11

株式会社ウィズグループ 代表取締役/株式会社たからのやま ファウンダー 奥田浩美氏

株式会社ウィズグループ代表取締役の奥田浩美(おくだひろみ)さん。主に、起業家向けイベント、地方の社会課題とITを組み合わせたビジネスの企画などの事業を次々と立ち上げています。奥田さんが海外出張に行くときに大事にしていることは、「仕事に行く」というよりも「好奇心を満たしに行く」という抑えられない気持ちだそうです。そんな思いを抱きつつ訪れた海外での経験は、着実に奥田さんのビジネスに活かされています。そんな奥田さんの考え方は、出張についての考え方に新しい風を吹き込んでくれそうです。

1.ITイベントや起業家支援で国内事業を活性化


サンフランシスコのVC「500 Startups」を訪問(右から3番目が奥田さん)

―どのようなお仕事をされているのかお聞かせください。

会社を二つ経営しています。ひとつが「株式会社ウィズグループ」で、主にイベント事業とアクセラレーター事業を手掛けています。

イベント事業では、海外で行われているITイベントを実際に見に行きます。そして、日本でやったらおもしろいだろうと思うイベントの日本での立ち上げをサポートしています。過去に手掛けたイベントには「Interop」などがあります。

でも、海外企業の情報ばかり日本に広めていると、日本のIT企業が淘汰されて日本でベンチャー企業が興らなくなるので、2008年より若い起業家の支援を始めました。これが、アクセラレーター事業です。

例えば、「500 KOBE ACCELERATOR」は、神戸に起業家を集め、起業に関するノウハウを6週間かけて教育するというプログラムです。4年ほどこのプログラムの運営統括をしています。

―もう一つの会社についても教えてください。

2013年に創業した「株式会社たからのやま」です。地域の社会課題をビジネス化する支援などを行っています。

例を挙げると、地方の課題の一つに高齢者問題があります。それに対して、ウィズグループの得意分野であるITと組み合わせたビジネスができないか考えました。具体的には、ロボットと高齢者の接点を見つけ、リハビリ支援のロボット開発と地域の介護士・保健師をつなげるようなプログラムづくりなどを行っています。

しかし、アイディア創出だけではビジネスになりません。ビジネスモデルがしっかりしてきた段階で、先ほどお話した「500 KOBE ACCELERATOR」のような世界レベルで一流のアクセラレータープログラムに参加していただきスタートアップとして形になるように支援しています。

事業のアイディアを得るために海外に行くこともあります。月に一度くらい海外に行っていて、多い時は一年の三分の一を海外で過ごすことがあります。

2.海外出張は事業のアイディア発掘の場


インドでのプロジェクトを一緒に作り上げた方のご実家でのディナー

―海外出張でどのようにアイディアを見つけますか?

「この国ではこんなことをしている」という情報を得て、それにワクワクしたら、まずは現地へ行って実際に見たり体験したりします。

例えば、去年はインドへ行きました。当初の主な目的は、今後ビジネスになりそうなヨガやアーユルヴェーダを体験するためでした。でも、思わぬところからビジネスのアイディアを得られました。

―具体的にどんなことですか?

インドには若いエンジニアや起業家が多いと気付いたんです。そこで、インド人と日本人のエンジニアを集めた「ハッカソン」という開発合宿をやったら面白そうだ思いました。
その発想から、エンジニアがチームを組み、与えられた期間内に新しいシステムやアプリケーションなどを開発し、成果を競う合うイベントを思い付きました。
協力者もだいぶ集まってきたので、今年はビジネスとして具体的な形にできそうです。

―事業化するまでのプロセスを教えてください

私のやっていることに関心を持ってくれている100人ほどの人達に、私のアイディアを話します。営業のように何かを売り込むというより、雑談するように話すんです。雑談の中では様々な貴重な意見をいただけます。そこから徐々に協力者も現れ、事業化の見通しが立ってくるという流れです。

おおよそのアイディアは事業化までに3カ月~5年かかります。
事業化されるまでは利益を生み出さないので、私にとっての出張は、仕事に投資をしているようなものです。自分がワクワクすることを実際に経験しに行くので、遊びのようでもあります。

―出張先はどのように決めていますか?

