ビジネス用語のトレンドから定番まで紹介!知っておきたいワード30選

ビジネス用語のトレンドから定番まで紹介!知っておきたいワード30選


社会人であれば、知っておきたいビジネス用語のトレンド。近年は日本企業のグローバル化が進み、ビジネス用語に英語が入り混じるようになりました。それらの最新のビジネス用語は「カタカナ・ビジネス用語」と呼ばれ、多くは英語から派生した用語です。そのため、英語があまり得意ではない方にとっては、意味が理解しにくいかもしれません。また、一部のビジネス用語は、英語本来の意味とは少し異なることも。

この記事では会議や取引先との会話で困らないよう、トレンドのビジネス用語を解説。以前より使われているため今更意味を聞けない、という方もこの記事をチェックしてみてください。意味や使う場面、使い方がイメージしやすいよう、言葉本来の意味と例文もご紹介します。

目次

1.商談や会議で使うビジネス用語17選


使われているビジネス用語の意味が分からず困るシーンの一つは、取引先での商談ではないでしょうか。
商談で誰かが発言したビジネス用語の意味がわからないと、契約締結のチャンスを逃したり、顧客のニーズを拾い切れない恐れも。そのような事態とならないよう、ビジネス用語のトレンドをチェックしておきましょう。これらの用語を知っておくと、社内の会議でも使えます。

1-1.意見などに関するビジネス用語

意見・に関する用語の意味を知らないと、発言者の意見が賛成なのか・反対なのか、判断に困るかもしれません。よく使われている定番の言葉もありますので、頭に入れておきましょう。

・アグリー/agree

≪元の言葉の意味≫
(議論をした結果)同意する、賛成する、応じる、意見が一致する、同感である、合致する

≪ビジネス用語としての使われ方≫
賛成、同意、承認するというときに「アグリー」といいます。一方で、賛成や同意、承認できないときは、「ディスアグリー(disagree)」が使われます。

≪例文≫
「Aさんの提案はアグリーだけれど、Bさんの提案は実現するのが難しそうですから、ディスアグリーです」

・コンセンサス/consensus

≪元の言葉の意味≫
(意見などの)一致、全員または大多数の意見

≪ビジネス用語としての使われ方≫
ビジネスシーンでは、全員、または複数人の合意や意見の一致という意味で使われます。また、認識、意識という意味も含まれています。また、根回しや事前に了承を得るという意味で使われることも。

幅広いシーンで使われているため、覚えておきたいビジネス用語の一つです。

≪例文≫
例文:この議題はコンセンサス方式で結論を出そう。
※コンセンサス方式:会議で多数決ではなく、全員一致で結論を出すこと

・ディシジョン/decision

≪元の言葉の意味≫
決断・決心・決定したこと
(行為や過程の)決定、決断、決心
(裁判官などの)判決、採決
(人の)決断力、断固としていること
(~に)判決で勝つ、判定勝ちをする

≪ビジネス用語としての使われ方≫
意思決定、物事、特に経営方針や経営戦略などの重要事項を決定するときに使われます。決められたことに対して、決定責任者が責任を負うというニュアンスも含まれています。

≪例文≫
今日の役員会で、A社との合併をディシジョンしたらしいって噂聞いた?

1-2.予算などに関するビジネス用語

見積案に関する会議などでは、予算に関する用語を知っておくと便利です。

・イニシャルコスト/initial cost

≪元の言葉の意味≫
初期投資、初期コスト

≪ビジネス用語としての使われ方≫
英語と同じ意味で使われ、初期費用のことです。サービス導入やプロジェクトなどを開始するとき、または開始するまでにかかる費用のことを指します。一方で、プロジェクトが始まってからかかる費用はランニングコスト(running cost)。サブスクなどのサービス利用時の月額費用も、ランニングコストです。

≪例文≫
このサービス導入のイニシャルコストは無料だけれど、毎月のランニングコストが高いですね。予算をオーバーしてしまいます。

・コストリダクション/cost reduction

≪元の言葉の意味≫
低コスト化、コスト削減

≪ビジネス用語としての使われ方≫
英語での意味と同じように費用の削減を指しますが、ビジネスシーンにおいて、多くの場合はサービスや製品生産の許容最低限の原価を見直し、コストを削減するという意味で使われます。

