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2026.03.18

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スペインのお土産15選!円安でも高コスパのブランドや食品を紹介

スペイン旅行をするとき、お土産選びに頭を悩ませる人は多いでしょう。
旅行中の限りある時間のなかで、家族や友人、職場、お世話になった人へ、コスパが高くて、その土地ならではのお土産を見つけられたら理想的です。
今回は、ロエベをはじめとしたファッションからスーパーマーケットで手に入るばらまき用の食べ物まで、円安でもお得感が感じられるものを中心に、スペインらしいお土産を15種類紹介します。
日本人旅行者に人気の商品や、スペイン在住の筆者が日本の帰国時に買うおすすめのお土産を集めたので、参考にしてください。

目次

1. 大切な人への逸品からカジュアルなお土産まで!スペインブランド3選

家族や恋人、仲の良い友人、日頃お世話になっている人へ、いつもの感謝や愛情をこめて、何か特別なお土産を買いたいと思ったら、スペインブランドのショップを覗いてみましょう。
ここでは、日本でもラグジュアリーブランドとして知られる「ロエベ(LOEWE)」のアウトレットストアをはじめ、円安でもリーズナブルに感じられるスペインブランドを紹介します。

1-1. 大事な人へのお土産にスペイン随一の高級ブランド「ロエベ(LOEWE)」


画像出典:https://www.loewe.com/eur/es/home

スペインの王室御用達であり、ラグジュアリーブランドとして知られるロエベ。
恋人や家族など、かけがえのない人へのお土産を探したいときにぴったりです。
長年使える革製品のほか、デニムやニットなどのファッションもあり、幅広い年齢層に好まれる多彩なラインナップから、贈る相手にしっくり合うお土産が見つかるでしょう。

日本で手に入らない商品を発見するのは、スペイン本土での醍醐味の一つ。
日本にもある商品は、円安を考えると日本と値段を見比べてから買うのが得策ですが、少しでも安く入手したければ、迷わずアウトレットへ行ってみましょう。
アウトレットには一般の店舗やインターネットでは買えない商品が並ぶこともあり、思わぬ逸品に出会えるかもしれません。

「LOEWE」
公式サイト:https://www.loewe.com/

ロエベを購入できるアウトレットモール

ロエベのあるアウトレットモールは、バルセロナとマドリードの郊外に2ヶ所あります。
どちらも中心街から行く場合は、バスやタクシーで30分程度かかりますが、バッグ、シューズ、洋服などが破格で売られているだけあって、行く価値は十分あります。

バルセロナでは中心街からアウトレットモール直通のシャトルバスが出ていますが、マドリードでは直通のシャトルバスがないため、タクシーやUberなどを使うのが確実。
マドリード市内から公共交通機関のバスもあるものの、次に停まるバス停がアナウンスされないことが多いです。
スペイン語を話せなければ、バスで辿り着くのは難しいかもしれません。

筆者がマドリードの「ラス・ロサス・ビレッジ(Las Rozas Village)」に行ったときには、3,100ユーロ(約566,800円/2026年1月のレート)のバッグが2,215ユーロ(約405,000円)、1,300ユーロ(約237,700円)のブーツが390ユーロ(約71,300円)で売られていました。

お土産探しに迷ったら、同じアウトレットモールにある「ロエベ パルファム(LOEWE Perfumes)」にも寄ってみてください。
ロエベのラグジュアリーな雰囲気のなか、お土産を予想以上に安く買えたら、満足感も一層高まることでしょう。

・LOEWE La Roca Village(バルセロナ)
所在地:La Roca Village, s/n, SANTA AGNÈS DE MALANYANES (LA ROCA DEL VALLES) 08430 BARCELONA
営業時間:10:00〜21:00
休業日:1月1日、1月6日、9月11日、12月25日、12月26日
アクセス方法:https://www.thebicestercollection.com/la-roca-village/en/getting-here/shopping-express/
公式サイト:https://www.loewe.com/eur/es/Tiendas?StoreCity=la-roca-del-valles&StoreID=ES5034201

