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ソウルでブレジャー! プランの立て方のコツとおすすめスポット

ソウルでブレジャー! プランの立て方のコツとおすすめスポット

日本と繋がりの深いお隣の国、韓国。中でも首都ソウルは、長く培われてきた伝統文化と、K-POPに代表される新しい流行が混ざり合う、エキサイティングな街として人気があります。そんな刺激いっぱいの街へ出張するチャンスがあったら、仕事に休暇をつなげた「ブレジャー」として利用しない手はありません。ここでは、ソウルでブレジャーを満喫するためのプランの立て方やおすすめスポットについてご紹介します。

1.なぜソウルがブレジャースポットとして注目されるのか

ソウルの生活ミニ情報(給与以外2019年5月現在、商品価格は参考)
・通貨:1ウォン=0.096円
・一般事務職の平均給与:約285万ウォン(約26万円、2018年時点)
・物価:ミネラルウォーター500ml1本=400ウォン(約40円)
    ハンバーガー単品=約5500ウォン(約520円)
    電車(初乗り)=1300ウォン~(約120円~)
    タクシー(初乗り)=3000ウォン~(約300円~)
・日本との時差:なし
※生活必需品などは日本より安いものも多く、ショッピングで大量に購入する観光客がいる理由の一つとなっています

参考:三菱UFJ銀行「AREA Report 495 アジア・オセアニア各国の賃金比較(2018年5月)」https://www.bk.mufg.jp/report/insasean/AW20180510.pdf

日本では、韓国と言えば「焼肉等のご当地グルメ」「ショッピング」「エステ」「韓流ドラマ」など女性観光客に人気の観光地としてのイメージが強いかもしれません。しかし、イギリスの新聞社「ザ エコノミスト」で発表された、「2019年度ブレジャー先のアジア都市ランキング」では、ソウルがベスト10に入っています。

ここからわかるのは、世界のビジネスマンが今、ブレジャーを楽しめるスポットとしてソウルに注目しているということです。それでは、ブレジャー先としてのソウルの魅力はどんなところにあるのでしょうか。
参考:ザ エコノミスト誌「ベストブレジャー先は東京:当誌チーム調査によるブレジャーの新しい考察」
https://eiuperspectives.economist.com/infrastructure-cities/tokyo-asias-best-city-bleisure-reveals-new-study-economist-intelligence-unit

1-1.ビジネスの発展地として注目される都市

韓国は、戦争で国が分断され国土が荒廃したにも関わらず、1900年代から急スピードで発展した経済により、先進国への飛躍を遂げています。近年ではIT技術開発への注力が成果を上げ、サムスン電子が韓国のみならず世界を代表する巨大企業に成長しました。

その成長力に乗るべく、国内のみならず海外からも多くの企業がソウルに進出しており、ビジネスの発展地として注目されています。ブレジャー先としてソウルに行くならば、ビジネスのみならず、自己の内面も成長し続けるため何が必要なのか、多くのヒントを与えてくれることでしょう。

1-2.最先端の流行と伝統文化の両方を体験できる都市

「韓流」という言葉がブームになったように、韓国の最新文化に世界から注目が集まっています。中でも繊維・アパレル業界での韓流ブームがめざましく、近年のソウルではヨーロッパブランドによるファッションイベントが数多く開催されるほどです。

また、ソウルでは最先端の流行を体験できるだけでなく、街のシンボルとして立つ李氏朝鮮時代の王宮や、歴史保護地区に残された昔ながらの家屋が見せる街並みの美しさなど、古き良き伝統も感じることができます。

新旧織り交ぜた文化を体験して得たものは、ビジネスへの良きインスピレーションとして還元されるに違いありません。

1-3.ブレジャーのためのソウル基礎データ

海外でのブレジャーを楽しむためのコツの一つは「ブレジャー先と日本との関係やその国の産業を知ること」です。その国の実態を少しでも頭に入れておくと、ブレジャーがさらに奥深いものになります。
ソウルに関する簡単なデータをご案内します。

1)日本人訪問者数(2016〜2018年)
年を追うごとに訪問者数は増え、観光やビジネスのために訪れる旅行客が増加していく傾向にあります。隣国に位置する関係で、古くから日韓両国の結びつきは強いものでした。さらに、昨今の韓流ブームにより韓国文化を体験したいと希望する旅行客が増えていることが、訪問者数増加の背景にあることも予想されます。