経費削減を「コストダウン」ということもありますが、和製英語です。欧米では「コストコントロール」が一般的。

コスト削減に関するビジネス用語は他に、以下の2種類があります。

コストコントロール:製品の製造段階でのコスト削減
コストカット:全般的なコスト削減

≪例文≫
「受注が激減したのは、発注元のA社がコストリダクションを行ったためだと考えられる」

・バジェット/budget

≪元の言葉の意味≫
予算、予算案、予算額、経費、運営費、家計、生活費
(限りのある)物の集まり、量
(エネルギー、光、水などの)量
保管量、割当量
予算の、予算に関する、(値段が)予算にあった、手ごろな
(~を)予算に計上する
(時間・資金などを)割り当てる
予算に計上する、予算を立てる

≪ビジネス用語としての使われ方≫
予算・経費・生活費などさまざまな意味を持ちますが、ビジネスシーンでは「予算」という意味で使われることがほとんどです。

特に映画業界でよく使用され、予算を掛けたプロジェクトや大規模なもの全般を「ビッグバジェット」、低予算のプロジェクトを「ローバジェット」と呼んでいます。
また、サービスを必要最低限にしフライト料金を抑えた「格安航空会社」を「バジェットエアライン」と呼び、低予算で旅行することを「バジェットトラベル」、少ない予算で上手く旅行をする人を「バジェットトラベラー」と言います。

≪例文≫
「出張のバジェットを抑えたいから、バジェットエアラインを利用してほしい」

1-3.目標や成果に関するビジネス用語

これから紹介するのは、マーケティングや営業関連の業務に携わる方にとっては、聞いたことがある言葉かもしれません。運営などに関わるなら必ず覚えておきたい用語です。

・KGI

≪元の言葉と意味≫
Key Goal Indicatorの略
重要業績評価指標

≪ビジネス用語としての使われ方≫
組織の最終目的を数値や数量で評価できる指標で、最終目標のことです。売上・成約数・利益率など、数字で表せるものを指します。

≪例文≫
「売上比率が前年比20%増が今年のKGIだ」

・KPI

≪元の言葉と意味≫
Key Performance Indicatorsの略
重要業績評価指標

≪ビジネス用語としての使われ方≫
KGIを達成するために設定する目標で、KGIとKPIはセットで覚えておくのがおすすめ。目標達成に向けた過程において、どの程度達成しているかを評価する「中間目標」です。

定量的なKPIを設定することで、KGI達成率が把握しやすくなります。

≪例文≫
「年間の売上を30%増加というKGI達成のために、KPIはどう設定しようか?」

・コンバージョン/conversion

≪元の言葉の意味≫
転化、改造、変説、転向、改宗、(外国通貨の)換算、両替、(紙幣の)兌換
転換(すること)、改装(すること)

≪ビジネス用語としての使われ方≫
CVと略され、主にWebマーケティングで使用します。

元の言葉の意味「転換」が示すように、潜在顧客から見込み客への転換したこと、または転換した時点のことをコンバージョンと表現されています。例えば、サイトの閲覧者が商品の購入ボタンをクリックするなど、企業が目標としているアクションを起こしたとき、「コンバージョンに至った(または達成した)」と言います。

ページにアクセスしたユーザーが、どれだけサービス購入や契約に至ったかを測る指標は「コンバージョン率(CVRまたはCV率」です。こちらも覚えておくと、マーケティング部門との会話がスムーズに進みそうです。

≪例文≫
「急にコンバージョン率が上がったのは、商品価格を下げたからだろう」

・コミット(メント)/commitment

≪元の言葉と意味≫
委託、委任、引き渡し、投獄、拘留、委員会付託、言質(げんち)、(主体性を持って行動を起こし、明確な責任が伴う)約束、公約、責任

≪ビジネス用語としての使われ方≫
パーソナルジム・RIZAPの「結果にコミットする」という広告がきっかけで、広く認知されるようになった言葉。耳にしたことがあるという方は多いことでしょう。

