ビジネス基礎知識

2019.05.17

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海外出張に備えて知っておきたい電子マネー事情「欧米編」

ビジネスで海外へ出張に行く際、毎回その国の通貨へ両替しなければならないのが面倒だとは思いませんか?とはいえ、お金がなければその国で快適に過ごすことはできません。そんな悩みを抱えている場合は、電子マネーを試してみましょう。キャッシュレスであれば移動もスムーズで時短になり、何かと便利です。
今回は、欧米における電子マネー事情について見ていきましょう。

電子マネーのメリットとデメリット

お金といえば、従来は紙幣や硬貨を財布などに入れて持ち歩き、必要なときに取り出して使うというスタイルが一般的でした。
ところが、現代ではインターネットの発展に伴い「電子マネー」も広く利用されるようになっています。

電子マネーを利用するメリットとしては、まず「現金を持ち歩く必要がない」点が挙げられます。
スマートフォンを使えば財布も不要となるため荷物がかさばらないだけでなく、ATMでお金をおろせないときでも問題なく支払いができるため非常に便利です。
また、必要な金額分だけ決済ができるため、釣り銭のやり取りが発生しません。お店の人に手間をかけることもありませんし、時間の短縮にもつながります。

一方で、電子マネーにはデメリットもあるので注意が必要です。
たとえば、電子マネーを使う際に必要なカードやスマートフォンを忘れたまま外出してしまうと、当然ながら買い物をすることができません。
ただ、現金決済であっても家に財布を忘れれば同じ状態になるため、電子マネーならではのデメリットとは言えないでしょう。
また、現金と違い、すべての店舗が電子マネーの決済に対応しているわけではありません。電子マネーが使えるのは対応店のみであり、非対応の店舗で買い物をするなら現金が必要です。

このほか、口座に残高さえあれば延々と決済ができてしまうため、つい使いすぎてしまうという点もデメリットと言えます。

使い過ぎが心配な場合は、1日の利用限度額を設定できる機能を持つ電子マネーを利用すると良いでしょう。

このように、電子マネーにはメリットがあればデメリットも存在します。賢く便利に利用するためにも、これらの特徴を正しく理解しておくことが大切です。

欧米の電子マネー普及率はどれくらい?

ビジネスで欧米へ海外出張することが多い人は、欧米の電子マネー普及率もチェックしておきましょう。
電子マネーを使えるようにしたものの、肝心の現地で利用できなければ意味がありません。
一口に欧米と言っても、国によって電子マネーの普及率は大きく異なるので注意が必要です。

たとえば、2012年にロンドンオリンピックが開催されたイギリスでは、
世界中から訪れる観光客のために政府主導で電子マネーの導入が推進されました。
これにより、およそ70%ものキャッシュレス比率を達成しています。

政府によってペニー硬貨の廃止や小切手の廃止が進められたカナダではおよそ60%
大手信販会社がカード決済普及を推進したアメリカではおよそ50%です。
スウェーデンではおよそ50%フランスもおよそ40%とまずまずの普及率となっていますが、
欧米のなかでもドイツだけはおよそ16%と低い普及率になっています。

電子マネーの導入に積極的な中国の普及率がおよそ98%であることを考えると、欧米諸国の普及率はまだまだ低いと言えるでしょう。

欧米で電子マネーが利用できる場所

電子マネーが利用できる場所については、それぞれの国ごとに異なります。
普及率が高い国のほうが、より多くの地域や店舗で電子マネーを利用できる可能性が高いです。

たとえば、アメリカの場合は飲食店で電子マネーを導入しているケースが多いという特徴があります。釣り銭をやり取りするわずらわしさがなく従業員の業務を減らせる点、従業員の不正防止や強盗などの犯罪防止につながる点などが大きな理由です。
スマートフォンを利用した決済が普及しているので、ほかの特別な機器やカードを持ち歩く必要もありません。

国によってそれぞれ特徴は異なりますが、公共交通機関の券売機やスーパー、自動販売機などちょっとした場所も電子マネーに対応するケースが増えています。

欧米で電子マネーを使う際の注意点

現金を持ち歩く必要もなく、釣り銭のわずらわしさもない便利な電子マネーですが、利用するうえで注意しなければならない点もあります。
まず、スマートフォンによる決済ではなくクレジットカードを使う場合、パスポートの提示を求められるケースが多いという点です。
特にカナダでその傾向が強いので、スムーズに決済するためにも外出時は常にパスポートを携帯しておきましょう。

アメリカの場合、クレジットカードよりスマートフォンの決済のほうが普及しています。
このため、スマートフォンが充電切れなどで使えなくなると、買い物ができなくなる可能性があります。
いつでも充電できるよう、モバイルバッテリーなどを持ち歩くようにしましょう。

また、出張先の国によっては、利用できるクレジットカードの国際ブランドが限られることもあります
カードが使えると思い込んで現金を持たずに行くと困った事態になるので、事前にチェックしてカードを準備しておきましょう。

欧米でも電子マネーは普及しつつある

国によってばらつきはあるものの、欧米でも電子マネーは普及しつつあります。
特にスマートフォンによる決済は、荷物が少なく邪魔にならないだけでなく、利用できる場所も多いので非常に便利です。これまで現金派だったという人も、これを機に電子マネーを試してみると良いでしょう。

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