英語ではNGな表現!避けるべき危険フレーズと正しいフレーズ15選

英語ではNGな表現!避けるべき危険フレーズと正しいフレーズ15選

学校で学んだ英語表現は、正しい文法に沿ったフレーズ。しかし、海外出張や海外の取引先とのやりとりなど、実際に英語を使う機会では通じないことがあり、歯がゆい思いをした人もいることでしょう。この文章では、誤った表現と正しい言い方の両方をご説明。ネイティブの人と気持ちよく会話するために、どんなフレーズに気をつければよいのかをご紹介します。

1.ビジネスでは絶対NG!失礼な英語表現4選

自分では正しいフレーズを話しているつもりでも、ネイティブに違った内容で受け止められ、相手に怪訝な顔をされたり嫌な思いをさせたりすることがあります。

ちょっとした行き違いが、ビジネスに影響しないように気をつけたいもの。ここでは、うっかり言ってしまいそうなNG例をご紹介します。

1-1.Please sit down. / どうぞ座れ。

【NGである理由】
取引先と会食するときや会議に出席したときなど、訪問客の方に席を勧めるため「どうぞお掛けください」と言いたいときがあるでしょう。

しかし、”sit down”を使うのはNG!直訳すると「Please/どうぞ」、「sit down/座れ」という意味になり、とても失礼なニュアンスを含んでいるからです。

sit downはペットや子供に対して使うことの多い言い回し。pleaseをつけたからと言って、丁寧な言い方になるわけではありません。

【正しい言い方】
・どうぞお掛けくださいの言い方は、Please have a seat.が正解です。

1-2.What do you want?/なんか用?

【NGである理由】
初対面の相手に話しかけられて「何かご用ですか?」と言いたいときに、”What do you want?”と言ってしまうのは間違い。

この言い回しは、できれば関わり合いたくないが止むを得ず聞いている、というニュアンスを含み、とても突き放した言い方です。他意のない相手にとって、無礼に聞こえることがあります。

【正しい言い方】
What can I do for you?/何かできることがありますか?
と答えると、相手も話しやすくなります。

1-3.Can you speak Japanese? /日本語話せるんですか?

【NGである理由】
雑談中に、相手が日本語を話せるか知りたいこともあるでしょう。そんなときに気をつけたいのが”can you speak Japanese?”という言い方です。

”can you speak Japanese?”は、面接などで相手の語学スキルを確認したい、日本語しか話せなくてできるだけ日本語で誰かと話したいなど、相手の能力を確認する必要があるシチュエーションで主に使うフレーズです。切羽詰まっているような状況で出てくる言い方で、日常的に使うことはあまりありません。

【正しい言い方】
会話でさらりと「そういえば、日本語話せるの?」程度の軽いニュアンスで聞きたいときはDo you speak Japanese?を使いましょう。

1-4.Do you understand? /ホントにわかってますか?

【NGである理由】
英語を使って取引先と商談を進めているときや、プレゼンで参加者の理解度を確認したいときなどに「ご理解いただけましたか?」と言いたくなるときがあります。しかし日本語をそのまま英語に訳した”Do you understand?”は上から目線の言い方になり、聞いた方はムッとしてしまうことも。
「ホントにわかってます?」と嫌味まじりのニュアンスを含む言い方なので、相当失礼に聞こえます。

【正しい言い方】
相手にも好印象な言い方は、Am I making sense? /ご理解いただけましたか?となります。

2.その英語がトラブルの元に!正しい理解が欠かせない要注意表現3選

海外の映画やドラマを字幕で見て、なんとなく聞き覚えた英語表現はありませんか?しかし、その中には、犯罪現場や重要な話をするシーンなど、特定の状況だけで使われるものも。使い分けがわかっていないと、ひんしゅくを買う言い回しもあります。
ここでは、使うのに注意が必要なフレーズをご紹介します。

2-1.Who are you?/お前は誰だ?

【NGである理由】
海外出張中に知らない相手から着信があったり、海外からオフィスに電話がかかってきたりすることがあるかもしれません。そんなとき「どちら様ですか?」と相手が誰かききたいとき、”Who are you?”を絶対使わないように注意!