自分で決めるというより、何かきっかけがあることが多いですね。
例えば、これは仕事ではないですが、ビジネスパートナーから、大人気のため世界一予約が取れないと言われているデンマークのレストラン「NOMA(ノーマ)」での食事に行かないかという誘いがメッセージで突然飛んできたりします。

こういったフットワークは、何等かのビジネスにつながるでしょう。ビジネスが生まれるか生まれないかは、心のあり方や考え方次第だと思っています。
デンマークでビジネスパートナーと一緒に食事をしたという事実は私の心に刻まれます。私は、そのような食事の機会もビジネスにつなげたいと考えるんです。

3.交渉成功のコツは意見を明確にすること


神戸市職員とデンマークの高齢者施設を視察

―海外の人と交渉のコツを教えてください。

日本人と外国人はお互い異なる文化や環境にありますから、一見共通するところが少なく感じることもあるでしょう。そのようなときは、相手の考えを尊重しつつ、自分が異なる意見を持つ背景をきちんと説明しないと、交渉はうまくいかないと思います。

とにかく、自分が譲れない部分はきちんと伝えることが大切です。譲れること、譲れないことを明確にしておく必要があります。

―海外ではやらない方が良いことはありますか?

会議で出された議題を「持ち帰ります」ということが、日本ではよくありますよね。でもこれは、海外では厳禁です。

会議に出席するということは、その人には議題に対して決断を下す権限があるとみなされています。会議に出席しているのに、出された議題を持ち帰るとなると、海外では「決断する権限がない人がなぜ会議に参加しているの?」と不信に思われてしまうのです。すべてを決断できないとしても「これは自分で決断できる」「この部分はどういう人の最終決定が必要」といったことを明確に伝えることが重要です。

日本では、一人に決定権を与えるケースが少ないように思います。その場合は、一人だけで決定できること、一人だけでは決定できないことを、事前にはっきりさせておけば良いと思います。決定権のない議題については、先にそれを伝えた上で話を始めれば、余計な時間をとらせずに済みます。

4.海外出張の荷物をコンパクトにまとめるコツ


スーツケースマニアだという奥田さん。RIMOWAのスーツケースはほぼ全サイズ持っているそう

―海外出張の荷物の大きさはどのくらいでしょうか?

体力があまりないので、出張の荷物はコンパクトです。3~4日の出張だと機内持ち込み可能サイズの「RIMOWA」、TOPAS TITANIUM ビジネストローリー 26L、それより日数が多い出張はもうひと回り大きいサイズの TOPAS TITANIUM 45L(2020年3月現在は販売終了)と、TOPAS TITANIUM 64Lのスーツケースを使っています。圧縮袋を使えばたくさん詰められますし、そもそも私は荷物が少ないのでこの大きさで十分なんです。


スーツケースの上に固定して運べる「TUMI」のバックパック「Tumi Voyageur Calais Backpack

パソコンやお財布、メイクポーチなど身の回り品は「TUMI(トゥミ)」のバックパックに入れていきます。バッグの背中部分に太いベルトのようなものが付いていて、スーツケースの持ち手に通して運ぶことができます。便利なので同じものを色違いで2個持っています。

―海外出張の荷造りを小さくまとめるコツを教えてください。

普段から物を買うときは出張で使うことを想定することです。

化粧品の場合は、1アイテムでベースメイクが完成するB.Bクリームをよく使います。下地、ファンデーション、と一つ一つ持って行くのは面倒ですから。愛用しているのはフィンランドの「LUMENE」というブランドで、ベリーの成分からつくられているんですよ。

服は、アイロンをかけなくても良く、飾りなど凹凸のないワンピースを選んでいます。凹凸がなければ、スーツケースに入れてもかさばりません。


「LUMENE」のB.B.クリーム(奥のチューブ)とディオール(手前のパレット)、ランコムのパレット(奥のパレット)だけでメイクが完成する

―必ず持って行くものはありますか?