業務や業務目標に対して、関与する、約束をするという意味で使われ、主に「結果を出すことに責任を持つ」という意味で使われることが多い言葉です。そのため、単なる約束よりも強い意味合いを持っています。

≪例文≫
「このプロジェクトにコミットしたからには、もっとアグレッシブに行動してほしい」

「コミット」をさらに強調したいときは「フルコミット」を使うと良いでしょう。コミットと意味はほぼ同じですが、フルコミットの方が強い約束を表します。「全責任を追う」「全力で挑む」といったニュアンスです。

≪例文≫
「社運を賭けたプロジェクトだから、フルコミットで挑んでください」

1-4.スケジュールに関するビジネス用語

スケジュールに関する用語の多くは、英語が由来となっていますが、「オンスケ」「パラ」などと略されたものは、英語圏の方には通じませんのでご注意ください。

・ASAP(エーエスエーピー/エイサップ/アサップ)

≪元の言葉の意味≫
as soon as possibleの略
できるだけ早く、今すぐにでも、少しでも早く

≪ビジネス用語としての使われ方≫
英語での意味と同様に、できるだけ早くという意味です。英文メールでも良く使われ「asap」「A.S.A.P」と書かれることもあります。

さまざまな読み方がありますが、日本では「アサップ」、英語圏では「エイ・エス・エイ・ピー」と読まれることが多いようです。

日本語の「なるはや」に該当するため、上司や取引先へは使わない方がいいでしょう。

≪例文≫
「A社の件でメールを送ったんだけど、ASAPで返信してくれる?」

・オンスケ

≪元の言葉の意味≫
on scheduleの略
予定通りに

≪ビジネス用語としての使われ方≫
プロジェクトなどが、滞りなく予定通りに進んでいる状態を「オンスケ」といいます。さまざまな業界で使用されていますが、特にIT業界で使われています。

「オンスケ」は和製英語ですので、英語圏の方には通じません。

≪例文≫
「あのプロジェクトに遅れはない?オンスケで進んる?」

・デッドライン/deadline

≪元の言葉の意味≫
締め切り、起源、期日

≪ビジネス用語としての使われ方≫
「超えてはいけない一線」で、締め切りなどの意味で使われています。延長できない最終締め切りといったニュアンスです。「デッド」と略されることも。

≪例文≫
「どうしよう!明日がデッドラインなのに!」

・パラ(レル)/parallel

≪元の言葉の意味≫
平行の、並列の、相似する、並行する、一致して、対応して、
(…と)平行して、(事柄など)相等しい、(…と)相似して、

≪ビジネス用語としての使われ方≫
2つ以上の業務やプロジェクトを並行して進めることを「パラレル」と表現します。2つの仕事を持つ「パラレルワーカー」という使われ方をする場合も。

カジュアルな表現では、略して「パラ」と言うこともあります。

≪例文≫
「めんどくさい案件を二つ抱えてるんだ。パラで進めるのって大変」

1-5.資料に関するビジネス用語

日系企業でも資料のことをカタカナ・ビジネス用語で呼ぶことが増えているようです。混同しないよう、意味をしっかり押さえておきましょう。

・アジェンダ/agenda

≪元の言葉の意味≫
(検討すべき)議題、計画、プラン

≪ビジネス用語としての使われ方≫
「アジェンダ」とは、会議の議題内容をまとめた資料のこと。アジェンダに沿って会議を進めるため、事前に用意します。

日本では、アジェンダを用いない企業もありますが、欧米では、会議においてアジェンダは必須とされています。アジェンダを持たずに商談へ行くと、「何しに来たの?」と取り合ってもらえないこともあるほどです。

≪例文≫
「どうしよう!5分後にミーティングが始まるのに、アジェンダを作るのを忘れてた!」

・レジュメ/resume

≪元の言葉の意味≫
フランス語での意味:履歴所、経歴書、要約、概要

英語での意味:
(中断したことを)再開する、再び始める、復旧する
再び取る、取り戻す
(健康や関係などを)回復する
※再びを表す「re」と取るを意味する「sume」が語源となっています。