・LOEWE Las Rozas Village(マドリード)
所在地:Calle Juan Ramón Jiménez, 3, Local 44, LAS ROZAS 28232 MADRID
営業時間:10:00〜21:00
休業日:1月1日、1月6日、9月11日、12月25日、12月26日
アクセス方法:https://www.thebicestercollection.com/las-rozas-village/en/visit/getting-here/
公式サイト:https://www.loewe.com/eur/es/Tiendas?StoreID=ES5034202&StoreCity=las-rozas

1-2.手が届く高級ブランドとして人気の「ビンバイローラ(BIMBA Y LOLA)」


画像出典:https://www.bimbaylola.com/

家族や恋人へのお土産に、ロエベほどラグジュアリーでなくても、スペインのちょっと良いブランド品を買いたいと思っていたら、「ビンバイローラ(BIMBA Y LOLA)」はいかがでしょうか。
ハイクオリティでありながら、比較的手軽に買える高級ブランドとしてファンが多く、ここ数年、スペインの街ではブランドのロゴ入りバッグを持つ人をよく見かけます。
日本ではネット購入ができるものの、まだ実店舗はなく、希少価値が高いのもポイント。
特別感があるうえ、お土産を渡す相手の持ち物とバッティングする可能性が少ないです。

スペイン人デザイナー、アドルフォドミンゲス(Adolfo Domínguez)の姪二人が立ち上げたというブランドは、洋服、シューズ、アクセサリーなどが並ぶなかで、特にバッグが一押し。
多彩に取り揃えられたバッグは、カジュアルにもビジネスにも使えるシンプルなデザインに、おしゃれなアクセントが加えられている印象です。
バッグは60ユーロ(10,971円)程度から見つかるので、気になったら、お店に立ち寄ってみてください。

なお、ロエベが出店する上記のアウトレットモールには、ビンバイローラやアドルフォドミンゲスも出店しています。
いくつかのお店を覗いてみたいなら、モールには数時間の余裕を持って行くことをおすすめします。

「BIMBA Y LOLA」
公式サイト:https://www.bimbaylola.com/

1-3. 仲の良い友人や同僚へ気の利いたお土産を「サルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)」


画像出典:https://www.salvadorbachiller.es/

仲の良い友人や休暇中に仕事を代行してもらっている同僚などへ、ちょっと気の利いたお土産を探していたら「サルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)」がおすすめです。
ビジネスやプライベートに使えるバッグ、小物を豊富に取り揃えており、円安でも手頃な値段の革製品が見つかります。

値段は、前述のビンバイローラよりさらにリーズナブルで、革製のカードケースは15ユーロ(約2,740円)程度から。
店内では女性向けの商品が目立つものの、男性向けの財布やカードケース、バッグなども手軽な値段で売られています。
旅行用品、洋服、靴、アクセサリー、食器なども展開しているので、値段と相手の好みを考えながらお土産選びができるでしょう。

店舗があるのはマドリードなど数箇所に限られています。
お土産を渡す人に、マドリード以外では手に入りにくいと伝えれば、相手の特別感も増すかもしれません。
お店を見かけたら、ぜひ入ってみてください。

「Salvador Bachiller」
公式サイト:https://www.salvadorbachiller.es/

ほかにもある!スペインのファッションブランドのお土産を探そう

前述したブランドよりもっとリーズナブルなブランドのお土産といえば、ファストファッション「ザラ(Zara)」も有名です。
しかし、せっかくスペインに行くのであれば、日本ではあまり見かけないブランドでお土産探しをしてみませんか?

ザラを手がけるメーカー「インディテックス(Inditex)」では、次のようなブランドも展開しています。

プルアンドベア(Pull&Bear)
マッシモドゥッティ(Massimo Dutti)
ベルシュカ(Bershka)
ストラディバリウス(Stradivarius)
オイショ(Oysho)
ザラホーム(Zara Home)
レフティーズ(Lefties)

これらのブランドでは、子供服や若者、ビジネスパーソン向けのファッションやインテリアグッズなどがリーズナブルに買えるので、家族や友人、親戚の子供など、幅広い年齢層へ気軽なお土産になります。