この言い方は、警察官が「お前は誰だ?」と不審者を尋問するときなど、かなり高圧的なニュアンスで聞こえます。言ってしまったら最後、相手を怒らせることは確実なので気をつけましょう。

【正しい言い方】
電話をかけた相手の名前を知りたいときはExcuse me,May I ask who’s calling?/どちら様ですか?と言うのがベストです。

2-2.We need to talk./あなたにひと言いいたい。

【NGである理由】
海外の取引先に電話をかけたり、出張先で商談相手に電話をかけたりするときに注意したいポイントは、話の切り出し方。「お話があるのですが…」と言いたくて”We need to talk”と伝えてしまうと、ええっ、と驚かれてしまいます。

”We need to talk〜”という言い方がないわけではありません。しかし、重大なことや言い出しにくいこと、を相手に話さなくてはならないという重いニュアンスを含む言い方です。自分や相手の人生がかかっている、といった場面でないなら、使うのはやめておきましょう。

【正しい言い方】
Could we talk about **?/**についてちょっと話せますか?と話し始めると、相手を緊張させずにすみます。

2-3.I don’t know./知るかよ。

【NGである理由】
英語で電話がかかってきて、自分ではよく知らないことを尋ねられたとき、わからないことを表現したくて、”I don’t know”を言ってしまうのは絶対NGです。

“I don’t know”と言うフレーズは、単に「知らない」と言う意味だけではなく、相手の問いかけには答えたくない、話しかけられたくないというネガティブなニュアンスが含まれます。場合によっては相手を怒らせてしまうことも。友人相手などプライベートではともかく、ビジネスでは使わない方が無難です。

【正しい言い方】
I’m sorry, I’m not certain./申し訳ありませんが、わかりかねます。と返しておくとスマートです。

3.日常生活で使わないで!海外で通用しないNG英語4選

パソコン、サイン、シャーペンなど、日本語に取り入れられた海外由来の言葉は、日本でごく自然に使われています。しかし、英語だと思っていた単語が実は和製英語だった…ということも。中には和製英語として、日本独自の意味づけがされたものもあるからです。
ここでは、そのまま使うと思わぬ誤解の元になりがちな英語表現をご紹介します。

3-1.That man is a claimer./あの人は請求者だよ。

【NGである理由】
日本では、理不尽な要求をしてくる客を「claimer/クレーマー」と呼びます。また、空港で”Luggage claim”という場所があり、手荷物が出てこないときなどに苦情をいう場所だと認識されていることがあります。しかし、本来この言葉は違う意味となり、海外で通用しないので使わないようにしましょう。

claimとは主張する、要求する、請求するという意味です。例えば、”overseas travel insurance claim form/海外旅行保険金請求書”という言い方をします。
ちなみに”luggage claim”は手荷物受取所のことです。

【正しい言い方】
That man is Mr.complaintener./あの人はクレーマーだよ。と言うと、正しく意味が通ります。

3-2.This is my note personal computer./これは私の手帳パーソナルコンピューターです。

【NGである理由】
本のように閉じて携帯できるタイプのパソコンは、日本だとノートパソコン、ノートタイプと呼ばれています。しかし、海外でノートパソコンと言ってしまうと、相手にはなんのことなのかわかりません。
英語では”laptop”、”laptop computer”と呼ばれています。「lap/腿」、「top/〜の上」、という意味で、足の上に乗せて使えることから由来しています。

【正しい言い方】
This is my laptop./これは私のノートパソコンです。と言うのが正解です。

3-3.I’m a salaryman./私は月給人です。

【NGである理由】
雑談をしているとき、相手にどんな仕事をしているのか聞かれることがあります。自分が会社員であることを伝えたいときに「サラリーマンです」と言ってもまずわかってもらえません。サラリーマンは和製英語で、日本でしか通用しないからです。

サラリーマンを直訳するとsalary/月給制、man/人、となり、聞いた方は意味不明で首をかしげることでしょう。

英語では”office worker”と言うのが一般的で、日本でいうサラリーマンのニュアンスに最も近いものです。OLも同様に”office worker”で通じます。