≪ビジネス用語としての使われ方≫
「resume」は、英語とフランス語で意味が異なり、日本のビジネスシーンではフランス語と同じ意味で使われています。

主に、文章を要約したものを指し、アジェンダを要約したものをレジュメと呼ぶことがあります。

フランスだけでなく英語圏の外資系企業でも、履歴書や職務経歴書をレジュメと言いますので、外資系企業へ転職しようとしている方は必ず覚えておきたい言葉です。

≪例文≫
「A社にレジュメを送ったけれど、梨のつぶて。残念だ。」

・サマ(リー)/summary

≪元の言葉の意味≫
概要、要約、梗概

≪ビジネス用語としての使われ方≫
文章の要約やデータの集計、または要約・集計した資料のことです。IT業界では「大規模データを集約したもの」という意味で使われています。文書やWeb媒体で良く使われていますので、必ず覚えておきたい用語の一つ。

「要約/集計しておいて」という意味で「サマっておいて」という使われ方もありますが、カジュアルな表現ですので、使う相手やシーンは選んだほうがよいでしょう。

≪例文≫
「この資料すべてに目を通す時間がない。サマリーを作ってもらえませんか?」

使い方に注意したいビジネス用語

近年よく使われているビジネス用語は、英語が語源になっているものがほとんどです。しかし、英語での意味とはニュアンスが異なる意味となる用語があります。そのため英語圏の方との会話で使うときはご注意ください!

NR(ノーリターン):日本語で直行直帰という意味で使われますが、英語では返品不可の意味になります。

アグレッシブ(aggressive):英語での意味は、「(良い意味で)グイグイ行く」ような意味で使われる「アグレッシブ」とは、やや異なるニュアンスになります。「敵意を持って攻撃をしかける」という意味合いが含まれますので、「アグレッシブだね」というと気分を害してしまうかもしれません。

ボリュームゾーン:マーケティングの分野で使われることが多い用語で最も売上が高い顧客層のことを指します。経済成長に伴い、購買力が向上したインドや中国など新興国の中堅所得者を意味することもあります。英語圏の方に「Volume Zone」と言っても通じませんので、「premium market segment」「largest customer segment」と伝えましょう。

クレーム(claim):日本では「苦情」を意味しますが、本来の意味は「主張」や「申し立て」「申請」を意味します。英語では苦情は「complaints」になります。

2.戦略・手法に関するビジネス用語8選


次に紹介する用語は、ITやマーケティング業界でよく使われている用語です。ITやマーケティングに関わっていない方であっても、他部署と連携して業務を勧めるときや、異業種交流などで他の業界の人と話をするときには、知っておくとスムーズに会話を進められるでしょう。

・アジャイル/Agile

≪元の言葉の意味≫
(動きが)機敏な、はしっこい、(…に)機敏で、はしっこくて、頭の回転の早い、機敏な、明敏な

≪ビジネス用語としての使われ方≫
システムやソフトウェア開発の技法を指す言葉ですので、IT、特にシステム開発に関わっている方なら聞いたことがあるかもしれません。

機敏な、素早い、といった意味を持ち、クライアントなどからの仕様変更に柔軟に素早く対応し、開発を進める手法のことを指し、「アジャイル開発」と呼ばれることもあります。

環境の変化に素早く対応して目標や戦略を迅速に決定する「アジャイル経営」「アジャイルマーケティング」という用語もありますので、まとめて覚えておくと良いでしょう。

≪例文≫
「設計と実装、テストを繰り返して進めるアジャイル開発なら、サービスリリースまでのスケジュールを短縮できますよね」

・カスタマージャーニー/Customer Journey

≪元の言葉の意味≫
顧客の旅

≪ビジネス用語としての使われ方≫
「カスタマージャーニー」は、直訳の「顧客の旅」のことで、消費者が商品やサービスを認知してから購入や契約に至るまでの流れを指します。

「行動」「思考」「感情」を時系列で表した図表・カスタマージャーニーマップを作成することで、課題を抽出できたり、消費者の立場となってサービスや商品の見直しができたりと多くのメリットを得られるでしょう。。