ザラとよく比較される「マンゴ(Mango)」や、デパート「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」が運営する「スフェラ(Sfera)」というブランドでも、ザラ同様に低価格でラフなお土産が入手可能。

個性的でカラフルなファッションが好きな人へのお土産は「デシグアル(Desigual)」へ。
デシグアルは日本にも店舗がありますが、スペイン本土のショップは日本より商品が豊富で、安価なアイテムも見つけやすいです。

多くは街の中心部にあるショッピングエリアに集まっているので、異なるブランドでも、まとめて見てお土産を購入すると効率的でしょう。

2.円安でも手軽に買えるスペインの革製品とシルバーアクセサリー

スペインの革製品とシルバーのアクセサリーは、日本の値段と比べると、スペインで買う方が安いと感じるため、筆者はスペインで買うと決めています。
価格のわりに高品質なものが見つかるので、お土産にしてはいかがでしょうか。

2-1. 【革製品】 身近な人へのお土産に日本より安価に買える革靴

ロエベをはじめとした皮革産業が培われてきたスペインには、世界的なブランドの革製品生産を請け負うアンダルシア地方のウブリケ、シューズメーカーが集まる地中海のマジョルカ島、伝統的なサンダルで知られるメノルカ島など、革製品で有名な地域が点在しています。
これらのエリアで作られる革製品は、オーソドックスなデザインから斬新なデザインまで種類が豊富。お世話になっている人や近しい人へのお土産を探したいときにおすすめです。

なかでも、筆者が日本との値段の差が大きいと思うのは革靴。
靴は試してみないと履き心地がわからないですが、恋人や家族などよく知る相手であれば、その人の愛用するメーカーの靴を買うといいでしょう。

スペインのシューズブランドは、日本でもよく見かける「カンペール(Camper)」をはじめ、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ヤンコ(YANKO)」「ピコリノス(PIKOLINOS)」「ファルッチ(FARRUTX)」など、名前を挙げるときりがないほどあります。

複数のブランドを一度に見たければ、スペインの主流の靴を俯瞰できるデパート「エル・コルテ・イングレス」に行ってみましょう。
スペインでは日本と比べるとパンプスは少なく感じられますが、ビジネスにも使い勝手が良さそうなメンズシューズは種類豊富です。

革靴は安いもので30ユーロ(約5,500円)位から、ブーツは70ユーロ(約12,800円)位からあります。
バーゲンではブランドのブーツが70%オフで売られることもあるので、時間をかけて探す価値はあるでしょう。

シューズショップや売り場には、バッグや財布、ベルトなどの小物も置かれていることが多いので、お土産を渡す相手の愛用するメーカーや靴のサイズがわからなくても、革製品のお土産を探せます。

バーゲン期間は割安のお土産に出会えるチャンス

スペイン出張などの旅行が冬と夏に当たったら、バーゲンをチェックしてみましょう。
冬は1月7日から2月末か3月上旬まで、夏は7月1日から8月末か9月上旬までが一般的です。
バーゲン期間には、定価から30%、50%、70%などの魅力的な商品が並びます。

上記のバーゲン期間以外にも値下げ商品が出ることがあるので、気になるお店でお買い得品がないか探してみましょう。

2-2. 【シルバーアクセサリー】お土産に手軽な既製品から高価な工芸品まで

スペインの伝統や個性が感じられ、気軽に買えるお土産としておすすめなのがシルバーアクセサリーです。
スペイン南部のコルドバなどで作られる繊細な銀線細工「フィリグラーナ(filigrana)」は、幅広い年齢層に喜ばれるお土産の一つです。

少し値が張ってもブランド品をお土産にしたい場合は、「トウス(TOUS)」や「ウノ・デ・シンクエンタ(UNOde50)」などがあります。
トウスはくまやハートなど可愛らしいデザインが好きな人へ、ウノ・デ・シンクエンタは、個性的でボリュームのあるデザインが好きな人へのお土産にいいでしょう。

