ヘルスケア

2019.10.25

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ヨーロッパ出張中に生理になったら…? 準備のコツや気を付けたいポイント

海外出張に行った際「生理になってしまったら……」というのは、女性ならではの悩みでしょう。
ただでさえ日本とは環境が違う海外。生理になると、身体だけでなくメンタル面にも負担がかかってしまいます。
今回は、ヨーロッパで生理になってしまった場合の対策や準備について紹介していきます。忙しさやストレスなどで乱れてしまうこともある生理周期。現地で慌てることのないよう、しっかり準備をしていきましょう。

1.海外で生理になったときに備えて準備しておきたいこと・もの


生理予定日が分かっている場合は、ヨーロッパに行く前から準備できることはあります。
また、海外出張中は体のリズムも乱れがち。予定日ではなく急に生理がきてしまった場合にも、対処できるような準備をしていきましょう。

1-1.鎮痛剤

生理に伴う生理痛や倦怠感などの症状は人によりさまざま。とくに生理中の腹痛や頭痛は、仕事に支障が出るほどの痛みがある人もいます。
普段から生理痛が重い方は特に、鎮痛剤は短期の出張や生理が来る予定が無い場合でも持っていくことをおすすめします。
ヨーロッパにも鎮痛剤は販売されていますが、日本では認可されていない成分が使われていたり、薬品の含有量が日本よりも多かったりなどの理由から身体に合わないということもあるでしょう。
レディースクリニックで薬を処方してもらっているなら、その薬の方が安心ですし、市販薬を使っている方も、普段から飲み慣れている鎮痛剤を持っていくと安心です。

1-2.生理用ショーツ

汚れがついても洗濯しやすく、ナプキンの羽がしまえる構造になっているなど、生理になっても快適に動ける「生理用ショーツ」ですが、ヨーロッパ圏ではあまりポピュラーではありません。
そのため、生理に特化した、汚れにくく動きやすい下着が使いたいという場合は、日本から持っていく方がいいでしょう。また、出張期間に生理が来ると分かっている場合は、白いボトムスを避けるということも大事です。

1-3.ナプキンやタンポン

生理では欠かせないナプキンやタンポンは、消耗品。いくら必要なアイテムでもそれなりの荷物になるため、ヨーロッパの出張先で購入しようという人も多いのではないでしょうか。
ですが、デリケートな部分に触れるアイテムなため、人によっては合う・合わないもあります。特に、タンポンは日本製と比べるとサイズや造りが違うため、体内にスムーズに入らないということも。
短期の出張の場合や、アレルギーのある方、敏感肌の方は、使い慣れたナプキンやタンポンを持っていくようにしましょう。

2.海外で生理用品を買うなら

できれば日本から生理用品を持っていきたいものですが、長期出張の場合はそうはいきません。
ヨーロッパでどのような生理用品が売っているかを把握し、少しでも自分に合ったものを探してみましょう。

2-1.ナプキン

さまざまな生理用品がありますが、やはり一番手軽に使えるのはナプキンでしょう。ヨーロッパ圏で販売されているナプキンの性能は、日本製とはそこまで差はありません。値段は安いもので約120円程度と、手軽に購入できるので、自分に合ったものも試しやすいで
しょう。ヨーロッパでポピュラーな「LINES(リネス)」というナプキンは、吸水性に優れていて、持ち運びにも便利です。

画像出典:Lines 公式サイトhttps://lines.it/lines-cotone

また、使い慣れたものを使いたいという場合は、日本でも「ウィスパー」などで普及しているP&G製のナプキンを使うことをおすすめします。ヨーロッパでは「Always」という商品名で販売されています。

画像出典:Always UK&Ireland 公式Facebookページhttps://www.facebook.com/AlwaysUK/photos/a.1701853346762098/2406129149667844/?type=3&theater

2-2.タンポン

最も普及している生理用品はナプキンですが、タンポンを愛用している人もいるでしょう。
ナプキンより小さいため持ち運びしやすく、変える回数も少なくて済むというメリットがあります。
ヨーロッパでは、日本よりもタンポンが普及しており、比較的スーパーなどでも見つけやすいかもしれません。
ただ、日本製よりサイズが大きく、スムーズに体内に入らない場合もあるので、まずは1度購入して試してみることをおすすめします。

2-3.月経カップ


「月経カップ」は、日本ではあまり馴染みのない生理用品でしょう。
アメリカ・イギリスなどを中心に普及しており、ヨーロッパ圏でも販売されています。
ゴム製のカップを体内に入れて使用するのですが、ナプキンやタンポンよりも長期で使用でき、洗浄すれば何度も使うことができます。
ですが、慣れるまでは使い方が難しかったり、どうしても汚れが染み出てしまったりすることもあります。日本でも購入できるので、気になる方は出張前に練習を兼ねて試してみてはいかがでしょうか。
ナプキンやタンポンがあまり好きではない人や荷物を減らしたい方におすすめです。

3.出張中に生理になったときの注意点

ヨーロッパと日本で文化が異なるように、生理用品の処理方法や、売っている場所なども日本とヨーロッパでは異なります。
出張先で急に生理になっても慌てないように、事前に把握しておきましょう。

3-1.どこで生理用品を捨てるか


日本では、駅や公共機関、お店のトイレにサニタリーボックスが設置されているのが当たり前。
ヨーロッパ圏でもサニタリーボックスは設置されているのですが、トイレそのものが有料の場合も多いので注意が必要です。また、ホテルやレストランといった施設内でしたら無料ですが、公共機関のトイレは有料であることがほとんど。
そのため、日本のように気軽に生理用品を換えたり捨てたりできない可能性もあるでしょう。外出する際には多い日用のナプキンを使ったり、タンポンを使ったりすることをおすすめします。

3-2.生理用品はどこで買えばいい?


生理用品は、日本と同じようにスーパーマーケットやドラッグストアなどに行けば必ず販売されています。
ただ、日本と違ってコンビニが普及しておらず、24時間営業のお店は少ないのが実情。そのため、夜遅くや早朝に急いで買いに行くということは難しいでしょう。急に生理になってしまった時に備えて、予備の生理用品を用意しておくことをおすすめします。

まとめ:月経期間も安心の快適な海外出張に出かけよう!


女性とは切っても切れない関係にある生理。
海外出張で、あまり慣れない土地であるヨーロッパ圏を訪れる場合は「出張先で生理になったらどうしよう…」と不安になることも多いでしょう。生理があるのは、世界共通。それほど心配する必要はないかもしれませんが、出張先で慌てないよう、できるだけリサーチや準備をしておけば安心! いざ生理が来たときにもスムーズに対応できるようにして、出張先でも快適に仕事をこなしましょう。

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