海外出張時に必ず確認しておきたいのが、渡航先で「ビザが必要かどうか」ということ。
日本国籍のパスポートは、ビザなしで入国できる国や地域が多く「世界最強のパスポート」とも言われていますが、一定数、入国にはビザが必要な国があるのも事実です。また、観光ではビザが不要な場合でも、ビジネス目的となると、ビザが必要になるケースもあるので要注意!
今記事では、海外出張に関するビザの基本知識から、ビザが必要な国として海外出張で渡航される方の多いアメリカや中国、インドなど7カ国を解説。実際にビザを申請するため知っておきたい情報をまとめました。
1.ビザに関する基本知識
海外旅行や海外出張時に必要なビザ、そもそもビザとはパスポートと何が違うのでしょうか? また、ビザにはどんな種類があるのでしょうか?
まずはビザに関する基本知識を抑えておきましょう。
1-1.ビザが必要な理由
ビザ(=査証)とは、外国籍を持つ入国希望者が、その国に入って問題がないかどうか審査をした結果、審査にクリアしたことを証明する証です。
グローバル化が進み、国境を跨いだテロも発生している今,各国では国家の安全を確保するためにビザの発給をしています。
ビザ申請に基づいて、政府は審査を行い、万が一問題があった場合にはビザが発給されず、入国できなくなってしまいます。
参考:
外務省ウェブサイト「ビザ」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html
1-2.ビザの種類
<主なビザの種類>
・観光ビザ
・商用ビザ
・就労ビザ
・駐在ビザ
・移民ビザ
ビザには入国目的や滞在期間によって、種類があります。
ビザの種類や発給の条件は国によって異なりますが、海外出張の場合には、商用ビアやビジネスビザが該当します。また、海外に駐在することになった場合には駐在ビザが、海外で働く場合には就労ビザが必要となります。このように、滞在目的に合わせて、必要なビザの種類も異なります。
観光ビザとは、その名の通り観光目的で入国する人に対して発給されるビザです。海外出張でビザを申請する場合には、ビジネス目的で一時的に入国・滞在するための商用ビザを取得することとなります。ただし、商用ビザがない国では、海外出張者であっても、就労ビザが求められるケースもあります。
参考:
外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ アメリカ合衆国(米国)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_221.html
画像出典:Henley & Partners Passport Index2020
https://www.henleypassportindex.com/assets/2020/Q2/HENLEY_PASSPORT_INDEX_2020_Q2_INFOGRAPHIC_GLOBAL_RANKING_200407.pdf
世界各国のパスポートを「ビザ不要で入国できる=旅行の自由度」という観点からランキングしているヘンリー&パートナーズの発表によれば、2020年のグローバルランキングで、日本のパスポートは世界トップ。
ビザなしで渡航できる国は約191カ国もあります。
これは、日本の信頼度が世界から高い証拠。とはいえ、あくまでもこれは観光ビザの場合です。ビジネス目的で入国する場合や長期滞在となる場合には、ビザが必要になる可能性も大。必ず渡航先のビザについて確認しておきましょう。
参考:Henley & Partners Passport Index2020
https://www.henleypassportindex.com/global-ranking
こちらの記事でもご紹介しています⇒世界最強のパスポートは日本!
2.ビザ申請の方法
ビザの大まかな種類を把握したら、早速ビザ申請の方法をチェックしてみましょう。
ビザが必要となる条件や種類、申請方法は、国によって少しずつ異なりますが、ビザ申請に必要な書類や大まかな流れは大体一緒です。
2-1.基本的なビザ申請の流れ
ビザを取得するためには、各国の在日大使館もしくは領事館窓口に申請するのが基本です。申請時には取得したいビザに合わせて必要な書類とパスポート、査証料金、証明写真などを準備します。
書類が用意できたら、在日大使館や領事館の窓口に行き、必要書類とパスポート等を提出。査証料金を支払い、申請して発給を待ちます。
無事にビザが発給されると、ビザが添付されたパスポートをもらえます。
申請書類は各国の大使館や領事館サイトの「ビザ申請ページ」からダウンロードできる場合もありますので、できれば事前に準備して、申請当日窓口で慌てないようにしましょう。
最近では、オンライン上からビザが申請できるe-VISA(電子ビザ)を導入する国も増えています。オンライン申請の場合、ビザは登録したメールアドレスに送られてきます。
参考:
在日米国大使館・領事館公式ホームページ「非移民ビザ申請方法」
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/nonimmigrant-visas-ja/non-immigrant-visa-application-procedure-ja/
2-2.ビザ申請に必要なもの
<ビザ申請に必要な書類等>
・パスポート原本
・ビザ申請書
・証明写真(申請用紙に貼付用)
・海外旅行保険証券
・査証料金
ビザ申請に必要な書類は、国によって少しずつ異なります。