ウノ・デ・シンクエンタをはじめとしたショップでは、メンズ向けのアクセサリーを目にすることも多いため、女性に限らず、アクセサリー好きの男性へのお土産も探せます。

マドリードの「ラストロ(Rastro)」などの蚤の市では、手作りのシルバーアクセサリーを職人自ら売っていることもあります。
蚤の市に行けなくても、仕事や観光の合間にジュエリーショップを見かけたら、覗いてみてください。
良心的な価格で、お土産になりそうなアクセサリーが見つかるでしょう。

掘り出し物のお土産探しにマドリード蚤の市「ラストロ」へ

マドリード中心部で、主に日曜日や祝日に開かれる蚤の市「ラストロ(Rastro)」は、手作りのシルバーアクセサリーやレザーバッグなど、スペインのお土産を買える場所です。

ラストロは、マドリード中心部にあるマジョール広場から少し南に下った、坂道のリベラ・デル・クルティドーレス通り(Calle de la Ribera de Curtidores)周辺で10時頃から15時頃まで開かれます。
14時頃からはメインのリベラ・デル・クルティドーレス通りは自由に動けないほど混み合うため、効率よく動くには、多くの出店が出揃う11時頃か12時頃が狙い目。

スペインサッカーグッズのコピー品、Tシャツなどの洋服、カバン、アクセサリー、扇子、財布、カバン、陶器、台所用品など、あらゆるものが置かれた出店は、合わせて1,000店舗ほど。
スペイン土産のマグネットやキーホルダーなど、ちょっとしたお土産も見つかります。

アクセサリーを売る出店は多いですが、手作りのシルバーアクセサリーを売るお店は限られており、通りの上の方にあるカスコロ広場(Plaza de Cascorro)周辺に3店舗ほど出ています。
スペインらしい陶器やバッグを探す場合も、リベラ・デル・クルティドーレス通りを中心に探すといいでしょう。
蚤の市は何本もの通りに広がっており、一つ一つ見ているときりがないので、クオリティと値段を見極めながら、的を絞ってお土産探しをしてみてください。

3. 消え物のお土産・スペイン食品4選

お土産を渡すときには、相手の負担にならないように、楽しんでもらった後は手元に残らない消え物の食べ物を渡したいと思うことがあるでしょう。
ばらまき用より少し良いお土産を買いたいときに、おすすめしたいスペインの食べ物があります。

ここでは、筆者が日本に持ち帰って喜ばれた、甘いものやワインなど、4つのお土産を紹介します。
渡す相手が甘党か、お酒好きか、料理好きかということを考えながら選ぶといいでしょう。

3-1.【ラビトスロワイヤル(Rabitos Royale)】スイーツ好きへのお土産なら濃厚な味わいのいちじく入りチョコレート


画像出典:「la higuera」

いちじく入りチョコレート「ラビトスロワイヤル(Rabitos Royale)」は、いちじくとチョコレートの組み合わせが目を引くのか、見た目を裏切らない美味しさからか、日本人旅行者に人気のあるスペインのお土産です。
ほのかなブランデーの香りと濃厚な味わいが広がるチョコレートは、筆者が日本に持ち帰ったところ、一粒で食べ応えがあると家族にとても喜ばれました。

旅行や出張中に探しやすいのはデパートのエル・コルテ・イングレスにあるスーパーマーケットと、スーパーマーケットと同じフロアにあるグルメショップ「クルブ・デル・グルメ(Club del Gourmet)」。
定番のダークチョコレートが目立ちますが、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートバージョンもあるようです。

この商品の難点といえば、夏場に溶けやすいこと。
5月中旬頃から9月頃までの間にスペインに行く場合、この商品は避けるのが賢明かもしれません。
この商品にも入っているドライいちじくはスペインで一年中親しまれているため、夏はドライいちじくをお土産にしてもいいでしょう。

「la higuera」
公式サイト:https://bombondehigo.com/

3-2.【トゥロン(Turrón)】大の甘党へのお土産にクリスマス定番菓子

スペインのクリスマス定番菓子「トゥロン(Turrón)」は、砂糖がたっぷり入っているものが多く、甘党を自負する人たちへ、スペインらしいお土産になります。
11月前後から1月初旬までスーパーマーケットにも出回りますが、それ以外の時期は、各地にあるトゥロンのお店で一年中手に入ります。