主にマーケティングで使われている用語です

≪例文≫
「なぜコンバージョン率がこんなに低いんだろう。カスタマージャーニーマップを作って、原因を探ってみよう」

・OODAループ

Observe (観察)、Orient (状況判断、方向づけ)、Decide (意思決定)、Act (行動) の頭文字をとったもので、相手の動きを含めた状況分析を行い、自分の戦略作戦を実行に移すためのフレームワークです。状況に応じて対応する手法のため、素早い対応が可能。

従来の業務効率を高める手法・PDCAサイクルは、実行してみると効率が悪いと言われています。そこで、もっと効率よく業務を改善しとして注目されたのがOODAループです。

≪例文≫
「刻一刻と変化する状況でも、競合より先に成果を得るために、OODAループを早く回そう。」

・バズ・マーケティング

≪元の言葉と意味≫
英語ではMarketing buzz

≪ビジネス用語としての使われ方≫
SNSで話題になることを「バズる」と表現することをご存じの方も多いでしょう。
TwitterやInstagramなどのSNS上で「バズ」らせて、商品やサービスの口コミを通じて認知度を広めていくマーケティング手法のことを「バズ・マーケティング」と言います。

似た言葉で、「バイラルマーケティング」があり、こちらは口コミを通じて良い評価が伝わっていく様子を表す用語です。

≪例文≫
「A社のバズ・マーケティングは見事だ。SNS上にA社の製品に関する投稿がたくさん挙がっているよ。バズったね。」

・フレームワーク/framework

≪元の言葉の意味≫
(建築などの)骨組み、枠組み、(組織・観念などの)構成、体制

≪ビジネス用語としての使われ方≫
マーケティングまたはIT関連の方なら、馴染みのある言葉でしょう。

マーケティングでは、課題の抽出や明確化、課題に対する対応方法の検討、戦略立案の際に使われています。代表的なものに、自社の弱みや強みを分析する「SWOT分析」やターゲットを決定したり自社の立ち位置を明確にする「STP分析」などがあります。先述したPDCAサイクルとOODAループもフレームワークの一種です。

一方、IT関連では、システム構築においてフレームワークが使われており、アプリケーションの土台となり得るものです。システム構築の際に、どのように制作するかあらかじめルール化されており、フレームワークを利用することで、作業量を減らせるというメリットがあります。

≪例文≫

「フレームワークに当てはめて、戦略を見直そう」

・ブルー・オーシャン/blue ocan

≪ビジネス用語としての使われ方≫
競争相手のいない未開拓の市場を「ブルーオーシャン」と表現します。また、競合がいないブルーオーシャンを開拓する経営戦略は、ブルー・オーシャン戦略(blue ocean strategy)です。

既存の市場を抜け出して新たな市場を開拓するブルー・オーシャン戦略は、成功すれば利益を独占できるでしょう。

≪例文≫
「韓国のサムスン・グループ、LG電子、中国のハイアールは、ブルー・オーシャン戦略を導入し、市場創出に成功したと言えるだろう」

・レッド・オーシャン/red ocan

≪ビジネス用語としての使われ方≫
ブルー・オーシャンと反対に、競争が激しい既存の市場を指します。「血で血を洗う赤い海」が由来。

市場への参入は難しいけれど、参入している企業が多いということは需要も多いため、レッド・オーシャンでの戦略が成功すれば、大きな利益を上げる可能性があります。

≪例文≫
「ブランド力のある大企業なら、レッド・オーシャンでも充分成功できるだろう」

・コンティンジェンシープラン/Contingency Plan

≪元の言葉と意味≫
〔事故や災害などに備える〕緊急時対応策、危機管理計画

≪ビジネス用語としての使われ方≫
緊急事態や不測の事態が発生したときの対応策や、社員の行動指針を定めておく緊急時の対応計画です。コンティンジェンシープランを定めておくことで、迅速に業務などの復旧が可能です。

≪例文≫
「災害やハッキング、情報漏洩などさまざまな事態に備えてコンティンジェンシープランを定めよう」

3.日常で使うことも多いビジネス用語5選


最後にビジネス以外の日常生活でもよく使われている用語を紹介します。最近は頻繁に目にするトレンドな用語です。一方、よく見かけるけれど正確な意味を把握できていない、という方は多いかもしれません。そんな方は、ここでしっかりと意味を押さえてくださいね。

