過ごし方で選ぶ新幹線おすすめ座席!知っておきたいマナーもおさらい

過ごし方で選ぶ新幹線おすすめ座席!知っておきたいマナーもおさらい

新幹線の座席を選ぶ際、あなたはどこを選んでいますか?「絶対窓側に座りたい」という人もいれば、決まった場所はない人、「トイレによく行くので通路側の席が良い」という人もいるでしょう。どんな過ごし方をしたいかなどよって座席の快適さは異なるものです。そこで今回は、新幹線の座席を選ぶ際に、どんな席がおすすめなのかを過ごし方などに合わせて解説します。出張で新幹線を予約する際に参考にしてみてください。

1.【過ごし方別】ベスト座席

新幹線の座席は、乗車中にあなたがどんなことを優先するか、どう過ごしたいかによってベストシートが変わってきます。ある人にとってベストと思える座席が、他の人にとっては避けたい席であることもあるのです。そこで今回は、仕事をしたい人、ゆっくり寝て過ごしたい人、トイレが近い人など、過ごし方のタイプ別におすすめ座席を紹介していきます。

1-1.仕事をしたい人

読者の皆さんの中にも、移動中は仕事をして備えたいという人は多いのではないでしょうか。パソコン作業をしたり、資料に書き込んだりする場合は、車両の先頭の席がおすすめです。車両の先頭列は他の座席よりもテーブルが少し大きく作られているため、テーブルを使った作業をする人には嬉しい席なのです。

また、乗車・下車してくる人のためにスッと人が通れるよう、パソコンを閉じたりテーブルを戻したりする必要のない窓側の席も、仕事をしたい人にとっては快適な席と言えるでしょう。

1-2.充電したい人

携帯電話の充電の減りが早い、パソコン作業をするために充電したいという人は、コンセントが付いている席を選びましょう。近年コンセント付きの座席は増えていますが、車両の種類によってコンセントが付いている席の場所や数は異なります。

例えば、東海道・山陽新幹線のN700系、N700A系(のぞみ、みずほ、ひかり、さくら、こだま)には、グリーン車の全座席と指定席・自由席の窓側、最前列と最後列座席の壁にモバイル電源用コンセントが設置されています。あらかじめ自分が乗る予定の車両にはどこにコンセントが付いているか、チェックしておくと良いですね。

JR東海
https://railway.jr-central.co.jp/train/shinkansen/detail_01_01/unit_a.html
JR東日本アプリ
https://www.jreast-app.jp/

1-3.トイレが近い人

トイレが近くてよく席を立つという人は、通路側の席の方が良いでしょう。車内が比較的空いていて隣の人がいない場合は気にならないかもしれません。しかし混んでいる車両で窓側に座り、何度も席を立って隣の人の前を横切るのは面倒ですよね。トイレが近いという方や体調がすぐれない方は、トイレのある車両やトイレに近い列にすると、なお良いでしょう。

※参考:JR東海公式サイト 座席配置・車内設備(N700系)
https://railway.jr-central.co.jp/train/shinkansen/detail_01_01/seat.html

1-4.寝たい人

移動中は寝たいという人は、他の乗客が横切ることのない窓側の席にしましょう。また、席を倒して寝たいという人は、車両の最後列の席を選ぶとより快適。後ろの人を気にせずに座席シートを倒せるのは、気が楽ですよね。

1-5.静かにゆったり過ごしたい人

車両の前方や後方よりも、車両中央の席の方が比較的静かに過ごせます。前方や後方はデッキに近いため、停車駅に着くたびに周りの乗客が乗り降りするのが気になってしまうからです。

また、「のぞみ」や「ひかり」などN700系新幹線では指定席と自由席の3列シート真ん中は、他の席より少しだけ座席幅が広く作られています。3列シートの真ん中は少しでもゆったりと過ごしたいと思う人には良い席です。

1-6.寝過ごしたくない人

仕事の疲れから車内で眠ってしまい、降車駅を寝過ごさないか心配な方は、静かに過ごしたい人とは反対に人の出入りが多い車両前方・後方のデッキ付近の座席がおすすめです。また、通路側の座席も同じ列に座っていた人が降りるために横切ったり、通路を他の乗客が通ったりすることが多い席なので、いい意味で落ち着かずおすすめです。