シャンプーとリンスは必ず持って行きます。海外の製品や水で髪がバサバサになることがあるからです。

ボディソープは持って行きませんね。海外の人が良くやる方法をマネして、シャンプーで髪から体まですべて洗ってしまいます。

スカーフも必需品です。暑い国ほど冷房が効きすぎて寒いんです。そんな時に、スカーフをひざかけにして温度調整に使います。インドでは、頭に巻いて髪を隠すこともあります。

【身体をいたわる愛用アイテム】
奥田さんは海外で身体をいたわるために次アイテムも愛用しているそうです。

1.ナチュラルな虫よけを愛用
愛用しているのは、殺虫剤ではなく、虫が嫌う成分をベースに配合した「FERMENSTATION」の虫よけミスト。お米由来のエタノールとハッカ油などのアロマオイルから作られていています。
2.コルセットがお守り代わり
腰が弱くて痛みを気にする奥田さんが、お守り代わりに持って行くのはコルセット。出張中に腰に違和感が出てきたとしても「もし痛くなっても、コルセットを持ってきているから大丈夫」と安心感があるそうです。

5.海外に行き続けるために防犯対策を徹底

パリのカフェで技術者と話していたこの日、パリ同時多発テロが発生。危険を察知するために常にアンテナを張ることの大切さを感じたそう

―海外出張中の防犯方法について教えてください。

必ず持って行くスカーフは、防犯対策にも使えます。スーツケースの持ち手にスカーフを通して、自分の座っているイスに結び付けておくんです。そうすると、周りの人の目には「この人は防犯意識が高い」と映ります。防犯意識の高い人から物を盗もうとは思いませんよね。


インドで購入したスカーフでスーツケースとイスを結ぶ

―海外出張で危険を回避するためにどのように過ごしていますか?

とても用心深く過ごしています。外国で女性が一人で出歩くのは危険ですから、クラブラウンジやレストランなどが付いているホテルを選びます。そうすれば、仕事以外では外出しないで済みますね。

移動も、送迎を事前に予約をしておきますし、タクシーよりも配車アプリのUber(ウーバー)やGrab(グラブ)を使って、できるだけ危険から回避するようにしています。

6.海外出張は言語力がなくても好奇心で楽しめる!


笑顔が素敵な奥田さん。気さくで寛大な人柄が滲み出ている

―海外へ行きたいと思う理由を教えてください。

小さいころから転校が頻繁だった環境が大きいと思います。転校すると環境が変わり、新しい自分が作れるんです。それがとても楽しいと感じていました。

海外に行くことは転校と似ています。行った国で環境が変わり視点が広がり、自分の中に新しい発見があるので、それがとても面白いと感じています。海外出張は、私の好奇心を満たしてくれるんです。

―海外出張を楽しむコツはありますか?

海外出張に行った時に、「日常の些細な行動をこの国の人はどうしているんだろう?」と興味を持って観察してみると楽しいですよ。バス待ちの並び方だけでも、国によって全く違うんです。北欧では3mくらい間隔を空けて並びますし、中国では割り込まれないように前の人にぴったりくっついて並ぶんです。

人はみんな価値観が異なり、行動が違う。その具体例を発見するために海外へ行くのもいいと思います。単なる出張が新しい気付きを得られるきっかけになりますよ。

―海外出張に慣れていない人へアドバイスをお願いします。

外国語ができないことを卑下する必要はありません。私は、その国の言語の一割しか話せない時期が最も海外を満喫できると思っています。一割しか話せない時って、挨拶や「この料理おいしいね」などの良い面を伝えることばかり覚えるので、一番楽しく過ごせる時期なんです。

言葉を話せないとクレームを入れたくてもできないので「ま、いっか」と相手を許せるんです。そんな環境に一年の半分くらいいたら、大抵のことを「ま、いっか」と許せるようになりました。

ただし、言葉を話せないと危険な目に遭った時に困るので、防犯対策はしておきましょう。

【最後に編集部より】
この取材は、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念視される以前に行っております。
奥田さんは、同感染症の情報が入ったときから注視し、1月後半以降の海外出張は即座にキャンセルをされたそうです。
編集部からの追加取材で、奥田さんは次のように補足しています。
「緊急時には、他の方の判断よりも一歩先んじてキャンセル等の対応を取る決断力も大切。海外の情報をいち早く取り入れて、日本人としてどう判断するかという根本的なことがとても重要です」
日本人としてどうするべきか。その視点を常に意識して行動することを忘れてはいけない、と改めて考えさせてくれた海外出張リーダーの取材でした。