また、証明写真のサイズも国によって異なるので、事前に各国大使館や領事館のページを確認しておきましょう。その他、条件によって往復航空券のオリジナルとコピーや、アンケート書類などが求められるケースもあります。
参考:
在日インド大使館公式ホームページ「ビザの基本情報と申請の要領」
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visareqsvisa2_jp.html
3.【国別】ビザ取得の方法と注意点
ここからは、国ごとのビザ取得方法やビザ申請時の注意点について具体的に見ていきましょう。
今回は、外務省が発表した「平成30年海外在留邦人数調査統計」に基づき、日系企業拠点数が多い上位4ヶ国(中国、米国、インド、タイ)をご紹介します。
参考:
外務省「平成30年海外在留邦人数調査統計」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000368753.pdf
3-1.中華人民共和国(中国)
中国では、日本のパスポートを所有している場合、商用目的での入国であっても、滞在日数が15日以内であればビザが免除されます(2020年6月時点)。
ただし、15日以上の滞在となる場合や、取材目的で訪中する場合などはビザ申請が必要です。基本的に15日を超える期間、海外出張で中国に滞在する場合には「商務・貿易ビザ/Mビザ」が必要となります。
参考:在日中国大使館「私は中国ビザの申請が必要ですか?」
https://bio.visaforchina.org/TYO2_JP/generalinformation/visaknowledge/281012.shtml
3-1-1.申請時に必要な書類
・パスポートの原本および写し
・撮影から6ヶ月以内の証明写真(4.8×3.3cm/背景白のカラー)1枚
・ビザ申請書
・中国国内の貿易相手が発行する商務活動書類、経貿交易会招聘状など
3-1-2.申請方法と料金
中国では、ビザ発給をよりスムーズに行うために、各国にビザ申請センターを設立しています。中国大使館ではビザの申請を受け付けていないので、注意しましょう。
申請は、申請書類に加えて、ビザ発行申請料金が必要です。申請料は、申請からビザ発給までの日数によって異なり、ビザ申請センターであれば、5,000円〜となっています。
<中国ビザ申請センター(東京)>
住所:東京都江東区有明三丁目7番26号有明フロンティアビルB棟12階
開館日:月〜金曜(祝日を除く)
申請受付時間:10:00〜15:00(※2020年6月時点/受付時間は変更される可能性がありますので、最新情報はHPを確認しましょう)
中国ビザ申請センターHP:https://bio.visaforchina.org/TYO2_JP/index.shtml
<申請種別の手数料と発給日数目安>
申請書類が揃っていれば、ビザは通常4営業日で発給されます。
急ぎの場合には、申請の際に加給申請や特級申請を選べば数日早く処理してもらえます。
・普通申請:4営業日ほどで発給/5,000円
・加給申請:3営業日ほどで発給/8,000円
・特級申請:2営業日ほどで発給/10,000円
参考:
在中国日本国大使館「中国の入国査証(ビザ)、居留許可等について」
https://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho121024_j.htm
在日本中国大使館ホームページ「中国香港・マカオのビザ申請に関するお知らせ」
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/hzqzyw/t1659924.htm
中国ビザ申請センター「中国ビザ種類日本語個人用」(PDF)
https://bio.visaforchina.org/TYO2_JP/upload/file/20170427/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%93%E3%82%B6%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%94%A8170427.pdf
中国ビザ申請センター「ビザ申請料金表」(PDF)
https://bio.visaforchina.org/TYO2_JP/upload/file/20190911/%E3%83%93%E3%82%B6%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8_3trQ9U.pdf
3-2.アメリカ合衆国
日本はアメリカと査証免除取り決めを締結しているため、90日以内の滞在であれば、海外出張時、アメリカへの入国には基本的にビザが必要ありません。
ただし、ESTA(電子渡航認証システム)の申請が必要となっています。出発の3日前までには申請を済ませるようにしましょう。
ここでは、ビザ申請方法に替えて、ESTA(電子渡航認証システム)の申請方法をご紹介します。
参考:外務省 海外安全ホームページ「アメリカ合衆国(米国)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_221.html
3-2-1.ESTA申請時に必要なもの
ESTA(電子渡航認証システム)の申請は、基本的にオンラインで済ませられます。
申請時に必要なのは、パスポートとクレジットカード。一度申請すれば2年間有効となります。
3-2-2.申請方法と料金
<ESTA申請公式サイト>
https://esta.cbp.dhs.gov/
ESTAの申請は、上記の公式サイトから行えます。