・タスク/task

≪元の言葉と意味≫
(つらくて骨の折れる)仕事、(課された)務め

≪ビジネス用語としての使われ方≫
英語本来の意味は重みがありますが、日本のビジネスシーンでは、単に行うべき作業や課題のことを意味します。

似た言葉に「ToDo」がありますが、意味合いが少し異なります。タスクは、明確な期限が設定されているのに対し、ToDoは期限が設定されていません。

例えば、日常生活では「家賃を支払う」「レンタルしていたモノを返却する」「ワークショップに申し込む」などがタスクとなり得ます。

≪例文≫
「このタスクをすべて片づけたら、飲みに行こう!」

・バイアス/bias

≪元の言葉と意味≫
傾向、先入観、偏見、先入主、(…の)性癖、(ローンボウリングの球の)形のゆがみ、球を斜めに進ませようとする力、偏重、偏った進路、(布地の裁ち目・縫い目の)斜線

≪ビジネス用語としての使われ方≫
いわゆる「思い込み」のこと。先入観や偏見、思考や判断の偏りなどを指し、思い込みが強い人のことを「バイアスがかかっている」と表現されます。

≪例文≫
「彼はバイアスがかかりすぎてるよね。もう少し広い目線を持てばいいのに」

・パラダイムシフト/paradigm shift

≪元の言葉の意味≫
当然だと考えられていた価値観や概念などが、根本から転換することを意味する言葉。アメリカの科学者及び哲学者であるトーマス・クーンが提唱した概念です。

≪ビジネス用語としての使われ方≫
ビジネスでは業態変更や新たな取り組みを指します。テレワークやリモート飲み会、オンライン講習会などもパラダイムシフトの一例と言えるでしょう。

≪例文≫
「あの衝撃的な事件のおかげで、パラダイムシフトできたよ」

・マイノリティ/minority

≪元の言葉と意味≫
少数、少数派、(人種・宗教上などの)少数民族、未成年、未成年期

≪ビジネス用語としての使われ方≫
広い意味で少数派のことを挿しますが、特に社会的に少数派の人々を指すことがほとんどです。例えば、LGBTQや何らかの障害を持つ人々などもマイノリティだと言えます。

ビジネスでは、ミーティング上での少数意見に対して「マイノリティオピニオン」という使い方があります。

反対に多数派は「マジョリティ(majority)」です。

≪例文≫
「バイセクシャルである僕はマイノリティな存在だと言われる。でも、自分の性的指向に誇りを持っているよ。」

・メタバース/metaberse

≪元の言葉と意味≫
通信ネットワークやコンピューター上に構築された仮想空間やサービスのこと。
「超越した」という意味の「メタ(meta)」と「宇宙・ユニバース(univerese)」の「バース」を組み合わせて作られたトレンドな言葉です。

≪ビジネス用語としての使われ方≫
インターネットの進化系で、新たなビジネスモデルとして近年注目されています。自分の分身であるアバターを作り、仮想現実世界の中で、他のアバターと交流したり、仕事をしたりすること。ゲームなどで、既に体験している人は多いでしょう。

≪例文≫
「メタバースを謳った投資信託の詐欺が増えているらしい。気を付けて!」

まとめ:ビジネス用語のトレンドを知ってビジネスチャンスを掴もう

こうしてビジネス用語のトレンドを見ていくと、時流に沿った言葉が多いことが見えてきます。例えば、「メタバース」はインターネットの発達とともに生まれましたし、「バズ・マーケティング」もSNSの普及によって誕生しました。

そのため、ビジネス用語を知っておくことは、会話や仕事上で便利なだけでなく、時代の流れを読みビジネスチャンスを広げる良い機会なのではないでしょうか。

ビジネス用語のトレンドを追ってみると、業務での会話がスムーズになるだけでなく、ビジネスの成功に繋がるかもしれません。

文:カワムラ ルイ
編集:山﨑 梨惠(リベルタ)

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