海外出張時のコミュニケーションで重要視されるICE BREAKのコツ

海外出張時のコミュニケーションで重要視されるICE BREAKのコツ

「ICE BREAK(アイスブレイク)」というコミュニケーション方法を知っていますか。外国人は、ビジネスの際にICE BREAKを重視するといわれています。海外出張を控えているビジネスマンは、事前にチェックしておきたいポイント。そこで、この記事では海外出張を予定している人に向けて、ICE BREAKの目的や方法など、現地でのコミュニケーションに役立つものを解説していきます。

ICE BREAKの目的とは

ICE BREAKをそれぞれ直訳すると、「氷」「壊す」という意味になります。ビジネスシーンに限らず、初対面の人同士が顔を合わせる場面というのは、多少なりとも場が緊張しますよね。それは、実は海外でも同じなのです。ICE BREAKは、そうした特有の緊張感を解きほぐし、お互いに打ち解けるきかっけをつくるための方法や技術のことです。凍てついている雰囲気を氷ととらえて、その氷を解かす方法や技術であることから、そのように表記されています。

ICE BREAKは、日本でも学校やセミナー、研修などさまざまな場面で利用されていますが、特に、ビジネスシーンで使われることが多かったため、ビジネスワードとして注目されるようになりました。

ICE BREAKの効果は、緊張を和らげることだけに留まりません。たとえば、会議などで言いたいことはあるのに、空気が張り詰めているせいで思うように話せなかった経験はありませんか。会議に限らず、ビジネスシーンでは時間が限られていることが多いため、せっかく顔を合わせた相手とコミュニケーションをとれないのではもったいないですよね。実は、ICE BREAKの本当の目的は、会議や商談などでの会話を有意義なものへと変えることなのです。誰でも遠慮なく考えや意見が述べられる雰囲気をつくることで、その場が活性化し、より良いアイデアがうまれることもあるでしょう。なお、ICE BREAKは特別なことではなく、雑談の延長のようなものと考えられています。

ICE BREAKの5つのポイント

ICE BREAKを成功させるためには、5つのポイントをクリアする必要があります。
まず、1つ目は「事前準備」です。相手の会社の情報について、できる限り調べてから出張に臨みましょう。相手の会社に関心があるというアピールにもなりますし、もしかしたら、会話の糸口になるかもしれません。
また、相手が初対面であれば、どんな話題に関心を示すかわかりませんよね。
そのため、「ICE BREAKで使う話題を、さまざまなテーマからできるだけ数多く準備しておく」必要があるのです。

もちろん、「基本的な挨拶や笑顔」も忘れてはいけません。そして、ICE BREAKは必ず「商談の冒頭に持ってくる必要はない」ということを覚えておきましょう。一刻も早く緊張をほぐしたいと思うかもしれませんが、ある程度、その場の雰囲気にあわせてICE BREAKのタイミングを選ぶことも大切です。
また、ICE BREAKはあくまでもその場を活性化させるためのテクニックであって、本題ではありません。雑談の延長であることを忘れずに、「時間を区切る」ことも意識しましょう。

ICE BREAKで望ましい話題

ICE BREAKで望ましい話題は、地域に関する話題です。趣味の話は盛り上がればいいのですが、相手がその分野に詳しくない場合は、思うように会話が弾まない可能性があります。その点、相手の住んでいる地域やオフィス周辺の環境の話題など、共通して盛り上がれる話題であれば、相手も返答しやすいでしょう。おすすめのカフェやレストランを聞いておき、実際に足を運べば、お礼のメールを送る際の話題や、次回の話題のきっかけにもなるかもしれません。

また、目に入ったものについて話題にすることも良いでしょう。近くにある目を惹く建物や、オフィスに置かれているアイテム、相手の服装などを話題にすることで、思わぬところから会話が盛り上がるかもしれません。あるいは、自己紹介を工夫する方法もあります。
ICE BREAKでは鉄板の自己紹介に、「実は自己紹介」というものがあります。

自己紹介の後に、「実は〇〇です」と意外な一面を打ち明けることによって、相手の笑いを誘ったり、相手が質問しやすい雰囲気をつくったりすることができるのです。自己紹介はICE BREAKのポイントになりやすいので、事前にネタを考えておくといいでしょう。

ICE BREAKで避けた方がいい話題

ICE BREAKは、話題選びを失敗するとかえって逆効果になる恐れがあります。日本でも、特に初対面のうちは政治、宗教、プロ野球の話はタブーだと言われることがありますよね。海外出張においても、政治や宗教の話題は避けたほうが無難です。
出身高校や大学などの学歴に関する話題も、相手にとってはデリケートな部分かもしれないので注意しましょう。
特定のなにかを批判したり、中傷したりする話題も望ましくありません。相手に強いこだわりがあった場合、関係性に亀裂が入ってしまうことも十分考えられるでしょう。
また、芸能人に関する話題は関心の有無がわかれやすいポイントなので、相手から話題をふられない限り、注意が必要です。

日本人は笑顔でアイコンタクトを意識しよう

ICE BREAKでは、話の内容はもちろんですが、なによりも笑顔が重要です。これは、外国人が相手の場合に限ったことではありません。初対面の相手に会ったときは、笑顔で挨拶するように心がけましょう。相手の目を見ながら、相手の名前を呼ぶことで好印象を残すことができますよ。コミュニケーションに自信のない人は、この記事のテクニックを参考に、ビジネスをうまく回していきましょう。

海外出張の“あり方”を考える 〜Afterコロナ、Withコロナ〜

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