公式サイトの右上に言語選択できる場所がありますので、英語が不安な方は日本語を選択して申請しましょう。
パスポート情報などの申請者情報、個人情報、渡航情報などをサイトの指示に従って入力後、認証料金を支払います。
料金は、申請処理費用4ドルと、認証費用10ドルの合計14ドル。
クレジットカードもしくはデビットカードから支払います。
<認証までの日数>
・ビザ免除プログラム利用の渡航者:基本的には即時判定
※渡航認証保留となった場合には、72時間以内に最終決定が下されます。出張の遅くとも3日前までには申請するようにしましょう。
参考:
在日米国大使館領事館「ESTA電子渡航認証システムについての良くある質問」
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/frequently-asked-questions-esta-ja/
3-2-3.注意点
基本的にESTA認証さえ取れれば、90日以内の海外出張であればビザが不要なアメリカですが、時勢は常に変化しています。
アメリカでは世界各国でのテロの頻発などを受け、「2015年査証免除プログラム改定及びテロリスト渡航防止法」が成立しました。また、2016年からは、ビザ免除プログラムのルールも変更されています。こうした変更が起こりうる地域と考え、海外出張前には必ずビザが必要かどうかを確認するようにしましょう。
3-3.インド
インドへの入国には基本的にビザ申請が必要です。
この場合、電子ビザ(e-VISA)もしくは、駐日インド大使館でビザを取得することとなります。
3-3-1.申請時に必要な書類
・パスポートの原本および写し
・往復航空券のコピー
・滞在予定先の予約番号
・免許証など住所がわかる証明書のコピー
・ビザ申請書(下記サイトよりダウンロード可能/英語)
https://indianvisaonline.gov.in/visa/
また、ビジネスビザはオンラインからも申請できますが、この場合にはパスポート の顔写真が載っているページのコピー(pdfファイル)と、顔写真のjpgデータが必要です。オンライン申請時には、申請料をクレジットカードで支払います。
3-3-2.申請方法と料金
商用ビザ(B)であれば、ビザ申請料は有効期間1年以内の商用ビザ(B)で12,850円、1年以上5年までの有効期間のものであれば26,750円となります。加えて、申請手数料350円と基本申請料900円を申請時に提出します。
<在東京インド大使館>
住所:東京都千代田区九段南2-2-11
開館日:月〜金曜(祝日を除く)
申請受付時間:9:00〜11:00、受領時間16:00〜17:00
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_services_jp.html
<在大阪インド総領事館>
住所:大阪府大阪市中央区久太郎町1-9-26 船場ISビル10階
開館日:月〜金曜(祝日を除く)
申請受付時間:9:30〜11:30、受領時間15:30〜16:30
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/consulate_in_osaka_jp.html
3-3-3.申請から発給までの日数
基本的に、在日インド大使館等へ直接申請した場合、ビザ発給までの期間は3営業日が目安です。書類の不備等があった場合には、さらに時間がかかりますので、余裕を持って申請しましょう。
3-3-4.注意点
<アライバルビザの申請も可能>
かつては観光目的での入国であっても、事前のビザ取得が必要だったインドですが、2016年3月より、日本人であれば空港でアライバルビザを取得することが可能になりました。
商用や会議出席などの海外出張で入国する場合、パスポートの残存期間が6ヶ月以上あるなどの条件を満たしていれば、アライバルビザなら最大60日まで滞在が可能です。
アライバルビザが取得できるのは、デリー・ムンバイ・チェンナイ・コルカッタ・バンガロール・ハイデラバードの6空港だけ。空港での申請時は基本的に英語でのやり取りとなりますので、英語が不安な方や到着後のスケジュールがタイトな方は、事前申請がオススメです。
また、アライバルビザの発給は、世情や政策などによってできなくなることも。海外出張で入国するなら、ビザは事前に取得しておく方が安心です。
参考:在日インド大使館公式ホームページ「日本人向け到着時ビザプログラム」
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html
<感染症の予防接種証明書が必要な場合も>
インドでは、黄熱の感染リスクが高いとされる国(アルゼンチンやブラジル、ボリビアなどの中南米と、アンゴラやコンゴなどのアフリカ諸国)からの入国時には、黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要です。トランジットで上記該当する国に滞在した場合でも数日間の隔離を求められる場合がありますので、注意しましょう。
3-4.タイ
観光立国であるタイは、観光目的であればビザなしで1回につき30日の滞在が可能です。
また、会議などの参加も含めて、ビジネス目的で入国する場合には就労ビザ(Bビザ)が、スタディツアー・視察・セミナー参加などでは教育ビザ(EDビザ)が必要となります。
参考:ジェトロ ビジネス短信「15日超の緊急業務には労働許可書が必要に-雇用局、緊急業務対応にかかる手続きで見解示す-(タイ)」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/02/9fc0b61ea5a5f0b6.html