≪編集部より≫
2020年1月に行ったこの取材の後、新型コロナウイルス感染症の影響で世の情勢が大きく変わり、海外出張も自粛を余儀なくされました。そんな中で奥田さんが、コロナ禍でどう過ごしどう考えてきたのかを伺いたく、改めてお話を伺いました。価値観や物事のあり方が大きく変化している現在も「ワクワクすること」を求め実行する奥田さんのお話は、大きな励ましになるでしょう。

コロナ禍で自分自身と向き合いチャンスを掴む

―海外渡航が制限された2020年は、奥田さんにとってどのような年でしたか?

自分の中にあるモノと向かい合う時期になりました。外の世界から遮断されることで自分と向き合いやすくなり、自分がいつ楽しくなり、いつ眠くなるのか…ということが敏感に感じ取れるようになったんです。そんな自分の体や精神状態を軸に仕事をするようになりましたね。例えば眠くなりやすい時間には、仕事の予定を組まないようにしています。

この1年を通じて、自分の内面や身体に対して内向きなりました。今までの価値感では、内向きというのはあまり良いことではないように見えていましたが、今では一番大切だと思っています。

コロナ禍で外からの刺激を受けることが物足りないと感じるよりも、自分の中にあるモノと向き合う時期が1、2年あってもよいと思っています。

―ビジネス面ではどのような変化がありましたか?

新型コロナウイルスの影響は、結果的に私にとっては大きなチャンスになりました。以前は、年間100~120日間くらい国内外を飛び回っていたため、基本的にインプットばかりだったんです。

しかしこの1年は、せっかくインプットしたものをすべて出してみようと考え、アウトプットが非常に多くなりました。その結果、自分が得た価値観を仮想空間上で実現させようというプロジェクトにつながりました。

―どのようなプロジェクトでしょうか?

人間の幸せをメタバース(仮想空間)上で実感するような「Well-being Metaverse(ウェルビーイング・メタヴァース)」というオンラインコミュニティを5月にローンチしようとしています。

具体的に言うと、自分自身のアバターを使って仮想空間上に居場所を作るというものです。仮想空間上に小さな部屋がたくさんあり、そこで繋がったお医者さんや保健士さんに身体や心の悩みを相談できたり、ヨガのレッスンを受けられたりして、24時間自由に行き来できるようになることを目指しています。

今までインプットして貯めてきたワクワクの貯金が、この1年で一気に現実になったと感じました。もしコロナウイルスの影響がなければ、このような仮想空間上で幸せを実現しましょうと伝えても、周りが賛同してくれなかったと思います。ですので、現実の中で未来が引き寄せられたような状態にワクワクしています。

―今まで手掛けていた事業はどう変化しましたか?

弊社がサポートしているスタートアップ起業家支援やイベント事業は、オンライン上で開催するよう切り替えました。例えば、一昨年まではサンフランシスコの「500Startup」という起業支援の会社が神戸に滞在し、「500 KOBE ACCELERATOR」というプログラムで6週間に渡って演壇してもらっていました。

昨年度はそれを完全オンラインで開催したんです。以前は週に二人程度にしか登壇を依頼できませんでしたが、オンラインになったことで世界中の多くの方、通常の倍以上の方に依頼でき、コンテンツの幅は広がりました。

―奥田さんの会社、WIZグループでの働き方にも変化はありましたか?

社内で新しく取り入れたことがあります。完全オンライン勤務にして毎日朝礼をするようになりました。朝礼というと古めかしい感じですが、実際行っていることはマインドフルネス等のプログラムを一緒に行っているのです。

社員みんながその日の自分の体調を考え、向かい合えるという時間です。勤務時間内に毎朝ストレッチ、日によってはヨガを15分間行っています。
それを社長である私が共に行うことで、以前より私が会社に戻って来た、社長がそばにいると社員は感じていると思いますよ。
私が海外出張などに行かず、飛び回らなくなりましたので。

―コロナ禍で海外出張の必要性が問われています。今後、海外出張のあり方に変化はあると思いますか?