【参考データ】
・2016年 229万7893人
・2017年 231万1447人
・2018年 294万8527人

参考:JTB総合研究所「日本人海外旅行動向2019」
https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/outbound/

2)主な産業

GDPを分野別で見ると、最も盛んなのはサービス業です。サムスングループが象徴するIT関連のサービスが後押しをしていると考えられるでしょう。次いで多いのは自動車に代表される製造業で、こちらも現代、起亜グループの2大トップが業界を牽引しています。

【参考データ】(2017年)
GDP分野別内訳
1位:サービス業 58.3%
2位:製造業等 39.3%
3位:農業等 2.2%

参考:公益財団法人国際労働財団「韓国の基本情報」
https://www.jilaf.or.jp/country/asia_information/AsiaInfos/view/36

2.ブレジャーを楽しむためのソウルおすすめスポット

お隣の国だけに、ソウルへの所要時間は東京から飛行機で2時間半程度と短いものです。また、時差がないので現地に着いてからも日本と同じ時間帯で活動できるのがメリット。

海外旅行でありがちな、時差による体力の消耗を気にせずにブレジャーを楽しむことができます。それだけに、急な出張に絡む過密スケジュールでも時間の管理は比較的容易です。

ここでは、そのメリットを活かしてブレジャーを楽しむための「ビギナー・ささっと・ゆったり・穴場」の4つに分けたおすすめスポットをご紹介します。 

2-1.ビギナー向けスポット

1)崇礼門(南大門)

ソウルに来た人々を出迎えるように立つ、崇礼門。立ち並ぶ摩天楼に守られるようなその姿は、韓国の伝統的な建築美を今に伝えています。韓国の国宝第一号として登録されたほどの美しさを写真に収めようと、多くの旅行者が訪れるスポットです。

地下鉄会賢駅にほど近く徒歩で約10分なので、時間にそれほど余裕がなくてもサッと行けるのが高ポイント。小さな公園になっていて下をくぐり抜けられるので、ダイナミックな龍の天井画を楽しめます。自分のビジネスが力強く展開するよう、龍に願いを託してみてはいかがでしょうか。

崇礼門(南大門)
http://www.heritage.go.kr/heri/cul/culSelectDetail.do?VdkVgwKey=11,00010000,11&pageNo=5_1_1_0
所在地:ソウル特別市中区世宗大路40(南大門路4街29)
営業時間:9:00~18:00 /(6月~8月)9:00~18:30 /(11月~2月)9:00~17:30

2)明洞

明洞は、ソウルで最も活気があるエリアです。多くの店が立ち並び、ショッピングやグルメを楽しむ人で常にあふれているこの街は、まさに不夜城と言えるスポットです。

ソウルの中心部にあるので、仕事の休憩中でも気軽に足を運べます。ただブラブラと散歩するだけでも、ソウルの人々の日常を肌で感じることができ、街の刺激にあふれた雰囲気を楽しむにはもってこいです。

だからこそ、新しいビジネスを展開したいと考えている方にぴったりの場所と言えます。街歩きを通して、ビジネスへの絶妙なサジェスチョンが降りてくることでしょう。ブレジャーのスタート地点として選べば、仕事とプライベートをうまく繋いでくれるスポットとして非常に使い勝手が良さそうです

2-2.ささっと行けるスポット

1)東大門デザインプラザ

世界的建築家ザハ・ハディッドが設計し2014年に完成した東大門デザインプラザは、奇抜な外観と近未来的なフォルムが特徴的な建物です。服飾雑貨の巨大市場として有名な東大門市場の隣にあり、広大な内部はカンファレンスセンター、イベントスペースも併設しています。

国際会議や各種イベントが常に開かれているので、ビジネスへのグローバルな視点が欲しい方なら、参考になるものが必ず見つかることでしょう。気になるイベントに参加して、ビジネススキルのブラッシュアップを図ってみてはいかがでしょうか。

夜はライトアップされるので、空に浮かび上がるようにして立つその姿を楽しむこともできます。

東大門デザインプラザ
http://www.ddp.or.kr/main
所在地:ソウル特別市中区乙支路7街2-1
営業時間:イベント、店舗により異なる。月曜休館