チョコレートやココナツ、オレンジ入り、スペイン発の棒付きキャンディ「チュッパチャプス」とのコラボ商品などさまざまな種類がありますが、伝統的なものはアーモンド入り。
固い「トゥロン・デ・アリカンテ(Turrón de Alicante)」と、柔らかい「トゥロン・デ・ヒホナ(Turrón de Jijona)」が有名です。

筆者が日本に持って帰るのは「トゥロン・デ・アリカンテ」。
丸ごとのアーモンドをハチミツや卵白で固めたトゥロンは、カリっとして歯ごたえがよく、思わず食べ過ぎてしまいます。

「トゥロン・デ・ヒホナ」はすりつぶしたアーモンドをハチミツと混ぜ合わせて固めたもの。
スペインのお菓子は驚くほど甘いお菓子が多いですが、「トゥロン・デ・ヒホナ」もその例外ではありません。

トゥロンは板チョコのように板状の大きいサイズが一般的ですが、職場などで配るときには、小さなものが数個入ったパックが渡しやすいでしょう。

スペインのクリスマス菓子は、ほかにもアーモンドプードルを小麦粉や砂糖と合わせて焼き上げたポルボロンも有名です。
トゥロンのお店で、素朴なスペインの伝統菓子を買ってみましょう。

3-3.【ワイン】お酒好きへのお土産ならご当地ワイン

お酒が好きな人に喜ばれるスペインのお土産といえば、ワイン。
スペインでは、リオハ(Rioja)やリベラ・デル・ドゥエロ(Ribera del Duero)と呼ばれる地域の赤ワインが有名です。
しかし、せっかく旅行するなら、訪れた地域で、その土地らしいワインを探してみませんか。
各地のワイナリーを訪ねて買えば、ワインを渡す相手にお土産話を持ち帰ることもできますね。

バルセロナのあるカタルーニャ州では、スペイン産のスパークリングワイン「カヴァ(cava)」が有名。
赤ワインや白ワインも世界的に評価の高いものが多く、少し良い赤ワインを探していたら、「プリオラート(DOQ Priorat)」とボトルに書かれた地域のワインがおすすめです。
プリオラートは、リオハと並んでスペインでとても高品質なワイン産地として知られています。

美食の街、サン・セバスティアンのあるバスク州では、爽やかな酸味のチャコリ(Txakoli)が特徴的。
チャコリは、香りを立たせるようにグラスから少し離して注ぐのが一般的で、この注ぎ方によって、少し泡立ち、軽やかに飲めるようになります。
街の飲食店でチャコリの入れ方を教えてもらって、お土産を渡す人に伝えると、相手も一層興味をかき立てられるのではないでしょうか。

アンダルシア地方には独特な味わいのシェリー酒があります。
シェリー酒は独特な風味があるので贈る相手は限られますが、例えば、熟成したお酒が好きな人には、オロロソ(Oloroso)やアモンティリャード(Amontillado)という種類が人気です。

旅行の思い出話と共に訪れた土地のワインを渡すと、贈る相手のお土産への特別感も高まるでしょう。

3-4.【サフラン】料理好きの人にスペイン産ならではの味わいを

スペイン料理に欠かせないスペイン産のサフランは、日本ではとても高価であるため、料理好きの人へのお土産にすると喜ばれるでしょう。
サフランを入れてパエリアを作ると、ほかの香辛料では表現できない、サフラン独特の豊かな風味を実感できます。

手作業で収穫されるスペイン産のサフランは、スペイン国内でも高価で、デパート「エル・コルテ・イングレス」では、安くても1グラム10ユーロ(約1,830円)弱。
スペインでは、収穫、雌しべの分離、乾燥といった作業は、機械ではなく、すべて手で行われているため、その値段には納得します。
花の真ん中にある雌しべを乾燥させるサフランは、1グラム集めるために約160株の花が必要になるというので、相当な重労働です。
4人分のパエリアには、わずか0.1グラムのサフランで十分だと言われるため、1グラムでもたっぷりのパエリアを楽しめます。