今後は、出張に行かずにオンラインで完結するケースが増えてくると思います。得たい情報が明確であれば、出張に行かなくても問題ないと思います。例えば、事業の拡大。すでにネットワークがあって仕事の量自体を増やしたい場合は、オンラインで完結できますよね。

でも、新しい関係やビジネスは海外出張へ行ってこそ生まれると思うので、海外へ行けるようになったら私は必ず行きます。

偶然パーティーで出会った人と意気投合し、一緒にビジネスを始めるというのは、オンラインでは生まれにくいんです。「どんな人に出会えるんだろう」「何が生まれるんだろう」とワクワクすることは実際に海外へ行ってこそ、新たなに生まれます。

―奥田さんの考えるコロナ後の世界を教えてください。

幸せの基準がより本質的なものへと変化していくのではないでしょうか。今までは、たくさん旅をしたり、いろいろなものを食べたりと量もスピードも無制限に、自分の大きな器を埋めることが幸せでした。でも今は、私が支援したいと思う人の笑顔が浮かぶことが幸せだと感じています。

例を挙げると料理ですね。農場などから食材の取り寄せをしていてまして、その理由は「このネギを買ったら、ネギの生産者の方が喜ぶだろうな」と農場の方が幸せになるイメージできるからです。一緒に調理したり、料理をシェアしたりすることで近くにいる誰かが幸せになることも考えます。

みんなが大変な状況のときに、すべてを一気に救うポジションを目指すのではなく、まずは身近な人を助けることを目指しています。この瞬間に助けている2、3人の顔を毎日思い浮かべていますね。ですから私は、このコロナ禍でもとても幸せを感じているんです。

―コロナ禍で行き詰まっている方へアドバイスをお願いします。

今までと異なるコミュニティとつながると良いと思います。自分の好奇心を今までの延長線上に置くだけではく、意識して他の場所へも向けるんです。

例えば、同じ場所に同じメンバーで毎週集まっていると、愚痴しか出てこなくなります。エネルギーってずっと同じ場所にいると淀んでしまうんですよね。

ですから、私は会食や飲み会だけでなく、オンラインで集まるときも同じメンバーで集まらないようにしています。3人同じメンバーで会食を何度かしたら、次はもう一人別の人を入れるということをしますね。そうすることで、新しいモノが生まれてくると思います。

そういった意味でも、先に紹介した「Well-being Metaverse(ウェルビーイング・メタヴァース)」というオンラインコミュニティなどは、新たな人と、デジタルの世界で出会える先端の取り組みだと思っています。

奥田浩美さんプロフィール
インド国立ボンベイ大学(現州立ムンバイ大学)大学院社会福祉過程終了。国際会議の企画・運営企業に入社。その後、ITカンファレンス事業を立ち上げ、海外発IT系イベントの日本進出を手掛ける。2001年株式会社ウィズグループ設立。2008年よりITベンチャー育成支援を開始、若手起業家への伴走支援を行う。2013年「株式会社たからのやま」創業。生活に密着した社会課題に対しITで何がきるかを検証する事業を開始。海外へ出向き新しい事業を生み出す活動、起業家向け講演会、ワークショップ等も行っている。

委員:情報処理推進機構(IPA)「IT人材白書」検討委員/「未踏IT人材発掘・育成事業」審査委員/内閣府「アジア・太平洋輝く女性の交流事業」委員/総務省「地域情報化アドバイザー」

株式会社ウィズグループ公式HP:https://www.wizgroup.co.jp/
株式会社たからのやま公式HP:https://www.takaranoyama.net/
公式HP(個人):https://www.okudahiromi.com/
Facebook:https://www.facebook.com/hiromi.okuda
Twitter: https://twitter.com/okuda_wiz
著書:人生は見切り発車でうまくいく」「ワクワクすることだけ、やればいい!」「会社を辞めないという選択

※出張先画像等は取材協力者提供

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