3-4-1.申請時に必要な書類
タイの就労ビザ(Bビザ)を申請する際には、次の書類が必要です。
・パスポートの原本および写し
・ビザ申請用紙(下記サイトよりダウンロード可能)
http://www.thaiconsulate.jp/files/user/appli_pdf/application_for.pdf
・証明写真(縦4.5cm×横3.5cm/カラー)
・日本側の会社/教育機関発行の推薦状(Recommendation Lettter)
・タイ側の会社発行の招聘状(Invitation Letter)
・タイ側の会社の登記簿謄本
・航空券(eチケット)またはフライト予約確認書のコピー
参考:
タイ王国大阪総領事館公式サイト「就労ビザ」
http://www.thaiconsulate.jp/appli_3/
在東京タイ王国大使館「ノンイミグラント-B (業務/ビジネス) 必要書類」
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/5194/
3-4-2.申請方法と料金
在日タイ王国大使館(東京)もしくは、大阪総領事館へビザを申請する際には、事前にビザオンライン事前予約「VABO」をする必要があります。
ビザオンライン事前予約【VABO】
http://www.thaiconsulate-visa.jp/vabo/index.php/en/
<ビザの種類別 申請料>
就労ビザ(「ノンイミグラント-B」の場合
シングルビザ(有効期間3ヶ月):9,000円
マルチプルビザ(有効期間1年):22,000円
<申請から発給までの日数>
申請からおよそ5営業日
※大使館の公式サイトでは、2週間ほどの余裕を持って申請することが推奨されています。
<在東京タイ王国大使館>
住所:東京都品川区上大崎3丁目14−6
開館日:月〜金曜(祝日を除く)
申請受付時間:9:00〜11:30、受領時間14:00〜15:00
http://site.thaiembassy.jp/jp/
<タイ王国大阪総領事館>
住所:大阪市中央区久太郎町1丁目9番16号 バンコック銀行ビル4階
開館日:月〜金曜(祝日を除く)
申請受付時間:9:30〜11:30、受領時間13:30〜15:00
http://www.thaiconsulate.jp/jpn/
4.その他のビザ取得情報まとめ
ここまで見てきた通り、海外出張時にビザが必要かどうか、また必要な場合どんなビザが必要なのかは、国によって様々です。
中国、アメリカ、インド、タイ以外の国については、各国の在日大使館などを参考にしてみましょう。最後に、上記で取り上げた国以外に出張先となることが多い国の中でもビザ申請が必要なカンボジア、オーストラリア、ベトナムのビザ情報を簡単にご紹介します。
上記以外の各国の最新のビザ情報も、外務省「海外安全ホームページ」の各国情報から「安全対策基礎データ」を見ると確認できます。
外務省「海外安全ホームページ」
https://www.anzen.mofa.go.jp/
<各国のビザ情報>
・カンボジア
海外出張時のビザ申請 | 必要 |
出張で必要なビザの種類 | 業務ビザ(E) |
在日大使館HP | http://www.cambodianembassy.jp/ ビザに関するページ http://www.cambodianembassy.jp/web2/?page_id=424&lang=ja |
申請費用 | 業務ビザ3ヶ月シングル 4,400円 |
ビザ申請に必要なパスポートの残存期間 | 6ヶ月以上(入国時) |
・オーストラリア
海外出張時のビザ申請 | 必要 |
出張で必要なビザの種類 | 短期(3ヶ月以内)であれば電子渡航許可ETAでOK |
在日大使館HP | https://japan.embassy.gov.au/ ETA、ビザに関するページ https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/visa_main.html |
申請費用 | ETA申請手数料 20オーストラリアドル(2020年6月時点:約1,470円) |
ビザ申請に必要なパスポートの残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
・ベトナム
海外出張時のビザ申請 | 15日以内の観光、業務目的滞在ならビザ不要。 ただし、前回の出国日から30日以内の再入国時には必要 |
出張で必要なビザの種類 | ベトナム企業訪問ビザ(DN)、会議・シンポジウム参加ビザ(HN)等 ※アライバルビザも可 |
在日大使館HP | http://www.vnembassy-jp.org/ja |
申請費用 | シングルビザ(アライバルビザの場合)/25ドル(2020年6月時点/約2,680円) 在日大使館で発行の場合/16,500円 |
ビザ申請に必要なパスポートの残存期間 | 6ヶ月以上(入国時) |
まとめ
日本のパスポートは世界最強と言われているものの、海外出張時にはビザ申請が必要な国が大多数。出張直前になり「ビザ申請が間に合わない!」と慌てないように、必ず出張が決まったらビザ情報を確認しましょう。
手続きをする時間がない、などの場合には、代行業者を使うのもあり。ケースバイケースで、スムーズな海外出張に向けたビザの準備をしていくと良いですよ。
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