スーパーマーケットでもサフランは売られていますが、安いものはイラン産なので、産地にこだわる場合は、表示をチェックしてから購入しましょう。

サフランに特にこだわらず、パエリアの香辛料が欲しければ、パエリアの素を買うという手もあります。
サフランが入っていないもの、サフラン入りで天然素材にこだわったものなどさまざまあるので、話題作りに買ってみてもいいでしょう。

4. スーパーマーケットで買うべきスペインのお土産6選

最後に紹介するのは、スペインのスーパーマーケットで探すべきお土産です。
スーパーマーケットにはその土地ならではの食べ物が売られており、安価なものが多いので、ばらまき用のお土産探しに向いています。
これらのお土産は空港内や土産店などでも見かけることはありますが、同じものでも料金が上乗せされている可能性が高いため、スーパーマーケットで買った方がずっと割安です。
ばらまき用からちょっと良いお土産になるものまで集めたので、観光や仕事の合間、旅行最終日などにスーパーマーケットに行って探してみましょう。

4-1.【オリーブオイル】土産店より安価で種類豊富

スペインの定番のお土産といえば、オリーブオイルは外せません。
健康志向が高まっているからか、日本でもオリーブオイルを使っている人が予想以上に多く、実用的だと喜ばれます。

オリーブの生産量が世界でもトップクラスを誇るスペインでは、オリーブオイルの種類が豊富。
「オヒブランカ(Hojiblanca)」「アルベキーナ(Arbequina)」「ピクアル(Picual)」といったオリーブの品種を限定した商品、トリュフ入りやニンニク入り、唐辛子入りの商品など、さまざまなオリーブオイルが見つかります。

スーパーマーケットでは、オリーブオイルが大きな棚を占領するなか、現地の人が使う1リットル以上の家庭用オリーブオイルが目立ちます。
加熱用のピュアオリーブオイルなどもたくさん売られていますが、お土産用には加熱せずに使っても美味しいエクストラバージンオリーブオイルを買うと、渡す相手は使い勝手が良いでしょう。

1リットル以上はペットボトルが多いので、割れる心配はありませんが、1リットル未満の場合、壊れやすくて重いガラス瓶が多いので、何本も買うのに躊躇することもあるでしょう。
筆者は持ち運びやすさを考えて、お土産にスプレー缶のオリーブオイルを買うことが多いです。
スプレー缶は軽く、割れないので持ち運びが楽であるだけでなく、液だれしづらい、酸化しにくい、スプレーで量を調整しやすいので、お土産として重宝します。

ばらまき用には、20mlなどの小さいボトル5本入りなどのパックを探してみましょう。
小さいボトル5本入りは、現地の人が利用するスーパーマーケットに売られていない可能性もあります。
ですので確実に入手したい場合は、土産店で探すことをおすすめします。

4-2.【オリーブオイル配合ハンドクリーム】お手頃価格のPB商品やスペインメーカー品がお土産にぴったり

コスメ好きの友人や同じ課の同僚などに、手軽に肌のお手入れができるお土産を買いたいときに、役立つのがオリーブオイル配合のハンドクリームです。
スーパーマーケットのPB商品やスペインメーカー「ババリア(Babaria)」などのクリームは、30mlや75ml程度の小さいサイズが1ユーロ(約183円)程度で売られています。
筆者がこのハンドクリームを友人に渡すと、「オリーブオイル配合で肌に優しそう」「コンパクトだからバッグに入れて持ち歩ける」と喜ばれます。

スーパーマーケットに売られているオリーブオイル入り商品は、ハンドクリームだけでなく、ボディーミルク、シャワージェル、シャンプーなど、多岐に渡ります。
お土産を渡す相手や荷物のスペースを考えながら選ぶといいでしょう。

スーパーマーケットより少しリッチなお土産を渡したければ、バルセロナやマドリードなどにある「ラ・チナタ(La Chinata)」というメーカーのショップを探してみてください。
エクストラバージンオリーブオイル入りの石けんやフェイスクリーム、UVクリームなど、幅広い商品を取り扱っています。
大きさも小さなものから数種類のアイテムが入ったセットまで、さまざまなコスメが売られているので、ばらまき用からちょっと良いプレゼントまで入手できます。