【コラム】大きな荷物には予約が必要

2020年5月から、東海道・山陽・九州新幹線では大きな荷物の持ち込みには予約が必要となる「baggage160」ルールが導入されています。
新幹線乗車時に予約が必要な荷物のサイズは、3辺の合計が160cmを超え250cm以内となるもの。ちなみに160cm未満の荷物は予約する必要がなく、250cmを超える荷物は持ち込めません。

この特大荷物を置くスペースは、現在は一部指定席車両のうち、最後部座席の後ろに設置されています。予約せずに特大荷物スペースを使用した場合は、持込手数料1,000円の追加料金を求められます。

「baggage160」を導入している新幹線に乗車する場合は、事前の予約を忘れないようにしましょう。

「baggage160」についてはこちらをチェック
https://railway.jr-central.co.jp/oversized-baggage/

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2020年から新幹線でも荷物制限が!? 海外出張者は確認を!

2.上司や複数人で移動するときの座席はどうする?

さて、新幹線を使って出張に行く上司の座席予約を頼まれたときや上司と一緒に新幹線を使う際は、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。

2-1.新幹線の上座・下座の基本

新幹線などの電車車両では上座下座で言うと、窓側が上座、通路側が下座です。3人席の場合は、窓側、通路側、真ん中の順で偉い人が座ります。
ただし、どの座席に上司や上席の人が座るのが良いかは、ケースバイケース。
例えば、上座が窓側だとしても、車内販売を利用したい人や、下車するときにさっと降りたい人などは、窓側より通路側の席を好むこともあります。あくまで上座・下座については基本のビジネスマナーとして頭の中に入れておきましょう。

2-2.自分の席はどこがいいかは過ごし方次第

上司と一緒に出張で新幹線を利用する際、意外と迷うのが自分の座席をどこにするかという問題です。これは上司の性格と移動中の過ごし方によります。
「移動時間は書類に目を通したり、眠ったりして過ごしたいから別々に座ってもらった方が良い」と思う上司もいれば、「移動時間も部下と雑談でもしながら過ごしたい」と言う上司もいます。また、移動中に簡単なミーティングをしたいという状況もあるでしょう。
そのため、上司に直接聞いたり、上司の好みを知る人に相談してみたりすると安心ですね。

3.新幹線座席にまつわるマナーあれこれ

たくさんの人が利用する新幹線。自分だけでなく周囲も気持ちよく過ごせるようにしたいですよね。そのために、ルールはもちろん、マナーを意識することも必要です。

3-1.電話を使うならデッキ近くの席を

電車と同じく、座席での携帯電話を使った通話はマナー違反。忙しいビジネスマンなら、乗車中に電話がかかってくることもあるでしょう。デッキなら通話可能なので、よく電話がかかってくる人は、座席をデッキ近くや通路側に取っておくとスマートですね。

3-2.キーボード音にご注意を

新幹線の移動時間にパソコンで作業する場合。キーボードを強く叩きながら作業する人は、タイピング音に気をつけましょう。周囲の人はこの移動時間にゆっくり寝たいと思っているかもしれません。そんなときに隣で絶え間なく物音を立てられたら眠れませんよね。普段あまり気にかけない人も多いと思いますが、自分は大丈夫だと過信せずに気をつけましょう。

3-3.座席をフルリクライニング時には声がけを

新幹線で、座席のリクライニング機能を使うのは問題ありません。しかし席を倒すときに、後ろに座っている人がいるのに一番後ろまで倒すのはマナー違反と見なされる可能性が高い行為です。一方、席を倒すときに声をかけるかかけないかは意見が分かれるところです。どちらにせよ、いきなりガクンと倒すより、ゆっくりと後ろの人に配慮しながら倒すのが良いでしょう。

まとめ:どう過ごすかを考えて新幹線の座席を選ぼう!

新幹線のベストシートの選びかたは、移動中にどんな過ごし方をしたいかによって変わってきます。移動中も仕事をしたい人と、ゆっくり寝て過ごしたい人では心地よいと思う席が異なるのです。自分が新幹線の車内でどのように過ごしたいか、どのようなことを最優先させたいかを明確にすることによって、自ずと選ぶべき座席が見えてきます。

出張で新幹線を使う場合は、仕事の準備をする、睡眠を取っておくなど、乗る前にどんな過ごし方をするか決めておくと乗車中も有意義な時間を過ごせるため、おすすめです。

文:佐々木 希
編集:松本 有為子(リベルタ)

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