語学

2020.11.27

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コロナに関する英会話をマスター! 話題作りに使える表現とフレーズ

世界中で感染が拡大している新型コロナ。外国人の同僚や顧客との会話中、コロナについて聞かれることもあるでしょう。
会議や商談のアイスブレイクとして、日本のコロナ対策や現状を伝えると、相手も興味を持ってくれるのではないでしょうか。話題が広がることで、お互いをよく知り合えるきっかけになり、仕事をしやすくなることもあります。
そこで今回は、英語で日本の現状やコロナ対策を伝える際に、知っておくと便利な英語表現をご紹介します。

1.コロナの英語表現4選

コロナは、今年に入ってから、毎日聞かない日はないというほどよく聞く単語ですよね。コロナの英語表現はいくつかありますが、以下の4つがよく使われています。

Coronavirus(コロナヴァイルス)
COVID-19(コヴィットナインティーン)
Coronavirus Disease(コロナヴァイルス ディズィーズ)
Novel Coronavirus(ノヴェル コロナヴァイルス)

どれでも伝わるので、自分の言いやすい表現を使ってみてください。
ただし、日本では「Corona(コロナ)」で伝わりますが、外国では「Corona(コロナ)」だけでは伝わりにくいので、注意しましょう。

2.コロナについて伝えたいときに使える英単語10選

日本では、「外出自粛」「ソーシャルディスタンス」「3密」「リモートワーク」など、コロナに関する単語が会話によく出てきますよね。
英語でも同じように、よく使われている単語があります。この章では、英語でコロナウィルスについて話す時、よく使われるフレーズごとに紹介します。

2-1.外出自粛はこう言えばOK

他人との接触を避け、家で過ごすことの言い方はさまざまな表現がありますが、以下の3つがよく使われます。

self-isolation
self-quarantine
stay at home

「self-isolation」と「self-quarantine」の意味は「自己隔離」、「stay at home」は文字通り「家で過ごす」ことを指しますが、3つとも海外では外出自粛の意味で会話によく登場します。

2-2.微妙に違う?他人との距離を保つ言い方

人が集まる場所でよく使われる「ソーシャルディスタンス」は、以下の2つがよく使われます。

social distancing
physical distancing

日本では「ソーシャルディスタンス」と言いますが、海外ではingをつけた「ソーシャルディスタンシング」が使われるので注意しましょう。

2-3.日本独自の言い回しに注意!3密の英語表現

3密とは密閉、密集、密接で、英語では以下のように表現します。

closed spaces(密閉)
crowded places(密集)
close-contact settings(密接)

そして、この3つの単語の頭文字をとって「3C’s(Three C’s)」と訳されます。日本のコロナ対策として「3C’s」で紹介されることなどもあるようですが、主に日本で使われている用語です。

会話の中で3密について話してみると、外国人の同僚も興味を示してくれるかもしれませんね。

2-4.英語で言う在宅勤務・リモートワーク

コロナの感染拡大防止策として、各企業が在宅勤務を推進するようになり、「リモートワーク」「リモートオフィス」という言葉がよく使われるようになりました。
なんとなくそのまま使えそうですが、英語では以下のような表現が自然です。

work from home(WFH)
work remotely

「Work From Home」は在宅勤務を意味し、「WFH」はその頭文字をとったもの。
家ではなく、シェアオフィスやカフェなど、他の場所で仕事をしているなら、homeの箇所に「co-working space」や「cafe」を入れましょう。
もしくは「work」の後に「remotely」をつけるだけで会社以外のどこかで仕事をしていることを表現できます。

【コロナ関連頻出英単語】

これまでに紹介したもの以外にも、知っておくと便利な表現をご紹介します。

droplets:飛沫
cough:咳
sneeze:くしゃみ
gargle / gargling:うがいする / うがい
infection:感染
symptoms:症状
mild fever:微熱
hand sanitizer:手指消毒剤
disinfect / disinfectant:消毒する / 消毒
mask (surgical mask):マスク
non-essential:不要不急
stay at home order:外出自粛要請
lockdown:都市封鎖
pandemic:世界的流行
new normal:新しい日常

3.コロナの話題で使える英語表現


コロナについて英語で説明したり、聞いたりするときに使える英語表現を集めてみました。ぜひ、会話の中に取り入れてみてください。

3-1.近況報告で使える表現

How’s everything going?
(色々と調子はどうですか?)

Everything is going well.
(すべて順調です)

I’ve been working from home since April.
(私は4月からずっと在宅勤務をしています)

I’m working remotely.
(今日はリモートで仕事をしています)

I didn’t go anywhere during summer vacation this year.
(夏休みはどこへも行きませんでした)

It’s so stressful.
(ストレスが溜まっています)

I miss you all, hope to see you soon!
(皆さんに早く会いたいです!)

3-2.コロナ感染に関する表現

There is no one with COVID-19 in my family or around me.
(家族や周りで感染した人はいません)

My friend got infected with Coronavirus.
(友人がコロナウィルスに感染しました)

I got tested for coronavirus and it was negative/positive).
(コロナの検査を受け、陰性/陽性でした)

I’m glad you recovered from COVID-19. How are you feeling?
(コロナから回復されて嬉しく思っています。体調はどうですか?)

3-3.日本の現状に関する表現

The number of cases has been decreasing.
(感染者数は減ってきています)

Tokyo confirmed 100 new virus cases today.
(東京では今日新たに100人の感染が確認されました)

We received a special cash handout.
(特別給付金を受給しました)

All persons entering Japan from foreign countries will be requested to stay for a 14-day quarantine.
(日本に海外から入国する場合、指定の施設で14日間の自己隔離をしなくてはいけません)

I hope things get better soon.
(事態が良くなることを願っています)

近況報告で使える表現として、誰でも使えるものを多く集めてみました。Web会議の話し始めなどで、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

コロナに関しては、世界中の人が興味のある共通の話題なので、このトピックについて英語で表現できるようにしておくと、会話も進むことでしょう。3密など、日本独自の取り組みについても説明してみると、相手も興味深く聞いてくれるのではないでしょうか。
また、コロナ対策は各国で違いがあるので、英語で日本の現状について知らせる機会にもなります。そこからビジネスのアイデアが生まれることも期待できそうです。
Web会議など、英会話をする場面でぜひ、今回紹介した英語表現を使ってみてくださいね。

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