2)清渓川

ソウルが首都に定められた李氏朝鮮時代から、市民の生活に深く関わっているのが清渓川です。

その美しさからは想像ができませんが、かつては下水道として、また難民が戦火を逃れる避難先として利用されたことがありました。経済成長期に埋め立てられ、一時的にその姿を消した時代を経て、2003年から始まった復元工事により蘇り、今に至っています。

活気に溢れる街のシーンとは対照的に、川の辺りは穏やかに続く空間です。仕事で行き詰まりを感じている方は、ここでリフレッシュする時間をとるのがオススメです。

活気溢れる繁華街やオフィス街を経て漢江へ注いでいるこの川は、街の「動」と川の「静」という二つのムーブメントを内包しながら、ソウルの成長を常に映してきました。相反するものとの融和が、時には成長するために必要なメソッドであることを思い出させてくれることでしょう。

2-3.ゆったり行くスポット

1)景福宮

ソウルの名所の中で最も人気が高いのが、李氏朝鮮王朝によって造られたこの景福宮です。

1395年より王宮として利用されましたが、2度の大火や日本の韓国占領による破壊等で、建設当時の姿は残されていません。しかし高度経済成長時の1990年代より始まった復元事業で、往時の美しさが蘇りつつあります。再建された光化門の堂々たる姿、静かな池の辺りに立つ慶会楼、広大な庭園と、見所にあふれたスポットだけに、常に人が絶えません。

さらに王宮の端には大統領官邸(青瓦台)が置かれており、韓国の政治の中心地を垣間見ることもできます。そのため、向上心にあふれた若いビジネスマンの方に訪れて欲しいスポットの一つ。上を目指すには何が必要なのか、をここの空気が教えてくれることでしょう。

日本語ガイドによる無料観覧ツアーが行われているので、さらに深く見学したい時には利用すると便利です。非常に広いので、見学時間には余裕を持っておきましょう。

景福宮
http://www.royalpalace.go.kr:8080/html/eng_gbg/main/main.jsp
所在地:ソウル特別市鍾路区世宗路1-1
営業時間:季節により異なる。火曜休業(祝日と重なる場合は営業)
・1〜2月、11〜12月/9:00〜17:00(最終入場時刻は16:00)
・3〜5月、9〜10月/9:00〜18:00(最終入場時刻は17:00)
・6〜8月/9:00〜18:30(最終入場時刻は17:30)
料金:満19歳以上/3000ウォン(2019年5月時点で約287円)
満18歳以下/1500ウォン(2019年5月時点で約143円)
7歳未満の幼児及び65歳以上の高齢者は入場無料

2)昌徳宮

1997年、ユネスコ世界遺産に登録された、李氏朝鮮時代からの由緒ある離宮です。創建当時そのままに残された建物もさることながら、自然を活かして造形された後苑の美しさは見る者を魅了して止みません。

ビジネスに新しいアイデアが欲しい方にはぴったりのスポットです。緑にあふれた庭園を散策することで身も心もリフレッシュした後なら、求めていたものがフッと頭に降りてくることでしょう。

地下鉄の駅から徒歩5分ほどで行け、ソウル中心部からもアクセスが便利。ブレジャースポットとして外せない場所の一つなので、時間が許す限り訪れてみたいものです。

昌徳宮
http://www.cdg.go.kr/eng/
所在地:ソウル特別市鍾路区栗谷路99
営業時間:季節により異なる。月曜休業(祝日と重なる場合は営業)
・2〜5月、9〜10月/9:00〜18:00
・6〜8月/9:00〜18:30
・11〜1月/9:00〜17:30
チケット売り場終了時刻は終了時刻の1時間前まで。(後苑は別途入場料が必要)
料金:満19歳以上/3000ウォン(2019年5月時点で約287円)
満18歳以下/1500ウォン(2019年5月時点で約143円)
毎月最終水曜、7歳未満の幼児及び65歳以上の高齢者は入場無料

2-4.穴場スポット

1)国立中央博物館

家族一緒にブレジャーを楽しむことで、親が仕事と家庭を両立する姿を子供に見せることができます。そのため、欧米のビジネスマンは「子供の成長にとって将来有意義な旅になるもの」と、家族で積極的にブレジャーをする人が多いです。

そんな有意義な旅を楽しめる場所として、国立中央博物館はうってつけのスポット。韓国国内の伝統的美術品や工芸品、考古学遺物等の展示を中心とした世界屈指の規模を誇る博物館です。