4-3.【生ハム味のプリングルス】スペインにもあるご当地限定プリングルス

スペイングルメといえば生ハムが有名ですが、原則、お土産として日本へ持ち込めません。
「せめて生ハム味だけでも持ち帰りたい」という思いからか、ポテトチップス「プリングルス」の生ハム味がスペイン土産として好評です。
ポテトチップスは、チョコレートなど甘いお菓子が苦手な人へのお土産としても重宝します。
スペインに住む日本人の友人は、帰国時に必ず5〜6本買って、友人たちに配っていると言います。

筆者は40グラムや70グラムの小さいサイズを探してみたものの、見つかったのは165グラムの大きいサイズのみでした。
大きいサイズは、ポテトチップスがたっぷり入っているので、職場の人たちと分けて食べられます。
何人かとシェアして食べてもらって生ハムの味がするか確認してもらうと、場が盛り上がるかもしれません。

なお、いくつかのスーパーマーケットを見たところ、生ハム味の「プリングルス」が置かれている店舗は限られているようです。
デパート「エル・コルテ・イングレス」にあるスーパーマーケットや「カレフール(Carrefour)」などで探してみてください。
生ハム味の「プリングルス」が見つからない場合は、多くのスーパーマーケットで売られている袋入りのポテトチップス生ハム味もお土産として喜ばれますよ。

4-4.【チョコレート】ばらまき用から高カカオチョコレートまで幅広い品揃え

スペインでチョコレートといえば「カカオサンパカ(Cacao Sampaka)」が有名ですが、ここでまず紹介したいのは高カカオチョコレートの板チョコです。
スペインのスーパーマーケットには日本よりたくさんの高カカオチョコレートが並び、陳列棚で占めるスペースも広いです。

スペインで有名なメーカーはバレンシア州発の「バロール(Valor)」で、高カカオチョコレートは70%のほか、82%、92%、99%とあり、アーモンドやオレンジが入っているものもあります。

しかし、最近はカカオの価格高騰で、高カカオチョコレートはスペインでも高級品になりつつあります。
板チョコは日本よりも分厚い傾向にあり、値段も一層高く感じられるため、高カカオチョコレートにこだわる人でなければ、手が出ないかもしれません。

低価格でばらまき用のチョコレートを探していたら、スーパーマーケットのPB商品を探すといいでしょう。
キャラメルやクリーム入りの一口サイズチョコレートが20粒前後入って4〜6ユーロで売られています。
袋入りのチョコレートは、友人たちに本格的で美味しいと好評なので、毎回買うお土産の一つです。
筆者が買うのは、いくつか比較して、一番コスパが良かったスーパーマーケット「メルカドーナ(Mercadona)」のもので、26個入り約4ユーロ(約730円)で手に入ります。
メルカドーナには70%のチョコレートを使った一口サイズチョコレートもあるので、高カカオチョコレート好きな人へのお土産におすすめです。

夏は渡すまでに溶ける可能性が高いので、チョコレートをお土産として持ち帰るのは難しいですが、それ以外の時期は、多くの人に喜ばれる便利なお土産です。

コラム:世界に知られていない美味しいチョコレートが見つかる?チョコレートミュージアム

スペイン北西部のアストルガ(Astorga)という街には、街のチョコレート作りの歴史を学べるチョコレート博物館があります。
古くからチョコレートの製造が行われてきたアストルガでは、チョコレート博物館や市内のお店で地元の美味しいチョコレートを購入できます。
筆者はチョコレート博物館や地元のお店のチョコレートをお土産にしたところ、カカオが濃厚だとチョコレート好きに大好評でした。

アストルガはサンティアゴ巡礼の道沿いにあり、建築家アントニ・ガウディが設計した「ガウディ宮殿」があることでも知られています。
チョコレート好きの人に特別なお土産を考えていたら、出張や観光のついでにアストルガまで足を延ばしてみませんか。

「El Museo del Chocolate de Astorga」
所在地:Avd. de la Estación 16,24700, Astorga
参考サイト:https://www.aytoastorga.es/turismo-y-ocio/MUCHA/index.html