【正しい言い方】
I’m an office worker./サラリーマンをしています。が正しい言い方です。

3-4.I want to sabotage work today./今日の仕事を破壊活動したい。

【NGである理由】
仕事に行く気が起きなくて、サボりたい…と考えることもあるでしょう。海外で、友人や知人などについグチをこぼしたくなっても、そのまま口にするのはNGです。

サボる、の語源になったsabotage/サボタージュとは、元々フランス語。本来は労働者が労使の要求を通すため、会社の経済活動を意図的に破壊することから派生した言葉です。日本では「仕事や勉強などするべきことを意図的にしないこと」の意味で使われますが、英語では全く通じません。

【正しい言い方】
I want to skip work today./今日の仕事をサボりたい。
行かなきゃいけないけど行きたくない…という気分のときは、”skip”で表現すると通じます。

4.その言い方はすれ違いの元!プライベートで使いがちなNG英語4選

プライベートでは、カジュアルな言い回しやストレートな表現が許されることもあるでしょう。しかし、言い方によっては全く違う意味に受け取られてしまうもの。せっかく知り合えた海外の友人と、交流を深めにくいと感じたときは、話が噛み合っていないことが原因かもしれません。
ここでは、言いたいことが間違って伝わりがちなフレーズをご紹介します。

4-1.What’s your job?/あなたの勤務先はどんな部署ですか?

【NGである理由】
知り合ったばかりの人と雑談をするときに、話題の1つとして職業を聞くことがあります。そういうときに”What’s your job?”と言わないよう気をつけましょう。

このフレーズには「あなたの職業が何かはわかっていて、その上でどんな部署にいるのか知りたい」というときに使われることがほとんど。初対面の相手にいきなり切り出すフレーズではありません。

【正しい言い方】
What do you do?/どんな仕事をしていますか?という言い方なら通じます。

4-2.Let’s go drinking./飲み明かしに行きましょう。

【NGである理由】
仕事の後に同僚をバーへ誘ったり、プライベートで友人とお酒を飲みに行きたくなることがあります。そういうときLet’s go drinking!と言いたくなっても、こらえましょう。

”go ~ing”、という言い方は、長い間何かをするという意味があるからです。なので、記憶がなくなるまで飲み明かそう、飲みまくりに行こう!というニュアンスで伝わってしまいます。

【正しい言い方】
Would you like to have a drink?/ちょっと飲みに行かない?というフレーズなら、何気なく誘えます。また、1,2杯程度飲むことを強調したいなら、Let’s go for a quick drink?/軽く(1,2杯)飲まない?と言いましょう。

4-3.Help me please./お願いだから助けて。

【NGである理由】
自分一人では持てない荷物を運ぶのに手伝って欲しい、高いところにあるものをとって欲しい、など生活の中で誰かに手伝って欲しいときがありませんか?そんなときに”Help me please”と言ってしまうと、ギョッとされるかもしれません。

「後生だから助けて!」と強い懇願の意味が含まれるので、大げさに受け止められてしまいます。

【正しい言い方】
Could you give me a hand?/手を貸してもらえますか?という言い方なら、気軽に助けてもらえます。

4-4.Please give me a cup of coffee./どうかコーヒーを私に与えてください。

【NGである理由】
カフェやレストラン、飛行機の中などでコーヒーを頼むシチュエーションがあります。”Please give me〜”という言い方をつい使ってしまう人もいることでしょう。しかしこのフレーズはどうか何とかして欲しい、というニュアンスを含み、かなり唐突な頼み方です。言われた方はびっくりすることでしょう。

【正しい言い方】
Can I have a cup of coffee?/コーヒーを一杯もらえますか?と聞いてみれば、快くコーヒーをもらえます。

NGな英語表現を控えて人間関係をスムーズに!

教科書や参考書に出てくる英語表現は、ニュアンスによってNGな意味に変わることもあります。言葉1つで人間関係がぎこちなくなってしまわないよう、きちんと使い分けましょう。

トラブルを避けるために、この記事でご紹介した内容をおさえて話すのがオススメです。仕事でもプライベートでも役立つ知識なので、ぜひ実践してみてくださいね!

文:山﨑 梨惠
編集:カワムラ ルイ(リベルタ)

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