常設展示エリアで、朝鮮半島の歴史がどのように興り、成長してきたのかを知るだけでなく、併設された子供博物館(オリニ博物館)で子供と一緒に体感しながら韓国の文化に触れることができます。

地下鉄駅から直結しているので、天候不良でも気軽に行けるのが強みです。館内にはレストランや食堂も併設され、1日中過ごすことも可能な穴場。家族とブレジャー中の、好奇心旺盛なビジネスマンにオススメしたいスポットです。

国立中央博物館
https://www.museum.go.kr/site/jpn/home
所在地:ソウル特別市龍山区西氷庫路137
営業時間:休館日は1月1日、旧正月の当日、秋夕の当日(2019年は9月13日)
月・火・木・金/10:00〜18:00
水・土/10:00〜21:00
日・祝日/10:00〜19:00
料金:無料。企画展示室へは別途入場料が必要。

2)板門店

1953年に朝鮮戦争が休戦して以来、朝鮮半島を北朝鮮と韓国の2国に分断する軍事境界線の要として存在するのが、ソウルから北へ60キロほど離れた板門店です。武装した兵士が警戒にあたっている姿からは、戦火がまだ止んでいないことを痛感させられます。

現地ツアー会社による団体見学のみ見学可能、指定された服装で参加、ツアー開始前の飲酒不可等、見学にあたっては多くの制約があるので、気軽に訪れることはできません。

しかし、近代の歴史と非常に繋がりのあるスポットであることは確か。色々と考えされられる場所なので、ビジネスで深い学びが必要な人ほど、ここで何かを得る機会は多いことでしょう。チャンスがあるなら、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

板門店
所在地:坡州市津西面魚龍里一帯
料金:ツアーへの事前予約が必要。料金はツアー会社により異なり、一人100000ウォン〜(2019年5月時点で約9563円)。満11歳から参加可能。
※現地事情や突発的な理由により予定変更もあり

3.プランニングでの注意点

お隣の国とは言え、文化も言葉も違う外国です。ここでは、ブレジャーをする上で頭に入れておきたいポイントをご紹介します。

3-1.スリに気をつける

ソウルは治安が良く、日本の大都市とあまり変わらないレベルで出歩くことが可能です。しかし、市場や混み合った電車の中などではスリが多発しています。

ズボンやジャケットのポケットに無造作に財布を入れてしまい、人混みですられてしまう被害は男性によくあることです。女性なら、ファスナーで閉じられないバッグを持ち歩き、気づいたら財布だけすられたというケースが多いので、十分気を配りましょう。

3-2.喫煙のマナーを守る

タバコが健康に深刻な被害をもたらすのは、世界的な認識となっています。近年の禁煙化指向の流れに伴い、日本も公共の場での禁煙規制が一般的となってきました。

韓国も例外ではなく、2015年より全飲食店内での喫煙(電子タバコを含む)が法令で禁止され、現在に至っています。違反した場合には高額な罰金を払う義務があるので、愛煙家の方は現地での喫煙マナーにしたがってタバコを楽しみましょう。

3-3.タクシーを上手に利用する

韓国のタクシーは日本のよりも料金が安く、気軽に利用できる移動手段の一つです。2種類のタクシーがあるので、目的に応じて使い分けると良いでしょう。

よく見かけるのは白・オレンジ・シルバーの一般タクシーです。こちらは料金が一番リーズナブルですが、ほとんどの場合外国語は通じません。乗る場合は、ぼったくられないようメーターを作動させているかどうかをチェックしておけば安心です。

次に見るのが、黒塗りの模範タクシー。高級感が漂っている通り、初乗りが一般タクシーの約2倍と料金は高めです。しかしサービスの良さや外国語が通じるドライバーが多いことから、外国人でも安心して利用できます。

どのタクシーもクレジットカードで支払いできることが多いです。ただし機械の故障などで現金払いを求められることがあるので、乗車時に確認しておくと間違いないでしょう。

4.出張を機にエキサイティングな韓国を体感しよう!

伝統文化と最新のムーブメントに彩られ、その両方を体感できるエキサイティングな場所、それがソウルです。広い世界で、そんな魅力のある場所が日本のすぐ隣にあるというチャンスを逃す手はありません。短い期間でも出張するチャンスがあれば、ブレジャーとして計画してみましょう。

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