4-5.【パプリカパウダー】 重宝する香辛料を現地価格で購入

パプリカを乾燥させて粉末状にしたパプリカパウダー「ピメントン(pimentón)」はスペイン料理に欠かせない香辛料です。
スペイン料理ではチョリソなどの加工品、パエリアなどの米料理、魚介スープ、ガリシア風のタコ料理など、あらゆる料理に使われているので、筆者は家に常備しています。

スペイン産パプリカパウダーは、甘口の「ドゥルセ(dulce)」と辛口の「ピカンテ(picante)」が一般的。
スペイン料理ではよく甘口が用いられますが、ときどきアクセントに辛口も入れます。
パプリカの産地として有名なのは、ポルトガルと国境を接するカセレス州のラ・ベラと地中海沿いのムルシア。
ラ・ベラ産などのパプリカパウダーはスモークタイプが多いのが特徴です。

サフランほど高価ではなく、スペイン料理以外にも使えるので、料理好きな人へのお土産にするといいでしょう。

4-6.【ハーブティー】 健康志向の人に渡せるノンカフェイン飲料

ノンカフェイン飲料であるハーブティーは、スペインで多く飲まれているドリンクの一つです。
ハーブティー好きの人だけでなく、健康志向の人やコーヒーを飲まない人にお土産にするといいでしょう。
スーパーマーケットではティーバッグ入りの1箱が1〜2ユーロで手に入るうえ、軽くて長持ちするので、筆者は帰国時に必ず何箱も買いこみます。
特にブランドにこだわりがなければ、PB商品が安くておすすめです。

スペインで多く飲まれており、日本人にも喜ばれるのはミントティー「ポレオ・メンタ(Poleo Menta)」とカモミールティー「マンサニージャ(Manzanilla)」。
どちらも食後の消化作用のほか、風邪や腹痛、ストレスなどにも効果的と言われ、筆者の家族はカフェインを摂りたくない夕食後などに飲んでいます。

筆者がよく食後に飲むのはミントティーですが、風邪気味のときは、カモミールティーにはちみつを入れて飲むと、体に染み渡る気がします。
カモミールティーとはちみつが好きであれば、ティーバッグのハチミツ入りカモミールティー「マンサニージャ・コン・ミエル(Manzanilla con miel)」を買ってみてはいかがでしょうか。
このティーバッグは、職場などで、はちみつがなくてもお湯を入れれば優しい甘さのカモミールティーが飲めるので、少し変わったお土産としておすすめです。

ミントティーやカモミールティーは、スペインの飲食店で注文できます。
「マンサニージャ・コン・ミエル(Manzanilla con miel)」を頼めば、カモミールティーにはちみつを添えてくれるので、旅の疲れが癒されるでしょう。

スペインらしいお土産を手頃な値段で入手しよう!

スペインはヨーロッパのなかでも比較的物価が安く、探せば円高でも割安感のあるお土産が見つかります。
特に、スペインで生産が盛んなオリーブオイルや皮革製品などは、日本より種類豊富で値段が安いのでおすすめです。
ラグジュアリーブランドでは日本にはないアイテムを探すのも楽しみの一つでしょう。
本記事ではラグジュアリーなブランド品からばらまき用のお菓子まで紹介したので、渡す相手のことを考えながら、最適なお土産を選んでください。
相手の好みを想像しながらお土産を買えば、自分のために選んでくれたという気持ちが伝わり、お互いの関係がより一層深まるかもしれません。

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働く親のリアル・トークVol.2(前編)

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働く親のリアル・トークVol.2(前編)
ー完璧主義を手放す勇気ー



仕事も育児も全力でがんばりたい。
でも、すべてを完璧にこなそうとすると、息が詰まってしまう ——。
今回のBTHacks座談会は、そんな“がんばりすぎる自分”と戦ってきた、働く親たちのリアルな声をお届けします。
第2回のテーマは――「完璧主義を手放す勇気」。
日々の仕事、家庭、そして自分自身と向き合う中で、
どのように「ほどよい諦め」や「ゆるめる勇気」を持てるようになったのか。
にこちゃん編集長と、3人のゲストが本音で語り合いました。